模型の話とうって変わりますが、7月31日、8月1日、8月2日の3日間で、信州ツーリングに行ってきました。1日あたりの走行距離を300㎞程度に設定し、3日間で約900㎞の行程です。

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(嬬恋街道?から市街を見下ろす)

1日目 自宅(石川県)→北陸道自動車道→上越JC→信州中野→滋賀草津道路→草津温泉(宿泊)
2日目 草津温泉→嬬恋街道→ビーナスライン→白樺湖→安曇野(宿泊)
3日目 安曇野→上高地→富山IC→北陸自動車道→自宅(石川県)

事前の天気予報では長野、草津とも曇りと雨の予報ばかり。皆さんもおわかりの通り雨の日のバイクは単なる荒行。土砂降りだと路面に路肩の泥も出てくるし、バイクを寝かすこともままならない。そうはいっても宿泊場所も確保したし、仕事も休みとってありますので今更変更はあり得ません。

「もう雨でも雷でもロン○ヌスの槍でもなんでも降ってきなさい。罪深い私を刺し貫きなさい。」

と覚悟を決めて自宅を出発。結果的に天気予報は大ハズレでした。草津、長野と一度も雨に降られることなく、晴天に恵まれ、信州を旅することができました。

今回乗っていったのは私が所有するバイクの中でもロングツーリングが真骨頂のゴールドウィングF6B。こいつは距離を走っても全く疲れません。しかもナビからシガーソケットからオーディオから収納からETCからもう何でもあるという最先端多目的介護用ベッドのような二輪車。

旅行鞄と雨具をサイドケースに突っ込んで、ナビで目的地と経由地設定して何にも考えずにアクセル捻る。積載を気にすることも、雨対策のパッキングもまったく必要ありません。すべてをバイクが飲み込み、思いついたらふらりと出発できるこの簡単さ。これがツアラーの最大の魅力なんじゃないのか?中年になって面倒くさくなった人でも雑~な感じで旅に出られます。アベレージスピードも高いので移動時間も短い。さすが国産。さすがホンダ様。

この旅程で自分が一番気に入ったのは初日の滋賀草津道路。タイトコーナーが多く走っていて実に楽しい道でした。あまりに楽しくて一度戻ってまた走りなおしてしまった。草津までのドライブコースなんですが、走り屋用の峠としても素晴らしい。森林限界を超えると高い木が無くなって見晴らしも凄く良くなり、青空と緑の稜線の中、タイトなワインディングが続きます。

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(滋賀草津道路 山頂付近)
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F6Bは385㎏と車重がめちゃくちゃあります。ホンダなのでこの車重でもバランス良く曲がるんですが、とっちらかるともの凄いアンダーが出てあっという間に刺さっちゃう。高速コーナーになるほど立て直しが困難ですので、低速タイトコーナーで水平対向六気筒の低重心を生かしつつ、巨体をくるくると振り回す方がリスクが低く楽しめるバイクと私は考えています。

下りでKSR80に激しくあおられ、ステップ削りながら奮闘しましたが結局振り切れず。KSR80なら勝負できると思ったのが間違いだった。下りのタイトコーナー速えぇえええぇえぇ(笑)。このときばかりは昔の愛機NSR92SEやCBR900RRが恋しくなりました・・。二輪において軽さは武器ですねぇ。

そんなこんなで、楽しく3日間走って参りました。景観の方は言葉より写真の方が雄弁です。つたない写真ですが、信州の素晴らしさを感じていただければと思います。

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(草津温泉 強烈な日差し どこが雨予報??)
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(草津温泉 湯畑)
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(毎分4000リットル 怒濤の湯量です)
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(2日目 この日も晴天 草津からビーナスラインの途中にて)
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(ビーナスライン ちょっと雲がかかってきました)
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(霧ヶ峰に延びていく道)
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(霧ヶ峰です)
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(爽やかすぎ。)
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(夏雲が沸き上がる)
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(白樺湖です。)
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(最高でした。)