購入してから既に1ヶ月以上が経つというのにまだマトモなインプレッションを開始していないゴールドウィングSC79ですが、理由はいろいろあります。

その一つが「愛称が決まってない」こと。

私のブログのイラストは「バイクを美少女キャラに見立てる」という昨今のメカ表現ではスタンダードとなった擬人化スタイルなんですが、擬人化する以上、ちゃんとしたネーミングが必要だと思うんですよ。

メイド服着た女の子を指さして「SC79ゴールドウィング無印」ってあまりにも風情がないですし、リズムが悪すぎて、文章にならない。

このため、当ブログの作成にあたっては、ダイナ・ローライダーは「ダイナ嬢」。ストリートトリプルRSは「ザラブ嬢」、ゴールドウィングF6Bは「F6B」と簡単で短めの愛称で表記してきました。

ダイナ・ローライダーの「ダイナ嬢」ってのは、もうそのまんま。「なんでローライダーにしなかったの?モデル名の方がわかりやすいのに・・」って思われるかもしれませが、ローライダーってモデルは、いろんな人が強い思い入れを持っていて、「あんま茶化せないじゃん」ってことで、あえてモデル名ボカしたんですよね。

一方、F6Bはゴールドウィングの派生モデルでしたから「F6B」という型式名がハナからついていて、それをそのまま採用。分かり易くて一番しっくりきてました。

ストリート・トリプルRSは「ザラブ嬢」。ちょっと変わってますが、これもそんなに悩まなかったんですよね。だってあのバイクは私の中で、ニセウルトラマンで、ニセウルトラマンはすなわちザラブ星人でしたから、「ザラブ嬢」っていう愛称はすぐ浮かんだんです。

ストトリの方が通りが良いのかもしれませんが、文章書くものとして、なんか昔の「カストリ雑誌」を想像させてイメージが良くなかったんですよね・・。

このように、これからブログでお付き合いしていくにあたって、SC79も愛称を決めたいわけですよ。でも、納車されてから1ヶ月半ずっと愛称決められずに今に至ってる。

私の買ったモデルはそれまでのF6Bと同様、箱なしのモデルです。しかし、今回ホンダさんは何を考えたのか「ゴールドウィング」の名称を箱なしの方に設定しやがったんです。

その結果、箱ありは「ゴールドウィング・ツアー」ってことになった。SC79からは箱なしが「スタンダード・モデル」で、箱ありが「豪華版モデル」みたいなネーミングになったんですよね。

でもね。ホンダさん。ハッキリいいますけど、ゴールドウィングみたいなバイクって「一番豪華な奴しか売れないの。」箱なし買うのって私みたいな変態だけなの。で、そんなモデルをゴールドウイングのスタンダードであるかのようなネーミングにされるのは「ハッキリいって大迷惑」なんですよ!

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(メチャメチャ気持ちいい青空。抜けるような冬の空は透明感があって最高。そろそろ北陸は寒くなってきてるんで、バイクはまばら。しかし、ここからがゴールドウィングの本領発揮の季節なんです。)

売上比率見ると、箱なしって「全然売れてない」んですよ。全体の1割強くらいしか出ていないみたい。だから、「新型ゴールドウィング」っていうと、ほとんどの人がツアーをイメージしちゃうんです。世間に溢れてるゴールドウィングのインプレも、ほとんどがツアーのDCT。こんな状況下で、もはや箱のある方をわざわざ「ゴールドウィング・ツアー」っなんて回りくどい呼び方してる人は誰もいない。現状ツアーこそが「真のゴールドウィング」なんですよ。マジで。

だから私がここでマイバイクを「ゴールドウィング」って呼称したとしても、読んでる人は間違いなく「ツアー」を想像しちゃうと思う。こっちの表記が正しいのに、なぜかミスリードが生じてしまうという悲しい事態になってるんです。

もういっそのこと、来年からツアーの方を正規の「ゴールドウィング」にしてもらって、箱なし貧乏モデルの方を「ゴールドウィング・プアー」ってネーミングにしてもらいたいくらいですよ。そしたらコイツの愛称は「プアーちゃん」ってことになって、こんなに悩む必要は無くなるんです。頭悪くて幸薄そうでカワイイかも~。

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つーかこんな自虐ネタをぶち込まなきゃいけないって何なの!!!



販売台数で大差負けしてるのに「こっちが本家なんだからっ!そっちはツアーなの!わかってる!?ちゃんと呼ぶときにはツアーってつけてよね!!」なんてダダこねても「つるぺたのヒロインが、超絶バストのライバルに必死に噛みついてる」ような悲しさがある。忘れ去られた本家って、ものっ凄くむなしいし、切ないんですよね。

しかもさらに酷いことに私のバイクはDCTじゃなくって、ドマイナーなマニュアルなんですよ。当初無印はマニュアルしかなかったんですが、翌年から無印でもDCT選べるようになって、大多数の人がDCTを選んでいく中、あえてMTの最終ロットに手を出してるんです。年間十数台しか出ていないであろう6MTは2021年モデルからカタログ落ちで、数年もすれば存在すら忘れ去られてしまうことは必定。

「大丈夫、そんな簡単に忘れられないから・・」っていやいや、なに根拠のない慰めいってんですか!絶対忘れますよ!だってこの日本でほとんど走ってないんですよ!F6Bだって、「あー・・これひょっとしてゴールドウィング?え?こんなのあったっけ?」って言われるのに、無印マニュアルなんてなかったことにされるに決まってる!5年たったら

「スペクトルマンって最初は宇宙猿人ゴリって題名だったんだぜ?」

「うそぉ!」

みたいな、シークレットネタになってると思う。

「あれ?このレバーなんですか?ゴールドウィングはDCTでしょ?あー!わかった!!ついにリアブレーキが左手に移設されたんですか!凄いなぁ!!!」

って話しかけられる未来が見えて胸が締め付けられるようですよ!

箱なしのマニュアルなんて、タンデムで後席の女子とキャッキャウフフもなく、DCTのおもてなしサービスもなく、孤独に我が手でひたすら変速していくっていう、もう「変態おじさんがなに手淫にこだわってんですか?キモすぎませんか?」みたいなことになっちゃってるんですよ。

で、この厳しい状況の中、ゴールドウィングの愛称どうする?ってことなんですが、浮かぶわけないですよ!私のような変態の選択したバイクは一般的な名前じゃいけないんです。大多数の健全なゴールドウィングユーザーにご迷惑をかけることなく、ゴールドウィングであると伝えなきゃならない。「こんなのもう、どうすりゃいいの?」ってなるわけですよ。ハードル高すぎですよ。

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(坂の上の風景。控えめに言って最高。ここで30分ほどボーッとしちゃいました。)

そんな中、まず最初にひねり出したのが「サイコガンダム」です。

だってつや消しで真っ黒の箱型メカっていえばこれでしょう。ただ、説明しないとゴールドウィングと繋がらないし、黒い箱メカだからってのも、安易でイマイチ説得力薄い。加えてガンダムシリーズ屈指の人気を誇る美少女キャラのフォウ・ムラサメの愛機ってのも非常に具合が悪い。「このキモ男が!フォウ様とおそろいのネーミングなど不敬!フォウ様に失礼である!えーい、死ねっ!死んで詫びろ!!くぬっくぬっ」ってガンダムファンの怒りを買うのは避けられない。

でもなぁ「GL箱なし」じゃダサすぎるし、「SC79」じゃツアーも含まれちゃうんでダメだしなぁ・・。「サイコウィング」ってのも、ラリパッパ臭しかしないし、全然可愛くない。

ゴールドウィングは和訳すると「金の翼ですから、縮めると「金翼」ですか・・。検索で調べると「金翼会」っていうゴールドウィングのツーリングクラブもあるようです。この手のヒネリは誰でも考えるわけですが、こんなゴージャスなネーミングは紳士の方々の集まりだから許されるんであって、私みたいな人格破綻者がこんなプレミアムな名前つけるのはどう考えても不釣り合い。

「きんよくかい」を私に当て嵌めて脳内変換すると「金欲買い」になって出てきちゃう。私は究極の俗物ですんで、脳内で「金翼」「金欲」とか「禁欲」の方に変換されちゃうので、もう萎えまくっちゃってまったく盛り上がらないんですよね。

それならいっそ訓読みの「きんのつばさ」をグッと縮めてきんつばさんってのはどうだろうか?・・んんっ・・これはちょっと女の子らしいんじゃないか?「きんつばさんが通る」って「はいからさんが通る」みたいで、ちょっと響きが良い感じがする。

そもそも「きんつば」は私の大好物の一つなんです。全国にも「きんつば」は沢山あるけど、地元石川県には「中田屋のきんつば」って超有名な和菓子がある。

これがもう、めちゃくちゃうまいの。地元の和菓子好きにはたまんないものがありますよ。

なんで私のSC79に「きんつば」がピッタリかというと、この和菓子、名前には金(ゴールド)がついてるのに実は真四角で黒っぽいんです。質素で全然輝いていないんですよね。そこら辺がウチのSC79にピッタリ。大きさは5㎝×5㎝くらいの正方形で厚さは2㎝くらいですかね。寒天の薄皮一枚隔てて中はすべて大納言小豆のカタマリです。

「全部あんこの固まりって、よく食えるな!」と思われるかもしれませんが、カロリーさえ無視すれば10個は確実に食える。でも現実にはビビっちゃって10個も食えません。だってこれ1個200円ですよ!モノ見ただけなら「これで200円!!ありえねぇ!ありえねぇよ!!」って絶叫すると思う。でも、食ってみると200円も納得の味なんですよね~。地味だけど食うと美味いってところも、ウチのSC79に似てる気がする。Amazonでも買えますから、皆さん是非一度ご賞味下さい。

きんつば
(これが中田屋のきんつば。普通のきんつばは大納言小豆をこしてあったりするけど、これはごろっと入ってる。ほのかな甘みと塩気がメチャメチャクセになる。まさに金沢の食文化を代表する銘菓にふさわしい。)

ということで、私の箱なしSC79のネーミングは、本日からへちま屋の「きんつば嬢」に決定しました!!

「なんじゃそりゃぁああああ!ネーミングとメイドキャラのデザインが全然あってねぇだろぉおおお!!!」って突っ込まれましてもぉ。今更どうしようもないですよ。名前より先にキャラが走っちゃったんだから。ジジイの食う和菓子のネーミングにしたからって、ババアゾーンみたいな妖怪に今更キャラ変更されても困るでしょう。

次回からこのきんつば嬢のインプレをいよいよはじめますが、私のブログって、ダイナ嬢と、ザラブ嬢と、きんつば嬢とネタブログが交互に上がってますんで、次はいつになることやら・・・。

邪王炎殺黒龍波
(中田屋のマークは何気にイタい龍の紋章。中二病の究極奥義「邪王炎殺黒龍波」を差し込んでくれと言わんばかり。)


※余談ですが、販売店情報によりますと、来年モデルのツアー、リアトランク大きくなるみたいですね。今までリアトランクにヘルメットが入らないって苦情が多数あったようですので、ここが改善されるのは朗報じゃないでしょうか?今回のSC79はメットをミラーに差し込んでもスルリと落ちちゃうし、メットをうまく固定しておく方法がないんですよね・・。