私が好きなロボットアニメを上げていくと。
「ジャイアントロボ 地球が静止する日」
「機動武闘伝 Gガンダム」
「天元突破 グレンラガン」
「斬魔大聖(機神咆吼)デモンベイン」
「機動武闘伝 Gガンダム」
「天元突破 グレンラガン」
「斬魔大聖(機神咆吼)デモンベイン」
・・という感じで、まぁ威勢のいい作品が並んでいます。
スーパーロボットもので熱く魂を燃やす絶叫系が好きなんですね。この中でも「斬魔大聖(機神咆吼)デモンベイン」は初期のニトロプラスの名作で、昔「クトルフの呼び声」というテーブルトークRPGを楽しんだ自分(歳がばれる)にとってはクトゥルー神話がベースということもあってたまらない作品になってます。
今回はこの中の「斬魔大聖デモンベイン」から、魔道書として千年の悠久の時を越えているにも関わらず、なぜか幼児体型で大十字九郎に懸想する禁忌のヒロイン、「古本娘」「ロリババア」などの二つ名を持つ「アル・アジフ」と、宇宙の旧支配者ニャルラトホテップに対し、時空の狭間で「俺はロリコン。お前の体は穢れている。」と宣言し、呆然とするところを無慈悲に滅多切りした偉大な魔導師「大十字九郎」のペアフィギュアです。古いガレージキットですので初見の人も多いかもしれません。
それでは熱く燃えるデモンベインのテーマソングを聴きながらご覧ください。
このフィギュアはもともとPVC塗装済み完成品として発売される予定のもので、そのキャスト原型として少数だけ販売された(ワンフェスで限定30個くらいだったらしいです)ものです。
原型制作は夢のカグツチノ公国戸田聡氏。しかし、あまりの原型の複雑さに、結局塗装済み完成品が発売されることはなく、先行販売分のキャストモデルがわずかのみ存在しているというのが現状でしょう。(私自身製作しながらこりゃPVCは絶対無理だと確信しました。)
このモデルはとにかくアルを組み上げるのが大変。なんせ大きさは1/10~1/12くらい?でフィギュアとしてはかなり小さい。しかも見ておわかりの通り髪の毛、腕、リボンの干渉、背中からのびる魔道書の展開パーツなどがかなり複雑で、知恵の輪よろしく接着順序をよく考えて組まないと、組み上げることすらできなくなってしまいます。仮組段階でああでもないこうでもないと試行錯誤して苦労しておかないと、本組でまず間違いなく失敗するでしょう。
また、魔道書ページの展開パーツはキットにはついておらず、透明プラバンをカットしてユーザー側で製作する必要があります。加えて、このキットは2体で高さを変えてセットディスプレイするものになっておりますので、見栄えを考えるのならディスプレイ方法についても頭をひねらなくてはなりません。私はコトブキヤのフライングベースRを使い、2体を一つの台座に固定しました。
フライングベースは可動式で融通が利いて浮かせてディスプレイする時にはホント重宝いたします。
このフィギュアは2対で一つという珍しさと、デモンベイン好きという個人的な嗜好もあり、かなり気に入っているものの一つです。
(それにしても、写真というのは難しい。今回の写真でもアルの髪の色なんて言うのは実際肉眼で見るのと写真で撮るのではだいぶ発色が違います。人にお見せするんだと、撮影技術も勉強しないといけないですね。)
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