イメージ 1

前回のブログの続きです。


今回は、大和さんの顔について少し書いていきたいと思います。

そもそも、原作の「しづまよしのり」さんの描く大和さんの顔自体、正直私の苦手な顔です。鼻筋が長くて、目が少し離れ気味・・・。こういう顔うまくかける人は尊敬するなぁ・・


イメージ 2

私はイラストでもあまりこういう系の顔は描きません。つまり、私はこういう顔を描くのがズバリ「下手」なのです。

イラストというのは、あまり描きなれない顔を一発勝負で無理に描こうとするとまぁ失敗します。

しかも仮組時に目を鉛筆下書きして感じたことは、POLY-TOYSの大和さんはそのまま目の窪みどおりに描いていくと、目が自分の感覚より少し小さくなるということ。

イメージ 11

このフィギュアは口の彫りが強く口の曲率も大きいので、鼻下と口との距離がやや開くことになります。この配置で、そのまま描いていくと鼻筋長く、口と鼻の距離感広め、目が小さめでちょっと優しい顔立ち(いわゆるラクダ顔)になります。

奇をてらわずに描いて優しい表情を作るのも悪くはないのですが、やっぱり戦艦大和ですから、ちょっと凛々しさも欲しいというか、もうちょっとアニメ顔にしたいなぁと言う感じです。

これは好き好きの問題で、キットはとっても良くできていますからその点誤解のないようお願い申し上げます。

幸いなことに大和さんの場合、頭の電探や首の菊の御紋、ポニーテールにロングな触覚という大和ならではの記号性が満載ですので、多少顔が似ていなくても、その記号性で大和に見えちゃいます。「大和に見える見えない」の部分はその記号性の妙に逃げ込むことにし、ここは大胆に自分の得意な顔に切り替え、顔のトータルバランス重視で描いていくことにしました。

鉛筆下書きです。0.3ミリのシャープペンシル「3B」です。下書きだから線がダルダルです。

イメージ 3

イメージ 4

顔を塗装したところです。

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

付属の瞳デカールとの比較。

イメージ 9

目が一回り大きくなっていると思います。自分ではこれくらいの目の方が口元と鼻とのバランスが取れるのではないか?と思ったのですが・・。口元も口の曲線どおり赤を入れると口のラインが綺麗に出過ぎて口の主張が強くなりすぎるので、口の端に強めの赤を流し込み、あとの赤はできるだけ口元の曲率が弱くなるよう上側に偏るように塗ってています。

顔単体と、髪をつけた時で見え方が結構変わるので、髪をつけて好みの顔になっているかも要確認です。

イメージ 8

それにしても大和さんはカラフルで良いですね。完全なヒーローカラーです。

ところで話は変わりますが、ガレージキットフィギュアを作る人は目をどこから描いていっているのでしょうか?

私はまず目の輪郭線の上下を描いてから眼球を描き、最後に眉を描きます。これは自分がイラストを描く手順と全く同じです。あるフィギュア塗装の解説本には目は「眼球から描いていく」となっていて、「ええーーっ!!そんな順番で描ける人もいるのかーーー??」と感心した覚えがあります。

わたしゃそんな描き順では絶対にかけません。基本的に人の意見を聞いてもうまく描けるわけではないので、自分の描き方を確立するというのが大事なんでしょう・・。

目のグラデーションはまずエナメルの茶色で眼球内部を塗装し、乾いたら目の下側方向へ徐々に薄くなるように(下側は完全な白になるまで)エナメルシンナーで色を落としていきます。この状態をラッカークリアでコーティングした後、全体にエナメルのクリアーオレンジをかけて終了です。ミリタリーモデルの汚し塗装からフィギュアまで、何でも使えるエナメルの「クリアーオレンジ」+「ブラウン」コンビの万能感は素晴らしすぎる。とにかくありとあらゆるところでお世話になってます。

目を塗った後はジェルクリアでコーティングしてキラキラ目にしておきます。

イメージ 10

ということで顔、完成です。後は組み上げるばかりであります。艤装の製作を含む完成画像はまた後のブログで。