気がついたらブログが20000アクセスに達していました。

このブログはいつでも放り出せるように、無料のYahoo!ブログではじめましたが、長い間、良く続けてきたもんだと思います。当初は模型のことを書いていて一日5アクセスとかでしたので、日記帳や健忘録代わりで十分だという思いでした。ある時期からバイクのことを書くようになり、来訪者がとたんに増えて、模型ブログ人口との母体の差をしみじみ感じた次第です。

継続は力なりと申しますが、ブログを長く続けられている理由は、バイクや模型と同じで「お手軽に楽しんでる」からだと思います。出先で暇なときにポメラを開いて駄文を打ち込み、そのままアップ。写真もアングルやライティングに凝ることなく、バシャバシャとったものを貼り付けるだけのお手軽作成です。多少頑張ってるのは今回のブログのようにイラストをつけるときくらいかもしれない。

多くの方がブログで情報発信を続けているこのご時世にこんなことを言ってしまうのはなんなんですが、個人ブログは「客観性にカケラも配慮することない主観の塊」なので、書き手の誇張によって常に一定のミスリードが生じている可能性は否定できません。私が書くような不真面目系のブログは特にその傾向が強い。だってそうしないと面白くなりませんから。

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(このセリフ、自虐でも何でもなく、私の本心です。)

事実ってそんな面白いものではなく、そこに書き手の主観が入って初めて面白いものになるのです。よって、ブログの中にあるのは脚色された異世界。写真だって何枚かとった中で、一番写りのいいのをアップするわけで、そこに現実とのギャップは確実に生じているわけです。

バイク雑誌の記事なら提灯記事であったとしても、金をもらっているのであんまりメチャクチャなことは書けないし、他メーカーの開発者や他のライターの目などを意識しなければならないので、一定の客観性は保たれているでしょう。また、実名のブログなら間違っていたとしても「責任の所在は明確」です。

しかし、匿名の個人ブログなんて、どこかが間違っていたって

「あららー、ここ間違ってたなー。まぁいいかぁ・・てへっ。」

で終了。

「この度は当ブログの記事に重大な誤りがあり、皆様に大変なご迷惑をおかけいたしまして・・」

などとマイクを振るわせながらの謝罪会見もないし、炎上したらしたで匿名ブログを閉鎖して風神雷神のような足の回転で西南西に逃げ去っちゃえばいい。

逆にブログを読んだ方に予断を与えないようなものにしようとすると、可能な限り誤解を抱かせず、揚げ足をとられない表現で文章を綴ることになるので、「これどこの公文書?」って突っ込まれるような語り口になり、催眠光線を放つ読経のごとき異界文書が爆誕してしまうでしょう。当然、書いている方もちっとも面白くない。

要はバイクと同じであちらを立てればこちらが立たずなのです。客観性があり、正確無比で、かつ面白い文章なんてフツー書けません。面白くしたければ、客観性と正確さを少し落としてネタ方向に振ることになるので、匿名ブログなんて本来、「第三者が参考にしたり影響を受けるべきレベルのものではない」のです。

ネットを見ていますと、よくアクセス数を増やすには?って記事がありますが、アクセス数を求めすぎるのは、書き手としてはある種「死に至る病」だと思ってます。多くの来客を求めるときはそれに見合うものを提供するというのがこの世の常識ですから、誠実にアクセスを稼ごうとすれば最大多数が平均的に興味を持つような話題性のある対象をベースに、有益かつ面白いものを高回転で提供することになる。

そうはいってもブログは吉野屋のようにひたすら牛丼を出していればいいというわけではなく、日々メニューを変更しなきゃならない。しかし、平凡な人生を生きる一市民にそんなことが可能でしょうか?私のようなモブ男が日常を生きて、毎日ブログのネタになるような劇的なことが起きるのかというとそんなことはあり得ない。

今日だって「妻が作った塩鮭が半分消し炭に」程度のネタくらいしかない。それをあえて

「妻が発癌性物質入りの焦がし塩鮭で私の余命を削りにきました!!」

という題のブログにしちゃえば一時的にアクセスも稼げるかもしれません。しかし実際は、妻に私を殺害しようとするような意図はなく、一般家庭に「そのような殺人鬼がいるはずもない」ので、そのブログは完全な創作、非現実ということになってしまう。で、匿名ブログはこれがやり放題。私のようなもともとモラルのない人間は、アクセス数というプレッシャーを受けると、誘惑に負けちゃって嘘ブログを連発しかねない。だから、アクセス数なんてホドホドが一番いいと思ってます。

ことほど左様に匿名ブログは裏取りができず知識の発信には向いていないので、書き手の遊び場のような立ち位置がいい。私のブログに書いてあることも基本重要な意味などない。人はみんな一人一人個性があり、感じ方や考え方が一致するなんてことはありません。同じバイクに乗ったとしても年齢やそれまでの人生、バイク遍歴によって印象はさまざまで、そこに間違いなんかはないわけです。

ネットの世界では一つの意見に対して否定の嵐がおきたりしますが、それは当たり前のことです。否定する際の攻撃が重爆撃に近くなるという問題はあったとしても、そのような状況自体は健全であるともといえる。この世の中が同じ意見の人に支配されたらそれはもうディストピアなのです。


(私が大好きな初音ミクの名作、幸福安心委員会。ポップなノリに深すぎる闇。ディストピアの実態を見事に歌い上げています。現代のブラック企業の内部は多かれ少なかれ、同一の思想や常識の押しつけが蔓延しディストピア化しているといえるでしょう。)

このブログは、私の一人遊びに慈善事業でお付き合い頂いているようなものですし、この世の中に何の役にも立たないブログを積極的に広める必要もないので、ある日存在に気づいた方だけ気ままに来ていただければいい。

私自身、こんな中身のない駄ブログで皆様の貴重なお時間を無駄にしてしまったと思うと、布団をかぶって身もだえしたい気分になる。人生は、もっと有意義なことに使ってください、お願いします(笑)。

今後、どこまで続けていけるかわかりませんが、ほどほどの人に余興を提供できれば、それで十分かなーというスタンスは何ら変わりませんので、今まで通り気負わず気楽に、ぼちぼちと続けていこうと思います。