今回は前回に引き続き新型ゴールドウィングの乱切りのインプレッション後編になります。新型ゴールドウィング納車後のインプレッションとしてはこれが最終回になります。

それにしてもですね。今回でなんとインプレその10ですよ!1回のインプレにつきテキスト4000字くらいある(ちなみに今回約5000字)から、なんとこれで4万字オーバー。400字詰め原稿用紙100枚!!・・・もうアホですな。

しかも、バイク3台でネタ回してるんで、1ヶ月に1度か2度の更新頻度になっちゃってますから、結果的にもう半年近くにわたってインプレしているというですね・・。もはや、インプレが長期連載になっちゃってますよ。アニメで言うと「ヒロインと出会い、あふれ出る妄想を語ってるうちに1クール終わった・・」みたいな感じですよ。普通のブログはバイクのインプレ終わってから、日々のお付き合いをつれづれと書き綴っていくわけですよね。でもインプレが全然終わらないので、私ときんつばの旅は半年経てども「まだはじまってすらいない。」のです。

いやね。歳くって安全マージンとって走ってますから、まだこの状況を笑ってられますが、昔の私は「半年で廃車」とかありましたからねぇ。

「インプレ書いているうちに、いつのまにか事故廃車になっていた ・・な・・何を言っているのかわからねーと思うが おれも何が起こったのかわからなかった・・頭がどうにかなりそうだった・・フレーム修正とかニコイチだとか・そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ、、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・

って、アホのポルナレフ状態になっちまう可能性すらあるわけですよ。私ポルナレフ好きなんですよね。なんせアホ仲間ですからね。波長が合うんです。この台詞大好きなんで前々回に引き続き二回使ったんです。やっぱね。「大事なことだから二回言いました!」ってのはお約束ですよ。しかも、このポルナレフ150字もあるんですね。こんなの入れてるからブログが長くなるんですね。そもそも私のブログは前置きが長すぎですよね。でもこれ、本題に入る前の助走なんですよ。ネタブログはこの助走がないと飛べないんです。でも助走で足使いすぎて、肝心の本題がスカスカになるんですよね。本末転倒ですね。ある人から「前フリの方が面白いね」っていわれて凹みましたね。これ褒め言葉に見えますけど、前フリって中身がないですからね。中身入れるとつまんないってことですね。私のブログの存在価値の全否定ですね。

ああ、いけないいけない。また心の闇があふれ出て暗黒テキストになってしまいました。暗黒テキストって止めどなく出てきてとまらなくなっちゃうんで、とりあえず気を取り直して、インプレいきましょう。


インプレッションその6 電動ウインドスクリーン

これもう最高ですね。だってウインドウスクリーンがグリグリ動くんですよ。しかも「手で高さあわせしなくてもいい」んです。走りながらボタン一つで「スィーーーーー」ってスクリーンを上げ下げできる。

DSC_1014
(左スイッチボックスの右上がウィンドウスクリーン。操作すると霊の移動のように音もなく滑らかにウィンドスクリーンが上下する。これ、くっそ便利ですね。左上はオーディオのボリュームです。たまに間違えてオーディオのボリューム上げ下げしてるときもあります。)

電動のありがたいところは、無段階調整ができるってことですよ。通常の調整式って特定の固定位置にガションガションとずらしながら固定していくわけですが、細かい調整には限界がある。しかし、電動は無段階調整なので、任意の位置に好き勝手に停止できるわけですね。あと調整するのにバイクを止めなくていい。これは圧倒的なアドバンテージです。

「いや、止まって調整すれば良いじゃない」って言われましても、そんな簡単なことじゃない。ソロライダーがバイクを止めるときって、放尿しないと股間の黒部ダムの決壊が予想されるときか、給油の時か、素敵な風景に感動したときくらいなんです。だから、停車して手で調整するスクリーンってことになると、私のようなズボラな男は、調整しないでとりあえず次の放尿バルブ開放ポイントまで走り続けるという結果になってしまう。

何より風の防御って走ってる時のシュチュエーションによって変わるじゃないですか、だから本来走りながら調整できなきゃダメなんです。「風強いなぁ」って思ってから、止まって調整するっつったって、止まってるときは走行してる時のように風当たってないですから。走ってるときの風当たりを予測して、「こんなもんかな・・」ってやるしかないんです。これじゃ調整にズレが出ますし、高速道路の路肩にバイク止めるなんて実に面倒くさいですからね。やっぱりスクリーンは電動が使いやすいし圧倒的に便利ですね。


DSC_1012
(調整したスクリーンはエンジン切ると一番下まで下がりますが、最後の位置がメモリーされてて、エンジンかけるとちゃんとその位置まで上がってくれる。芸細です。)

インプレッションその7 ヒルスタートアシストシステム

これ最初名前聞いたとき、センサーで急な坂道を感知したとき、ガソリンをたくさん吹いてエンジンのトルクを底上げしてくれるシステムなのかな・・って思ってたんですよ。事実ゴールドウィングは一速に落とすとエンジン回転が少し上がって、エンストしにくくしてくれる。一速落とす度にエンジン回転が上がるんで最初はとってもうっとうしかったけど、慣れるとあまり気にならなくなりました。この機能ってそれの強化版だろうって思ってたんですが、どうも違うらしい。

マニュアル読むと、坂や駐車場などの斜面から発信するときにブレーキレバーをはなした後で、ブレーキを3秒間保持してくれる機能とのことです。

・・いや・・でも・・あの・・・これ使わなきゃいけないってことは、「坂道発進ができない」ってことになるのですがががが・・。こんな高度な機能入れなくても、リアのブレーキレバー踏むだけで同じことできますでしょう。

そもそも私はズボラなんで坂道発進でリアなんて踏みません、面倒くさいから。左足でニュートラルから一速に落として、フロントブレーキリリースして、車体がバック始めるまでにクラッチでエンジントルク拾えばいいだけ。30年間ずっとこれ。でも、DCTだとこれがやりにくいのかもしれないから、この機構はそれなりに便利なんですかねぇ・・・。

でもねぇ・・そもそも昔のビックスクーターにはこんな機能なかったですよ。どんな坂道でもブレーキ解除のタイミングに上手くアクセルあててあわせてたんです。DCTだって同じで良いんじゃないだろうか?

乗る側も、こういうアシスト機構に頼ってばかりじゃスキルが高まらないと思うんですよ。これに慣れてから、アシスト機構ないバイクに乗ったときに、「坂道発進怖い・・」ってことになったら、元も子もないですから。私はバイクに搭載される過保護は、否定するわけじゃないけど、乗り手にとっては毒にもなると思ってます。

私は購入してから一度も使ってないので、いまだにどうやって作動させるのかよくわかってない。マニュアル見ても使わないからすぐ忘れる。とにかくきんつばは低速にバカみたいにトルクあるバイクですから、ブレーキリリースした直後に半クラあてたってエンストなんかしません。これ、使いどころがなくて困ってるシステムの筆頭ですね。

インプレッションその8 キーレスエントリー


これはですね。はっきり言って「人類の革新」ですよ。キーを指す一手間ないだけで、ズボラな私は大喜び。あると凄ーーく楽ちんな機能の筆頭前頭です。特に収納があるゴールドウィングでは、このキーレスがメチャメチャ便利なんですよ。だって前モデルのF6Bでは停止してパニア開けようとすると、

①エンジンを止める。
②キーシリンダーからキーを抜く。
③バニアの方の鍵穴にキーを差す。
④ロックを解除する。
⑤バニアの開閉ステーを引いて開ける。
⑥荷物入れる。
⑦パニアを閉じる
⑧キーをロックする。

⑨鍵を抜く。
⑩イグニッションに差す。
⑪エンジンかける。


とこれだけやる必要があったんですよ。こんなクッソ手間かかることを毎回やってたんですよね。「あ、あの荷物出し忘れた!」ってなったらもう一度最初の手順からやり直し。もうじれったくて腸捻転になりそうですよ。でも、キーレスなら近づくだけで、バニアのロックが解除される。しかも開閉はボタン式。にっこり笑って「ポチッとな」ってボタンを押すだけですよ。手順も「開ける、入れる、閉じる」だけ。

これまで30年間バイクのキーを指したり抜いたり、日々カチャカチャやってきましたが、もうね。「黒電話からスマホになったような気分」です。「おおおお・・なにこれ!便利じゃあああ!!!」って感動の涙が止まらない。

オッサンの涙
(歳をとると涙腺が緩くなり、ちょっとしたことでも感涙してしまう。どうでも良いところで涙が出るんで、男泣きが超絶安っぽくなります。鬼滅劇場版で煉獄さんが散った時の私の顔がこんな感じ。)

ただ、このキーレス、黒くってかなりボッテリしてデカいんですよね。昔私が長期間放置して「ダークマターと化したスイートポテト」に色も形もよく似てる。「もう少し小さくしてくれたら良かったのにぃ・・」なんて思いますけど、よく考えたらバイクに刺さってるわけじゃないので、まかり間違って走行中にズボンのポケットからぽろっと落ちたら終わりなんですよね。ですから、落ちない大きさ、落ちたら気がつくような大きさを検証して、キーの仕様を決めてるんでしょうね。

インプレッションその9 電動バックギア&押し歩き

電動バックギアは、これまで動作確認に2回使っただけ。F6Bの頃と同様、降りて人力で押してます。なんでかって?だってこれバッテリーに相当負担かかりそうなんですよね。リバースボタン押して、バックボタン押すだけなんですが、もう凄く苦しげにバックするんですよ。もうメチャメチャ頑張ってるのがわかりますよ。だからできるだけ使いたくない。きんつばは車体もF6Bより軽いし、低重心でバランスも良いから、押すのに支障もありません。やっぱりバイクに必要な筋肉は日常で鍛えていかないと、すぐなまっちゃいますし、跨がって下がるの嫌いなんです、昔から。

この手の重量級バイクは傾斜地下り方面に、頭から突っ込んで止めちゃうと「ゴリラでもない限り基本詰む」んですが、バックギアのない大型バイクに長年乗ってきたおかげでそういう止め方も本能的にしないから、使う機会はホントない。「これ取っ払ってもっと軽量化してくんないかな・・」とも思うけど、初期型F6Bでバックギア外したマッチョ兄貴仕様は、多くのオーナーの不興を買いましたから、ホンダは二度とやらないでしょうね。

ちなみにこのバイクをバックで押した時の印象ですが、押しながらハンドル切った時の感触がフツーのバイクとやっぱ全然違うんですよね。フロントのダブルウィッシュボーンはフリクションがほとんどないはずなのに、ステアリングダンパー弱めにかけてるみたいにねっちょり切れるんですよね。

普通のバイクと違ってタイヤが切れはじめると、一気に舵角が入っていくようなことがないんです。フラットに切れていくと申しますか・・。この特性がダブルウィッシュボーンの乗り味に影響してるのかな?と思いますね。操舵軸がオフセットしてるので、ハンドル切ったところより離れたところで車輪が切れてる感じも不思議。あと、押してもF6Bより圧倒的にコンパクト、ハンドルとシートの位置関係が普通で、デカいバイクの感じはほとんどしませんね。

インプレッションその10 燃費&ガソリン関係

燃費はリッター20km/hくらいかなぁ。あんまり気にして走ってませんが、特に悪い感じはない。F6Bに比べてガソリンタンク容量が25L→21Lと4L減ってるんですが、特段給油がせわしない感じもない。エコノモードもあるし、6気筒ってことを考えると十分な燃費効率でしょう。しかし、大雑把というかなんというか、インパネに表示されるデジタル燃料ゲージは6目盛りしかございません。ディスプレイでかいので目盛りもデカい。老眼には見やすくてありがたいですけれども。

最後の目盛りになって、「おお!給油か!!」って残りの走行可能距離見ると160㎞とかになってて、「最後の一目盛りの範囲がデカすぎィィィィイイ!?」って暴走した初号機のように天に向かって叫びたくなる。

もうね。

「ゴールドウィングの最後の一目盛り>>>>ハーレー・フォーティーエイトの満タン」

ですから。目盛りのスケール感が違いますよ。インパネにガス欠までの航続距離がデジタル表示されてますから、「細かいところはそっちで見てね♡」てことなんでしょうけど、こんな切迫感のない目盛り表示もないですよ。もはやこの目盛は、残量表示っていうより、ライダーの心理面を操るためにあるのだと思う。アメリカや北海道なんかでは重宝しそうですが、近場走りだと世界観がおかしくなる。

ちなみにストリートトリプルは航続距離250㎞くらいで8目盛あり減り方はかなり正確。一方でメインバイクのダイナはアナログ燃料計で航続距離は320㎞くらい?まぁ大体270㎞前後で給油してますが、燃料計が実にアバウト、つーかのぞき込まないとよく見えない。完全にフィーリングアメリカ、コバルトの風です。

「左ハジまで行くとそっから先は燃料が入っているという保証はできねぇぜ。」

という実におおらかでいい加減なもの。でもまぁ昔はほとんどのバイクがいったんガス欠症状が出た後、コックひねってリザーブタンクに切り替える仕様で、燃料計はないのが当たり前だったんで、
「バイクの燃料計なんてそんなもんでいい」という感覚がどこかにあるのかもしれないですね。

ガソリンはF6Bから引き続きレギュラー指定。さすがホンダ。うれしい。

一つ不満があるとすれば、給油の時に勢いよくタンクにガソリン入れると、逆流してガソリンのハジキが飛ぶことがあるんですよね。これなんとかして欲しいなぁ・・。私がギリギリにこだわりすぎなのかもしれませんが、どうせ入れるなら目一杯ってのが人の本能ってもんですからね。

ライフゼロ4
(えるさんのリクエストにお応えして、困った顔のきんつば嬢。中二病で精神防御を固めた人々の弱点は「褒め殺し」。褒められたことがないから対処方法がわかりません。アニメや漫画の世界では「ふぇぇ・・」というワードが出たらライフゼロです。)

ということで、細かな部分のインプレを前後編でお送り致しました。これで、新型ゴールドウィング最後のインプレが終了でございます。皆様長らく読んで頂いてありがとうございました。

次回から何書こうかなぁ・・