なんかもうあっという間に年末ですね。今年はどれぐらいのブログを書いたかな~?って数えてみるとこのブログ入れて76でした。数からいうとそう多くはないと思いますけど、1つのブログが勧進帳のように長いので、本年度も「テキスト廃人」ぶりを遺憾なく発揮したのではないかと思います。

私にとって「2020年がどんな年だったか?」を改めて振り返りますと、「今年はやっぱとんでもなく特殊な年だったな~」と感じてます。

まず、コロナウィルスの感染拡大防止措置により随分と生活環境が変わりました。外出自粛や集会、イベントの中止で、春先から秋にかけての予定が全て吹っ飛び、土日がガラ空き。こんなことこれまでありませんでした。

世の中のいろんなものが一旦停止し、強制的に余暇が増えたんですよね。仕事終わっても夜に飲み歩くこともなく、土日にもイベントが入らないおかげで、バイクに乗る機会が劇的に増えました。

とにかく人と接触しなきゃいいんだから、家周辺にいるより最果ての地にバイクで旅だった方がリスクが低いわけですよ。これはバイクで出かけるにあたって、非常に大きな免罪符でしたよね。もともとソロライダーだった私は、これ幸いとバイクに乗りまくり、4月、5月は例年になくダイナの走行距離が伸びました。

で、走れば走るほどバイクに対する思いは募り、その思いに比例して、ブログテキストの伸びが良くなるわけです。そのせいか今年は長文ブログが随分多かったのも特徴。私の考えてるブログの目安は3000字前後なんですが、今年はそれを大幅に超え、4000字級のブログも結構あったのではないかと思います。

そして、何を思ったか、ついに大型バイク2台購入という目も当てられないような暴挙に出てしまいました。スマホゲーのガチャも止め、外出自粛で酒も飲まなくなり、娯楽への出費が劇的に減ったことや、車の買い替えのために月々貯めてた定期が満期を迎えて、私の手元にまとまった金がどーんと入ったってのも原因。こんなのまさに「バカにあぶく銭」。浪費の燃料みたいなもんですよ。その時、私の頭の中にいる「目が節穴の天才軍師」、海のリハクがこうささやいたんです。

「この厄災により生じた余暇を利用し、おニューのバイクを乗り倒してはいかがかな?これぞ災い転じて福となす・・死中に活ですぞ・・」

このささやきで脳の神経が切れた私は、6年くらい一切バイクを買ってなかった反動もあって、6月に「ストリートトリプルRS」を現物も見ずに衝動買い。この超軽量スポーツバイクで峠や湖畔道路の侵略行為にふけり、自らの資源を顧みない破滅的拡大戦略に舵を切っていきます。

10月にはF6Bを下取りにして、「新型ゴールドウィングの箱なしMT」を購入。バカか?ここで脳内の名軍師が一言。「おお、御館様・・2台購入とは・・それはやり過ぎですぞ・・こんな酷いことになるとは、この海のリハクをもってしても・・」ってもう遅ぇよ!!!!原因お前だよ!!

思い出しましたよ。私はかねてより「金殺隊(きさつたい)」の一員でしたよ。今までは最前線を離れ、静かな生活を営んでおりましたが、コロナという鬼のせいで凄まじい浪費力が目覚めてしまった。私の欲望により家計は赤く染まり、顔には浪費痣が浮き出て、通常人では考えられないスピードで金を消費することができるんです。もうね。使いすぎですよ。「全集中・金の過呼吸・9の型」くらいまではいきましたね。

既に我に返ってますが、白目になって売買契約に押印しまくってましたから、今更どうしようもありません。パナウェーブ研究所が提唱してる「スカラー電磁波の毒電波」にやられたのかも・・。

でもまぁ、今年の開き直りは「人間いつ死ぬかわかんないんだから、今のうちにできるだけ楽しもう」っていう、極めて末世的な考えによるものだったと思うんですよ。志村けんが亡くなったのがデカかった。日本の最高医療をもってしてもコロナはどうしようもない、ってのがあれでわかっちゃった。コロナ禍でバイクだけはよく売れたということですが、バイクみたいな高リスクの乗り物が売れるってのは、閉塞した状況の中で刹那的な楽しみを求めた人も多かったんじゃないかと思うんですね。

いずれにせよ、この特殊事態で踏ん切りがつき、かねてから思い描いていた夢の3台体制が実現することになりました。

なぜ3台体制が理想なのかというと、北陸地方で年がら年中バイクで走ろうとすると、「夏風と太陽を全身に浴びて走るネイキッドバイク」「冬の寒風から全身を防ぎきるフルカバードバイク」の2台はマストなんです。それが私にとってダイナとF6Bだったんですが、重いバイクが大好きなこともあって、結局どっちも300㎏を超える重量車。その対極としてあと1台、軽量なスポーツバイクが必要だったんですよ。でも、車検ありのバイクを1台増やすのって、ものっ凄くハードルが高いんです。

だって、仕事してると趣味の時間がなかなかとれないから、バイク増やしても、結局乗る機会がない。もったいなぁと思うから踏ん切りがつかないんですよね。でも、今年は余暇が多くなり、「こりゃ存分にバイクに乗れるじゃねーか!ここが勝負所じゃ!総力戦じゃー!全軍突撃ぃいぃ!!!アヒャヒャヒャヒャ!!バンザーイ!!」みたいなことになっちゃったわけです。あー、ヒドイ。

現状、ダイナとゴールドウイングに峠仕様のストリートトリプルが加わったことによって、ゴールデントライアングル的三権分立が確立したという感覚があります。こいつらは互いにけん制し、かつ補い合う関係になってるんで、あらゆるシュチュエーションが綺麗にカバーできてる。

ユニット的に見ても「古典的なフィールのV型2気筒」「レーシングユニットで吠えまくる3気筒」「贅沢感が極まった水平対向6気筒」と、個性が強く、味も異なるエンジンですし、現代水準のハイテク装備の数々に触れて、バイクに対する考え方や視野がまた少し広がった気がする。「消費者の本質は消費であり、買うことによって消費者は成長する」という消費の原則を、あらためて再認識した次第であります。

あと、F6Bの買取額も異様に高かったんですよね。バイク店からしたら、売ることも大事ですが売り物の確保、つまり仕入れもそれと同じくらい大事だったってことでしょう。新車の供給が今後ままならない状況になれば、中古も徐々に枯渇する。必然的に良いタマの奪い合いになるので、程度の良い下取車は高値つけてでも取っておきたいってことだったんだと思います。

ということで、今年はバイクにメチャメチャ金を使うと共に、メチャメチャ乗った1年でありました。とんでもない浪費もしましたが、バイク乗りとしては、とても幸せな一年だったといえます。

コタツ2
(北陸の12月から2月は、走ることができる日が限られているため、バイク達はまったりとくつろぐことが多いです。)

今年は、へっちまんの素人模型&モーターサイクルにも大きな変化がありました。今年の夏頃からアクセス数が異常に伸びたんです。「今でも・・信じられねぇ・・。」なんせ売れない芸人みたいに不遇時代が長かったですからねぇ。

で、一体、何がアクセス稼いでくれたのかっていうと、実はザラブ嬢(ストリートトリプル)なんですよハーレーネタは昔から安定してアクセス稼いでくれるんですが、ストリートトリプルにこれだけアクセス人気があるとは・・・。

ちなみにコロナウイルスは私の仕事面にはほとんど影響もなく、年末まできたのはちょっと意外でした。これは私の仕事が景気にあまり左右されないことや、同業者が高齢で廃業したりという部分にも助けられています。身内でコロナにかかった人もいなかったし、「私個人にとってはそれなりに良い一年」だったのかなぁと感じています。

しかし、世界的に見ると今後いろいろな問題が起こってくるんだろうと感じてます。いつもお世話になってるハーレーディーラーのスカスカぶりとか、「パーツが来ない・・」っていうぼやきを聞いてると、アメリカで新車が作れていないってのを実感させられる。ハーレーが入庫しないから、BMW、トライアンフ、ドカティの売上げが伸びてるってとこもあると思います。

メーカーで生産状況によって明暗が明確に分かれてますよね。新車が潤沢にないから、中古相場もどんどん値上がりしてます。元中古業者として今の中古って年式が古くても価格下がらなくってびっくりする。この価格だと中古のうま味が全然ないんで、新車をオススメするわけですが、新車もタマがないとなると、一体何をお勧めしていいのかわかんない。

来年は一体どんな年になるかわかりませんが、コロナ感染にユーロ5の排ガス規制と、バイク業界としてはなかなか舵取りが大変な一年になりそう。ユーロ5によりNOxを、現状よりさらに3割削減するというトンデモねぇことになりますが、ここ数年でエンジンに対策が入ってないバイクはディスコンになる可能性大。小手先の対応では排ガスを綺麗にするって難しいですからね。

そんな中メーカーはコストをかけて存続させるモデルと、生産を打ち切るモデルの取捨選択をしなければならない。で、これがまたしても中古相場を押し上げるでしょう。私自身、中古の割高感が、今年2台の新車を購入したことに繋がってますから・・。でも、ぼやきつつも、受け入れなきゃならないものは受け入れるしかないし、バイクなんて先を恐れてちゃ乗れない乗り物なんで、前向きに、楽観的に考えていきたいですね。

それでは、あらためまして。皆様、一年間、当ブログにおつきあい頂いてありがとうございました。これが今年最後のブログになります。また来年お会いしましょう。良いお年を~。