今回はガレージキットフィギュア、アルトアイネスの顔の製作その「ゴォーーーーッ!!」です。異様なテンションではじまりましたが、変なクスリはやっておりませんのでご安心ください。そもそも日本の勤労者は全般的にテンションが低いので、多少テンションが上がった書き方をしただけで、小声で「頭大丈夫?」とか「壊れた」とか「ここにお薬を・・」とか言われてしまう。
私自身、年度末から4月にかけて仕事で大量の文書を上げなくてはならないので、ブログ原稿を書いている暇がなかなかない。基本スキゾなので締め切りが迫れば迫るほど、そこから逃げたくなるし、日程がフン詰まってくると逃げる速度も並足から奇声を発しながらの「グリコポーズ全力疾走」へと変わっていきます。

(今回もアルトアイネスの製作です。その5まで来ました。)
つい先日もローソンへ入って「ファミチキください。」と言ってしまうなど、いささか疲れがたまって不安定になってきています。しばらくは乱文乱筆が続くかもしれませんが何卒ご容赦願いたいと思います。
で、今回はアルトアイネスの顔描きの報告なのですが、実はこのフィギュア、非常に親切。なにが親切かというと、「こ、コイツは瞳にまでモールドがあるじゃねぇかああぁあ!!」という点。これは結構衝撃的なこと。通常のガレキフィギュアは表情を全て自分で描かなくてはならないところ、このアルトアイネスはモールドという補助がある。
これがどういうことかわかるでしょうか?普通のフィギュアは漫画で言うと下書きなしの一発勝負です。しかし、このアルトアイネスはペン入れにあたって鉛筆の下書きがあるようなもの。要は筆でそれをなぞっていけば確実に描画クォリティを確保できるという訳なのです。
グリパン様のフィギュアは、瞳にモールドが入っているものが多く、顔の描画クォリティを確保しやすい。しかもこれ実に良い位置に入っていて、修正する必要もほとんどありません。ここまでしっかりした位置決めは原型製作側からするとかなり大変なはずで、グリパン様の3次元造型能力の高さがうかがえます。
これから美少女ガレージキットフィギュアを作ってみたいわぁ・・という方にはグリズリーパンダ製のガレキフィギュアはおすすめかもしれません。(但しメカ愛がないならメカとのカップリングはやめた方がいいです。)

(鉛筆下絵。鉛筆はモールドをなぞってあるだけですが、これだけでなかなかいい顔になってます。当然ですが、筆入れ時の線の太さなどでもかなり印象が変わるため、オリジナリティを出す余地も十分あります。)
ただ、下地のモールドがあるとは言っても、0.1㎜の描画線のズレで表情が大きく変わるのがフィギュアの顔というものですし、全体のポージングや雰囲気と表情の統一がとれていなくてはならないので、筆入れする前に、仮組を見ながら表情をどう表現していくか検討しておいた方が良いでしょう。
このフィギュアの表情を分析していきますと、まずアイネスは左手を突き出して相手に積極アピールしてます。表情は半眼の流し目で、口元は軽めの笑い。このような「半眼の笑顔」は漫画の場合「挑発」か「悪巧み」のどちらかで採用されるケースが多いです。このアイネスの場合、赤黒のスーツで露出が多いことなどを考慮すると、表情的には「ちょいエロ挑発」の方向で受けていきたいところ。
こういう表情はチェリーボーイな未成年には難しいので、製作にあたっては私のように「年を食ったエロオヤジに一日の長がある」(と信じたい)。
中年のオジサンは若い衆のようなピュア感はもう微塵もありません。昨今財務省の次官様が女性記者に「抱きしめていい?」「胸触っていい?」「縛っていい」とガブリ寄っている音声が出回り話題になってますが、女性のガードが堅い中で、あのジャブの連打は相当な手練れといえましょう。
中でも「縛っていい?」は、かなりの上級ワード。「縛られていい?」にいたっては訳のわからんひねりが入った超上級ワードでしょう。青少年なら「君の名は」。中年オヤジは「君の縄」。新海監督もこれには苦笑い。
高校生の男女が入れ替わる分には、まだ絵面として見ていられますが、チョイはげ小太り脂顔の中年オヤジと女子高校生が入れ替わった場合は、もはや映像化は不可能。中年親父側はパラダイス。女子高生側は自殺まである。それほど中年オヤジが背負うネガティブイメージは深刻です。
私が分析するにセクハラで訴えられた次官の不幸はまず顔にある。おそらく彼はメチャ仕事できるはず。スタミナ、気力、仕事へのしぶとさは超一級品だと思われます。しかし悲しいかな顔が完全に時代劇の悪代官であるという不幸。
これがロマンスグレーのジョージ・クルーニーみたいな男だったら「うふふ、いやぁよ。まったくバカね(顔を赤らめる)・・」とロマンスに発展した可能性もあった。セクハラは受け手の女性の感じ方次第ですので、猿顔のオジサンには極めて分が悪く、「録音→セクハラ」の地獄巡りとなってしまいました。
下心は万人共通であったとしても、容姿によって結果はずいぶん異なる。悲しいことですが、世のオジサンたちはそれを心に深く刻まなくてはならない。
そのうち
「この前商談で、オーストラリアのエロマンガ・ロイヤルホテルに泊まってさぁ・・」
「出張は下井尻さ。」
「ああ、、あそこに見えるのが珍小島だね」
など、「何気なく地名を口にしただけでセクハラ被害を提起される」かもしれない。容姿が人並みのオジサンは小さくなって生きるのが処世術。秘めた経験値はフィギュアの顔描きに生かすくらいしか表現の場がないともいえるのです。
ということで、そのわけのわからない経験値で製作した顔がこちら。ブログを読むととんでもなく不純な製作過程に感じてしまうかもしれませんが、失敗したら高額フィギュアと今までの努力が水の泡。現実はガクブルもので仕上げてます。

(筆入れ後のお顔。ホントに人の微妙な表情って難しい。満足いく顔が描けたことがないからフィギュア製作はやめられない・・。)
ただ、漫画でもなんでもそうですが、表情というのはそれまでつちかった人としての経験値も大きい。いろんな局面のいろんな表情を見たり描いたりした経験が、いざって時の顔描きに生きるのです。そもそも日頃描いていないと自分がどんな顔が得意なのかもわからない。不得意な顔をうまく仕上げるって案外難しいことですから・・・。
あの事務次官様も辞任後は経験を生かして、セクハラ現場を表現したフィギュアなどを製作するといいかもしれない。今までにない斬新な切り口、そして迫真のリアリティにバカ売れする可能性もある。私はエロと仕事能力は全く別だと考えてるので、怯むことなく、その仕事力を今後の人生に生かして頂きたいと思ってます。
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