いや~本日はブログタイトルにちなんで「日曜日の朝一、ニチアサにアップじゃぁあああ!」って意気込んでいたんですけど、朝起きたらこんな状態。んがぁぁあああ・・終日雪かきで、アップは夜になっちまいました・・・。
(早朝の自宅玄関前。前日まではまったく雪がなかったのにぃぃいい!!この時点で35㎝くらいは積もってましたかねぇ・・。)
ブログ書くにあたっては、毎度ネタを考えるわけですけど、古参バイクについて今更ネタってなかなか浮かばないですよね。なんせこのブログのダイナ関連とゴールドウイング関連記事って各100以上ある。頭おかしい。こうなってくると、なに書いても自分の過去記事とダブる気しかしない。
そもそも、わたしゃ過去に書いた内容なんて覚えておりませんからね。人とは忘却の生き物。忘却しないと人生で積み重ね続けた恥のミルフィーユの味の深さに自決しかねない。だから多少ネタが被ったところで、「忘れちゃった☆気にしない♡」精神で書いていきます。それでは本文をどうぞ。
私は来月で55歳なるのですけど、私がハーレーに初めて出会ったのは38歳の時。そこから今まで、ずーっとダイナに乗り続けてます。
ダイナを購入した頃は、仕事もそこそこ忙しく、バイク小屋にあった不人気青メタGPZ1100も車検を通す気力がなく放置。その頃、バイクについては、かなり深刻な袋小路に陥っていて、「いい歳になったし、仕事も軌道に乗ってきたし、まわりからも危ないって言われるし、そろそろバイクは潮時なのかも・・」な~んて考えており、バイク人生終了の足音すら聞こえていたんですよね。
そんなときふと「最後の記念にハーレーにでも乗っておこうかにゃ・・・」なーんて思ったわけです。そんな想いでふらっとディーラーに入ったのはいいんですが、なんせハーレーの知識はゼロ。店内のバイクが全部同じようにしか見えない。「試乗車が何車種かありますんで、乗ってみますか?」と誘われて、フラフラと試乗してみたものの、今まで乗ってきたバイクとあまりにも違いすぎて、どれがいいか全然わからなかった記憶がある。
しょうがないから店長に「ハーレー初めてなんで、どれがオススメですか?」って聞いたら、「長く乗るにはこれがいいです。」ってダイナ・ローライダーの黒を勧められたんですよ。「じゃあ、それで・・」ってその日のうちに契約書にサインして、知識ゼロからのハーレー生活がはじまり、そこから今まで17年間ダイナ・ローライダーに乗り続けているというウソのようなホントの話。
その4年後に増車したゴールドウイングも、F6Bからきんつば嬢への乗り換えを挟んで、同一モデルにもう13年になる。次に古いのは※のじゃ子でまだ3年そこそこですから。この2台とその他のバイクでは大きな大きな時間軸の差があるんですよね。そこで今回は「なんでそんなにしつこく乗ってこれたのかなぁ・・・」ってところに絞って考えてみました。
(ゴールドウイング1台目のF6B。これでゴールドウイングの魅力にはまります。ワンフレーズで表現するなら「せか~いで~♬いちば~ん♩お殿様~♪」なバイク)
(そして2台目。現在の愛車「きんつば嬢」。F6Bをギュッと圧縮し、用途性をさらに拡大して生まれ変わったSC79。F6Bにはまだつけいる隙がありましたが、コイツはあらゆる面で隙がない。トータルバランスを考えたとき、これに勝るクルーザーはこの世にないと断言する。)
その理由は私の中では2つくらいあって、その1つは「バイクを尖らせず、日常で使いやすいカスタムを施してきた」ってことと、もう1つは「あふれ出る欲望に対し、買い換えでなく増車で対応した」ってことですかね。
週末に数時間乗るんだったら、特定部分が尖ったバイクでも全然問題ないし、逆にその方が印象が強くて楽しいかもしれない。でも、毎日乗るとか、そのバイクと長い時間を過ごすのなら、自分が許容できない欠点や嫌なところ、気になるところがないことが重要だと思っています。
料理で例えるなら、毎日食べるとか、長きにわたって主食とするのであれば、派手でインパクトがあるよりも、自分が安心して食べられる味付けと量の方が負担が少なく、飽きがこないって理屈ですね。ハーレーが古くさい空冷エンジンを採用しながら、根強い支持を集めてきたのも、馬力をよくばらず、多くのライダーが日常的に使う領域での気持ちよいフィーリングを追求したことが一番の理由じゃないかと思うんです。
そんなバイクをカスタムするにあたっては、より高性能方向にシフトするのか、個性を伸ばすのか?っていう2つの方向性があると思いますが、ダイナは私にゆっくり走ることを教えてくれたバイクですから、速くしたりパワーを出す方向にカスタムしなかったんですよね。出力は可能な限りそのままで、排ガス規制で失われた低速のトルクと柔軟性を回復し、ポジションやサスペンションを中心に、気になったり、ここをもうちょっと改善したい・・ってところを潰して、日常領域で気持ちよくするっていうカスタムに徹してました。
そんなカスタムを続けるうちに、私とダイナは徐々に馴染んでいったのですが、それ故に乗り越えられない壁もあった。「多種多様な乗り味、フィーリングに憧れる俺のワガママな欲求はどうなるんだ?」ってことです。人間って同じ刺激に甘んじることはマンネリに繋がるから、マンネリからのブレイクスルーを求めてカスタムしているところもあると思うんです。バランス型のカスタムでは、その欲求には対応できないんですね。
「欲望という巨大なモンスター」は日々大きくなり続け、多くのライダーがそれに抗しきれなくなるからバイクは売れ続ける。ダイナを手放したくなかった私はそこでひたすら頭をヒネり、「この際タッグにしちゃえばいいのでは?」っていう発想にたどり着いたわけです。その悪魔的発想が、やがて私を奈落の底に突き落としていくことになろうとは、この海のリハクをもってしても・・。
とりあえず、ダイナでは満たされない私の欲望を満足させるため、相方として、私が選んだのが、まったく真逆のエンジン形式と巨大カウルをもつ「ゴールドウイングF6B」でした。この方針は当初大戦果を上げます。ゴールドウイングとダイナとのタッグは非常に相性が良く、かつ強力で、約7年間にわたり、私の欲望の侵略を阻み続けることに成功したわけです。
しかし、その世界最強タッグ路線にも致命的な問題があったんです。テレビアニメと同様、光が強くなればなるほど、「それに伴って闇の力も増大する」ということです。ダイナとゴールドウイングの最強タッグと7年付き合ううちに、私の欲望は、それすら凌駕する強大さになってしまった。ダイナとゴールドウイングをもってしても、押さえ込めない欲望ってことになると、もうね。とんでもないモンスターですよ。いきなり最強クラスをぶつけちゃったことにより、私の欲望も最強クラスに育ってしまうという大誤算を招いてしまう。
確かに夏のダイナと冬のゴールドウイングのタッグは一年通してバイクを楽しむという面では完璧でした。しかし、完成度が高すぎたが故に発展性がなかった。そもそもこの2台、キャラが確立されすぎてる。そう、スタン・ハンセンやジャンボ鶴田クラスになると、ヒールにして極悪マスクかぶせるとか、ストーカー市川みたいなイロモノにして、話題をまいていくことができない。そんなことをするプロモーターはさすがに下の下でしょう。
そんな中で、増大する欲望という名のデンライナーに対抗する手段は一つしかなかった。そう、戦う仲間を増やすこと。つまり増車です。もうね。一番ダメな奴。同じニチアサヒーローものでも、仮面ライダーのような単独ヒーローではなく、スーパー戦隊やプリキュア路線を選択してしまった。このため「敵が強くなる度に追加ヒーローや追加キュアを投入する」という、戦隊方面の王道の展開になっていったのです。
この世の中って、分野が違うように見えても、その本質はあんまり変わらないものです。バイク消費も、ヒーロー系テレビ番組も突き詰めると同じようなところがある。インフレし、強大な悪の組織と化した欲望に対抗するために、単独ヒーロー路線を選択するとバイクも「カスタムによる強化や、買い換えでより強まった姿にフォームチェンジ!!」という仮面ライダーのお約束路線になり、選択するバイクの排気量や価格、カスタム代金がどんどん高額になっていく。これが1台と添い遂げる人達の王道路線でしょう。
さすがにプリキュアは7人に増えたことはありませんが、ヒーロー戦隊は宇宙戦隊キュウレンジャーで追加含めて12人まで増えたことがある。「ヒーローのくせに数にまかせた袋だたきかよ!」というご意見もありましょうが、正義とは基本、多数や力をもって押しつけるもの。ヒーロー番組では「正義は勝つ!」が口癖ですが、本質は逆。この世の実態は「勝つから正義!」なのですよ。時代の流れや多数派の変遷による優劣の逆転により、正義は正義のまま悪に変わる。
少年漫画などでは「わしが滅びても悪は決して滅びぬぞ!」なんてラスボスが叫ぶのが一つの見所になってますが、物事を正義と悪に単純に分けたがる人の脳内二元論が変わらない限り、悪という概念は生まれ続ける。つまり「ニチアサヒーローものは永遠に不滅」であり、袋だたきでもとにかく勝ちゃあいいってことなんですよ!!ダーッハッハッハ!!!
話が横道にそれましたが、このような戦隊系の特徴は「増員はあっても離脱がない」ことです。各戦士にレッド、ブルーなどのイメージカラーが割り当てられ、多数になってもキャラがケンカすることなく、総合的な戦闘力と協調性が増すようなチーム構成になっている。そもそも過去のメンバーが離脱を余儀なくされたり、二軍落ちになるような増員計画では戦力増にはなりません。
増車だって考え方は同じだと思うんですよ。以前バイク小屋にストリートトリプルRSとHAWK11が並び、ストリートトリプルRSを手放すことになったわけですけど、あれは2台の活躍のシュチュエーションが被っちゃったことによって起こった入れ替え劇でもありました。同じものが2台並べばどっちかを選ぶことになるのはしょうがない。ツンデレは1人ならいいけど2人出てくるとストーリーが崩壊します。ストリートトリプルRS自体は素晴らしいバイクだったのに、ああいうことになってしまったのはプロモーターとしての私の経験不足であり、大いに反省するところです。
私がエンジン形式やタイヤ径等があまりカブらないよう増車しているのも、そんなニチアサ戦隊理論によるところがありますが、そのような選択により、私のラインナップの中で、戦隊レッドやブルーの地位にあったダイナとゴールドウイングはずっと、その地位に居続けることができたんだと思う。実際バイクが増えて、いろんな乗り比べが可能になったことにより、あらためて、この2台を「さすがだなぁ・・」って感じることも多くなった気がします。
増車って別に増やすことが目的ではないんです。どんなバイク乗りでも「一生添い遂げられるようなバイクと出会う」ことが消費における夢でしょう。でもその夢が実現しても、「他に欲しいバイクがなくなるわけではない」んですよ。だからバイクは増える。増えざるを得ない。それが現実です。
「目的を達成すればするほどバイクが増え続けるという決して醒めない悪夢」
がバイク消費なんですよ。そんな過酷な現実を前に多くの人が悶絶するような思いをしているはず。だってバイクって普通は1台しか所有が許されないじゃないですか。だから増車できない人が一台と添い遂げるのは限りなく難しいのです。
バイクとの別れって、そのバイクが嫌になったと言うより、もっと魅力的なバイクが見つかったことにより、別れを余儀なくされるケースが多いと思うんです。私は幸いにもバイク小屋という巨大格納庫を有することにより、その別れを先送りすることができている。つまり環境に恵まれているだけ。蓋を開けてみれば、それが結果的に長く乗れている一番の理由だった。
もうね。ミもフタもないですな。長く乗り続けられる要素を持つバイクは素晴らしいけど、私はまったく素晴らしくない。一台と添い遂げるどころか、いつまで経っても欲望の奴隷じゃないですか。短期で買い換えるか、長く乗るかは、「浮気で次々女を変える」か、開き直って「キャバクラ貸し切りハーレム状態」にするかの違いでしかないのですよ。
浮気性の男の習性なんて、所詮そんなもんなんですねぇ。
(早朝の自宅玄関前。前日まではまったく雪がなかったのにぃぃいい!!この時点で35㎝くらいは積もってましたかねぇ・・。)
ブログ書くにあたっては、毎度ネタを考えるわけですけど、古参バイクについて今更ネタってなかなか浮かばないですよね。なんせこのブログのダイナ関連とゴールドウイング関連記事って各100以上ある。頭おかしい。こうなってくると、なに書いても自分の過去記事とダブる気しかしない。
そもそも、わたしゃ過去に書いた内容なんて覚えておりませんからね。人とは忘却の生き物。忘却しないと人生で積み重ね続けた恥のミルフィーユの味の深さに自決しかねない。だから多少ネタが被ったところで、「忘れちゃった☆気にしない♡」精神で書いていきます。それでは本文をどうぞ。
私は来月で55歳なるのですけど、私がハーレーに初めて出会ったのは38歳の時。そこから今まで、ずーっとダイナに乗り続けてます。
ダイナを購入した頃は、仕事もそこそこ忙しく、バイク小屋にあった不人気青メタGPZ1100も車検を通す気力がなく放置。その頃、バイクについては、かなり深刻な袋小路に陥っていて、「いい歳になったし、仕事も軌道に乗ってきたし、まわりからも危ないって言われるし、そろそろバイクは潮時なのかも・・」な~んて考えており、バイク人生終了の足音すら聞こえていたんですよね。
そんなときふと「最後の記念にハーレーにでも乗っておこうかにゃ・・・」なーんて思ったわけです。そんな想いでふらっとディーラーに入ったのはいいんですが、なんせハーレーの知識はゼロ。店内のバイクが全部同じようにしか見えない。「試乗車が何車種かありますんで、乗ってみますか?」と誘われて、フラフラと試乗してみたものの、今まで乗ってきたバイクとあまりにも違いすぎて、どれがいいか全然わからなかった記憶がある。
しょうがないから店長に「ハーレー初めてなんで、どれがオススメですか?」って聞いたら、「長く乗るにはこれがいいです。」ってダイナ・ローライダーの黒を勧められたんですよ。「じゃあ、それで・・」ってその日のうちに契約書にサインして、知識ゼロからのハーレー生活がはじまり、そこから今まで17年間ダイナ・ローライダーに乗り続けているというウソのようなホントの話。
その4年後に増車したゴールドウイングも、F6Bからきんつば嬢への乗り換えを挟んで、同一モデルにもう13年になる。次に古いのは※のじゃ子でまだ3年そこそこですから。この2台とその他のバイクでは大きな大きな時間軸の差があるんですよね。そこで今回は「なんでそんなにしつこく乗ってこれたのかなぁ・・・」ってところに絞って考えてみました。

(そして2台目。現在の愛車「きんつば嬢」。F6Bをギュッと圧縮し、用途性をさらに拡大して生まれ変わったSC79。F6Bにはまだつけいる隙がありましたが、コイツはあらゆる面で隙がない。トータルバランスを考えたとき、これに勝るクルーザーはこの世にないと断言する。)
その理由は私の中では2つくらいあって、その1つは「バイクを尖らせず、日常で使いやすいカスタムを施してきた」ってことと、もう1つは「あふれ出る欲望に対し、買い換えでなく増車で対応した」ってことですかね。
週末に数時間乗るんだったら、特定部分が尖ったバイクでも全然問題ないし、逆にその方が印象が強くて楽しいかもしれない。でも、毎日乗るとか、そのバイクと長い時間を過ごすのなら、自分が許容できない欠点や嫌なところ、気になるところがないことが重要だと思っています。
料理で例えるなら、毎日食べるとか、長きにわたって主食とするのであれば、派手でインパクトがあるよりも、自分が安心して食べられる味付けと量の方が負担が少なく、飽きがこないって理屈ですね。ハーレーが古くさい空冷エンジンを採用しながら、根強い支持を集めてきたのも、馬力をよくばらず、多くのライダーが日常的に使う領域での気持ちよいフィーリングを追求したことが一番の理由じゃないかと思うんです。
そんなバイクをカスタムするにあたっては、より高性能方向にシフトするのか、個性を伸ばすのか?っていう2つの方向性があると思いますが、ダイナは私にゆっくり走ることを教えてくれたバイクですから、速くしたりパワーを出す方向にカスタムしなかったんですよね。出力は可能な限りそのままで、排ガス規制で失われた低速のトルクと柔軟性を回復し、ポジションやサスペンションを中心に、気になったり、ここをもうちょっと改善したい・・ってところを潰して、日常領域で気持ちよくするっていうカスタムに徹してました。
そんなカスタムを続けるうちに、私とダイナは徐々に馴染んでいったのですが、それ故に乗り越えられない壁もあった。「多種多様な乗り味、フィーリングに憧れる俺のワガママな欲求はどうなるんだ?」ってことです。人間って同じ刺激に甘んじることはマンネリに繋がるから、マンネリからのブレイクスルーを求めてカスタムしているところもあると思うんです。バランス型のカスタムでは、その欲求には対応できないんですね。
「欲望という巨大なモンスター」は日々大きくなり続け、多くのライダーがそれに抗しきれなくなるからバイクは売れ続ける。ダイナを手放したくなかった私はそこでひたすら頭をヒネり、「この際タッグにしちゃえばいいのでは?」っていう発想にたどり着いたわけです。その悪魔的発想が、やがて私を奈落の底に突き落としていくことになろうとは、この海のリハクをもってしても・・。
とりあえず、ダイナでは満たされない私の欲望を満足させるため、相方として、私が選んだのが、まったく真逆のエンジン形式と巨大カウルをもつ「ゴールドウイングF6B」でした。この方針は当初大戦果を上げます。ゴールドウイングとダイナとのタッグは非常に相性が良く、かつ強力で、約7年間にわたり、私の欲望の侵略を阻み続けることに成功したわけです。
「7年間バイクを売りも買いもしなかった」というのは私としては最長記録。そう、この2台は、へちま王国最強ヘビー級選手権王者として殿堂入りのタッグチームであることは間違いない。夏のダイナに冬のきんつば。私の中ではこれ以上の組み合わせはちょっと考えられない。イメージとしてはスタン・ハンセンとジャンボ鶴田がタッグ組んでいるみたいなもんですから、メチャクチャ強いし、穴も隙もない。
(最近はファンタジーで甲冑を纏い、男顔負けで戦う女性戦士も増えてきておりますが、私世代の戦う女子はビキニアーマーかリンコスですよ。ということで、リンコス姿のダイナときんつばをどうぞ。)
しかし、その世界最強タッグ路線にも致命的な問題があったんです。テレビアニメと同様、光が強くなればなるほど、「それに伴って闇の力も増大する」ということです。ダイナとゴールドウイングの最強タッグと7年付き合ううちに、私の欲望は、それすら凌駕する強大さになってしまった。ダイナとゴールドウイングをもってしても、押さえ込めない欲望ってことになると、もうね。とんでもないモンスターですよ。いきなり最強クラスをぶつけちゃったことにより、私の欲望も最強クラスに育ってしまうという大誤算を招いてしまう。
確かに夏のダイナと冬のゴールドウイングのタッグは一年通してバイクを楽しむという面では完璧でした。しかし、完成度が高すぎたが故に発展性がなかった。そもそもこの2台、キャラが確立されすぎてる。そう、スタン・ハンセンやジャンボ鶴田クラスになると、ヒールにして極悪マスクかぶせるとか、ストーカー市川みたいなイロモノにして、話題をまいていくことができない。そんなことをするプロモーターはさすがに下の下でしょう。
そんな中で、増大する欲望という名のデンライナーに対抗する手段は一つしかなかった。そう、戦う仲間を増やすこと。つまり増車です。もうね。一番ダメな奴。同じニチアサヒーローものでも、仮面ライダーのような単独ヒーローではなく、スーパー戦隊やプリキュア路線を選択してしまった。このため「敵が強くなる度に追加ヒーローや追加キュアを投入する」という、戦隊方面の王道の展開になっていったのです。
この世の中って、分野が違うように見えても、その本質はあんまり変わらないものです。バイク消費も、ヒーロー系テレビ番組も突き詰めると同じようなところがある。インフレし、強大な悪の組織と化した欲望に対抗するために、単独ヒーロー路線を選択するとバイクも「カスタムによる強化や、買い換えでより強まった姿にフォームチェンジ!!」という仮面ライダーのお約束路線になり、選択するバイクの排気量や価格、カスタム代金がどんどん高額になっていく。これが1台と添い遂げる人達の王道路線でしょう。
しかし、私は「力を合わせて欲望に立ち向かう!!」という、戦隊ヒーロー&プリキュア路線を選択してしまったが故に、インフレ対抗策は必然的に「数の増加」ということになってしまった。実際、私のバイクラインナップって、プリキュアとまったく同じ歴史を辿ってしまっている。
プリキュアは当初「ふたりはプリキュア」で2人組でした。しかし、その後番組「ふたりはプリキュア・MaxHeart」で、シャイニールミナスが追加され、3人となり、後番組「Yes!プリキュア5」で5人に増加、続編の「Yes!プリキュア5Go!Go!」でミルキィローズが追加されて6人。もうね。私のバイクライフ今ココですがな。
プリキュアは当初「ふたりはプリキュア」で2人組でした。しかし、その後番組「ふたりはプリキュア・MaxHeart」で、シャイニールミナスが追加され、3人となり、後番組「Yes!プリキュア5」で5人に増加、続編の「Yes!プリキュア5Go!Go!」でミルキィローズが追加されて6人。もうね。私のバイクライフ今ココですがな。
(肉体的にはヘタレを極めた私ですが、欲望パワーだけはゴリマッチョな自信がある。特に一昨年から昨年にかけてはバイク物欲魔人と化していた気がします。でもさすがに欲しいバイクは買い切った感があり、ここ数ヶ月は欲望は打ち止め状態です。)
少年漫画などでは「わしが滅びても悪は決して滅びぬぞ!」なんてラスボスが叫ぶのが一つの見所になってますが、物事を正義と悪に単純に分けたがる人の脳内二元論が変わらない限り、悪という概念は生まれ続ける。つまり「ニチアサヒーローものは永遠に不滅」であり、袋だたきでもとにかく勝ちゃあいいってことなんですよ!!ダーッハッハッハ!!!
話が横道にそれましたが、このような戦隊系の特徴は「増員はあっても離脱がない」ことです。各戦士にレッド、ブルーなどのイメージカラーが割り当てられ、多数になってもキャラがケンカすることなく、総合的な戦闘力と協調性が増すようなチーム構成になっている。そもそも過去のメンバーが離脱を余儀なくされたり、二軍落ちになるような増員計画では戦力増にはなりません。
増車だって考え方は同じだと思うんですよ。以前バイク小屋にストリートトリプルRSとHAWK11が並び、ストリートトリプルRSを手放すことになったわけですけど、あれは2台の活躍のシュチュエーションが被っちゃったことによって起こった入れ替え劇でもありました。同じものが2台並べばどっちかを選ぶことになるのはしょうがない。ツンデレは1人ならいいけど2人出てくるとストーリーが崩壊します。ストリートトリプルRS自体は素晴らしいバイクだったのに、ああいうことになってしまったのはプロモーターとしての私の経験不足であり、大いに反省するところです。
私がエンジン形式やタイヤ径等があまりカブらないよう増車しているのも、そんなニチアサ戦隊理論によるところがありますが、そのような選択により、私のラインナップの中で、戦隊レッドやブルーの地位にあったダイナとゴールドウイングはずっと、その地位に居続けることができたんだと思う。実際バイクが増えて、いろんな乗り比べが可能になったことにより、あらためて、この2台を「さすがだなぁ・・」って感じることも多くなった気がします。
増車って別に増やすことが目的ではないんです。どんなバイク乗りでも「一生添い遂げられるようなバイクと出会う」ことが消費における夢でしょう。でもその夢が実現しても、「他に欲しいバイクがなくなるわけではない」んですよ。だからバイクは増える。増えざるを得ない。それが現実です。
「目的を達成すればするほどバイクが増え続けるという決して醒めない悪夢」
がバイク消費なんですよ。そんな過酷な現実を前に多くの人が悶絶するような思いをしているはず。だってバイクって普通は1台しか所有が許されないじゃないですか。だから増車できない人が一台と添い遂げるのは限りなく難しいのです。
バイクとの別れって、そのバイクが嫌になったと言うより、もっと魅力的なバイクが見つかったことにより、別れを余儀なくされるケースが多いと思うんです。私は幸いにもバイク小屋という巨大格納庫を有することにより、その別れを先送りすることができている。つまり環境に恵まれているだけ。蓋を開けてみれば、それが結果的に長く乗れている一番の理由だった。
もうね。ミもフタもないですな。長く乗り続けられる要素を持つバイクは素晴らしいけど、私はまったく素晴らしくない。一台と添い遂げるどころか、いつまで経っても欲望の奴隷じゃないですか。短期で買い換えるか、長く乗るかは、「浮気で次々女を変える」か、開き直って「キャバクラ貸し切りハーレム状態」にするかの違いでしかないのですよ。
浮気性の男の習性なんて、所詮そんなもんなんですねぇ。





コメント
コメント一覧 (28)
今朝当たりアップされるかなと思っていましたがされませんでしたので、多分雪がひどいんだろうなと思っていました。札幌も酷いです。昨日からの降雪が50cm超えてる。
今日は午前と午後、2回雪はねをしました。
現在鉄道もバスもドカドカ運休していますので、明日はどうなるやら…。4年前の大雪の際は、6時過ぎに家を出て会社に着いたのが11時半。明日もそうなりそうな感じなんですよね。
さて本題。増車問題ですね。
万能な夢のバイクなど存在するはずもなく、それでいて1台しか持てないなら、その時その時の自分の気分と懐具合によって買い換えをしていくしかないわけで、世のライダー達が原付から中型大型と行って原二スクーターに落ち着いたなんて話を読んだり聞いたりするのも宜なるかなと思います。
増車で対応できるというのは、へっちまんさんが言うように置く場所もそうなんですが、それに応えることのできる経済力が必要です。なので、このブログを読んでいると、大型6台にBMWの車か…、すげえなあという感想しか出てこないですね。私は4台所有していますが、車は軽自動車ですし、バイクもそのクラス最安のものがほとんどですので、車とバイク4台を全部足しても400万足らず。私のまわりの人達の車1台分にもなりません。
私はこれまで自分の手の届く範囲の中でしか生きてきませんでしたし、それはバイクも同様です。その点ではへっちまんさんも同じでしょうが、その手の長さが違うということなんでしょうね。
私はバイクを何台も所有し楽しむことができているだけでも、バイク乗りとしてずいぶん幸せだなと思っています。少しでも長く、この幸せな状態が続くといいなあなんて願っているのです。
へっちまん
が
しました
ありがとうございます。私の誕生日は天皇陛下と同じなので国民の休日です(笑)
早生まれになるので、1歳上の人と学年が一緒になりますね。バブル大ハジケの時期を体験している同学年とは・・時代的な話が合うのも当然ですね。今後ともよろしくお願い申し上げます。
へっちまん
が
しました
と思ってたら温暖な瀬戸内側でも珍しい程のな降雪具合
夜半からバイクで出てたのですが、朝方7時半頃からちらつき…所用で目を離した30分足らずの間に愛車が雪まみれになってました(洗車寒いしメンドーだ…)
おぉ…?ダイナ迎えなければGPZ1100でバイク降りてたのかも?なんですかッ!!もしかしてこのブログさえも!?
勝手な想像ですが、多分それでもへっちまんさんはバイクを降りる事出来なかったんじゃないかなぁ…
dead or rideな人だと思いますよ、ほぼ間違いなく
ダイナの穴をゴールドウイングで埋めるって発想は何回聞いても力業が過ぎて笑えますし、その上で納得させられちゃうのもなんだかなぁw
メインバイクのカスタムの方向性色々あるけど、現状私も気になる短所を潰したい派
今年こそサスペンション交換&リフレッシュ!
社外にOHLINSあればなぁ…(廃盤)
へっちまん
が
しました
そしてダイナさんに感謝の意を伝えます。良くぞ親方様をつなぎとめてくれた!
ありがとう!!…青メタ号だったんですね?ちょっと意外。
最後のイラスト…「ウィリー・Gのスカルみたい!」と、昔の写真を見直した。
そう言えばイカデビルも同類?…17年の付き合いで似てきたか?(笑)
長く寄り添えば似てくる?…あと13年後かぁ?
既に似始めてる気もするけど、耳変態さんも怒るとこんな顔になるのかなぁ?
働いて働いて、貢ぎ続けたご褒美がミルウォーキーって事で! 頑張れぇ~!
へっちまん
が
しました
自分の様にお金がないとオートバイを選ぶのも凄く慎重になります、なんたって「増車」なんて絶対に出来ませんからね(笑)その分一旦選んだらとことんお付き合い😄1人で闘う宇宙刑事(メタルヒーロー)と言ったところでしょうか、自分的にはNTが自分の欲望をほぼ満たしてくれてますので当分乗り換えに悩むことは無さそうです。
追伸・・・先日NTのオイル交換を行いましたが、NTはなんと排出口が2つ!中々新鮮なオイル交換でありました、なんたって「1つ多い」訳ですから💦しび乃さんもこっちの画像の方がいいかも(笑)官憲の白い悪魔の後継車ですし、見せてあげたかったですね〜😅
因みに自分も3月で55歳になります。気が付いたらもう「退職カウントダウン」になっておりました💦
さて、間もなく秋葉原駅であります。頑張ってお仕事行ってきま〜す!
へっちまん
が
しました
上の方々のコメント欄も拝見しましたが、私も同学年(戌年生まれ)です!デビルマン、うる星やつら、銀鉄999、北斗の拳・・・大好き。
私もDL買ったときは、ハーレーの知識はほぼゼロでした。ハーレーなら追い抜かれても穏やか~な心であんまり事故んないだろ、って考えただけでしたね~。車種選びも「ローライダー」の名前がシャコタンっぽくてカッコいいっていう程度で、ほぼ何も考えていなかった。当時は、そのあと長く乗ることになるとは思ってなかったな~。
バイクって、タイプやメーカーと色々ありますが、みんな個性があって楽しいですね。
でも、乗り換えてDLを手放す気はないし、だからといって増車・重婚もムズカシい。だから私の場合はたまにレンタルバイクを使ってます。まあ丸一日借りても表面を撫でた程度にしかならないのでしょうが、このボタンは何に使うのかしら?うお~速ぇ~!やっぱ車もバイクも新しい方がいいんだぜ~って、テンション上がります。
一方で、レンタル屋からの帰路では、逆にダイナを新鮮に感じたりするんですよ。うーん、重いデカい、なんか古臭い、全体的に太っとくてガサツな感じ・・でもこれもアリなのかな・・なんて。
妻ひとすじにふとサビしくなって、時々キャバクラ行くってカンジでしょうか。そんでもって帰宅すると。
へっちまん
が
しました
こちらは降らないですが、週末には雪を求めて長野のスキー場に行ってきました。お気楽でスミマセン。
私も今年の秋で55歳になります。なんか同世代が集まっちゃってますね。笑
へっちまん
が
しました
サザビー君の活躍とへちまさんの安心安全を祈念しています。
領主様の性癖?快楽のベクトル?全開のポスト、共感しかありませんw
オトコもオンナもまずは見た目でエントリーしますけど、見た目なんか3日で飽きます。
オトコもオンナも結局のところ乗り心地/乗られ心地の良し悪しが大事で、乗り換えするかしないかは精神力と倫理観が分水嶺ではないかと。
浮気性は一生治らないと言いますけど、バイクの多頭飼いはちょー健全と思います。
ムスリムは一夫多妻が未だに許されていますが、全妻を平等に扱わないと宗教的にもNGらしいです。
へちまさんもどうかお気をつけて。
我が家の若妻=CB1000F SEは、暖気運転中のサウンドが痺れるほどうるさいです。
イグニッションを入れるとキーンというコクピット感あふれる電子音から始まって、エンジンをかけると家族にうるせーよ!といわれる爆音を奏でます。
どノーマルなのに少しだけヤンキーDNAを感じさせるCBは控えめにいっても最高の遊び道具ですね。
昭和感あふれるぶっといシルバーのマフラーがお気に入りです。
またレポします!
へっちまん
が
しました
今は仕事で岩手の花巻に単身赴任しておりまして、週末に茨城の自宅に帰る生活をしています。
今まで関東では経験したことのない雪と日々格闘していますが、一晩で降っても10〜15センチくらいなので北陸のレベルはヤバイですね。
年明けに買ったアレの車検証コピーがドリームから来ましたので、そろそろ納車です。楽しみ!
へっちまん
が
しました
年間の合計走行距離はほぼ一定なので、四台所有では偏りができてしまいます。大中小な三台体制が納まりが良かったと改めて思う次第です。
大型二台を統合する合理性とセパハン車(できればフレームマウントカウル付き)に乗りたい欲望が合体して 老後資金を狙っています。
願望としてはYZF-R9 実現性がいくらか高いYZF-R7とGSX8R 大中三台を一本化してZX-4RR などが現時点での追加戦士候補です。自分語りですみません。
へっちまん
が
しました