CB登場
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(CB1300SFが満を持して登場。マイナーモデルばかりの私の漫画の中で、唯一のメジャーモデル。仕事はなんでも完璧にこなす有能キャラ設定ですが、初代CB750FOURの面影のある※しび江さん※にハァハァする「重度のシスコンキャラ」という最大の弱点を抱えています。)


今回は冒頭いきなり漫画でスタートです。ちなみにまだ出刃包丁では刺されておりませんのでご安心を。

私のブログを読んで、勘の良い方はあらかた予想できていたことだと思いますけど、実は私、3月中旬にCB1300SFのファイナルを予約しておりまして、5月の後半には納車されていたんです。

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(いつものごとく、ほぼ素納車です。)

え?購入理由ですか?今更それを聞きますか?ええ、答えは一つしかない。

「欲しすぎてしまいまいたかられす!!!」(興奮のあまり二度噛み)

長年アホみたいなブログを書いてきたんで、私のことをナチュラルボーンなアンポンタンだと思ってる人がかなり多いはず。でも、バイクを養わないといけないですから普段のお仕事では、キャラを偽り、クールな鉄面皮の顔面詐欺師に徹してます。でもことバイクのことになると、まるでゴムが切れたブリーフのように表情筋が緩みっぱなしになる。これは普段はクールなミスタースポックが、自室で薄ら笑いを浮かべながらリカちゃん人形のスカートをめくっているようなもの。

内弁慶ならぬ内変態です。

人生も晩年に入り、模型や機械式時計など、多くの趣味に区切りがつく一方、バイクへの入れ込みっぷりはピークに達した感がある。以前からバイクに関しては「3の倍数と3のつく数字でアホになる」状態でしたが、ある時期までは、そのカウントが10とか、20台で留まっていて「タマにおかしくなるだけ」だったんです。でもV7買ったあたりからカウントが30台に突入してず~っとおかしくなってるんですよね。

(過去から現在に至る私のバイク消費を的確に再現している動画、モトグッチV7の購入を契機に、カウントがいよいよ30に到達した状態です。)


それは私の嗜好が「バイクで楽しむ」から「バイクを楽しむ」に少しずつ変わってきて、コロナ禍を契機に完全にそっちに振り切れたからでしょう。

バイクって他では絶対に味わえないような体験を提供してくれる特殊な乗り物なんで、通常はバイクでいろんな体験をして楽しんでいくわけです。しかし、35年も乗ってると自分の日常ではあらかたその体験を狩り尽くし、走るルートもマンネリ化。陰キャボッチは人間関係もまったく変化しないですから、ある時期から変化ってバイクしかなくなるんですよ。その結果、「多数のバイクと重婚してバラエティをつけたらどうか?」という「最も選択してはいけない体験型」に移行してしまったんですね。

まぁそれくらいバイクが好きになってしまったということでもある。趣味が高じて仕事になる、などとよく言いますが、仕事にした時点で趣味じゃないと私は考えているんで、そこは「趣味が高じると理解不能な変人になる」というべきじゃないかと感じてる。好きの守備範囲がどんどん広がっていく結果、「なんでもおいしくいただきます」というフードファイターになり、悪食の限りを尽くすというお決まりのパターン。私はバイクという高額消費でそのお約束にハマってしまったんですね。

消費って、本来は理性と欲望が激しくぶつかり合いながら、その折り合いがついていくものですが、ここ最近は「話し合いで解決するか、殴り合いで解決するか、殴り合いで決めようじゃないか」っていう、理性完全敗北型のとっても頭が悪い状態になってます。

私がこの状況に至ったのは、本ブログの影響も凄く大きいと思う。だってブログを書いている間中、ずっとネタにするバイクのこと考えているんだから、そりゃもうバイクに対して恋する乙女ならぬ、恋するエロガッパにもなりますよ。

生活必需品でもない趣味の消費なんて、その本質は滑稽な喜劇で、どんなに取り繕ろおうとも、欲望と下心しかありません。でも、ドハマりしてるときって、「心に上も下もございません。下心だって立派な心なのれす。」って頭がラリってる状態だから正常な判断は不可能。どんな浪費でも正当化する自己擁護モンスターの誕生です。いろんな理由をつけて、消費を合理的で高尚なもののように見せようとするけど、単に「欲しの王子様」になってるだけなんで、潔く自らの愚かさを認め、社会に対して懺悔した方がいいんです。

おお世界よ。私が浪費家の見本だ。ゴメンなさい。

昨年CB1100EXを買って、「4気筒に対する憑きもの落とし」に挑んだわけですが、憑きものが落ちるどころか、呪いをかけられる結果になってしまいました。4気筒の魅力を再認識し、「ああ・・空冷だけでなく、水冷四発にも乗りたいでやんす」という欲が猛烈に湧いてしまったんですね。久しぶりに乗った空冷四発のCB1100は昔のような強炭酸ではなく、乗り手に優しい微炭酸フィールで味わい最高だったんですけど、それに乗ることで、「今度は水冷が恋しくなる」というホンダの誘い水に見事にハマった感じです。

ただ水冷四発は各メーカーも数多くラインナップしていて、選択肢は沢山ありましたし、ホンダばかり買うのもどうか?というのもあり、CB1300SFを選択するまでには、自分の中で、いろいろと紆余曲折もありました。でも、そこらへんの取捨選択を書くと長くなるので、後日にでもブログにまとめることにいたしまして、とりあえずは「CB1300SFのファイナルをドリームに見にいってみましょ~」ってことになったんです。

で、そこで赤白も黒も両方見たんですけど、黒の実物を見たらもうダメだった。私がタダでさえ黒好きなところもってきて、このブラックは、シックかつストイックで、大人の色気がムンムン。黒のライダースーツ着た峰不二子がヘソの下までチャック開けて「ねぇ♡ルパァァァァァァン♡」って誘ってるみたいなヤバさがありましたね。初期型カラーのオマージュですけど発色のエロさが当時とは全然違うんですよ。

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(ディーラーショールームで見た黒のCB1300のイメージ。こんなのもうルパンダイブをキメるしかない。HAWK11のキレ重視のブラックでも、CB1100の品のある黒でもない、悪女的なダーク&エロスなブラックです。ちなみにボルドールの黒もヤバいくらいエロかったです。)

平成を支えたホンダのレジェンドバイクが、ファイナルでこんな怪しい色仕掛けなんて、もう見た瞬間「心が完全に勃起」してましたね。理性は欲望に殴られ気絶してしまい、その場で予約とあいなりましたが、それが3月の中頃のこと。その時点で「コンピューター上、8月から9月頃の納車なんで、気長に待ちましょーね♡」って言われてたんですけど、私より先に注文していた人が事情があってキャンセルになったのか、納期がなんと3ヶ月も早まり、5月にさっさと納車されちゃったんですよね。来るのはまだまだ先のことと、のほほんとしてたんですが、突然納車ってことになり、バイク小屋に6台を押し込むため、ゴールデンウィークはバイク小屋の模様替えの対応に追われました。

このCB1300SFについては、当初ブログに出さず、内縁状態にしておこうと思っていたんです。「CB1300SFのインプレなんてちまたに溢れているし、今さら私がブログで書くまでもないだろう。これ以上バイク増やしたってわかったらマジモンのバカと思われる」なんて、結構後ろ向きだったんですよね。でも乗ってるうちに「やっぱそうもいかないな~・・」って思いはじめた。

CB1300SFに乗って「平成時代を支えた国産四発の良さ」をシミジミ感じたんです。体の奥にDNAとして刷り込まれてるというか、バイク乗りとしての感覚が、それを無条件に受け入れるんですよね。それは多分、このバイクに若かりし頃に誰もが乗り、ライディングと向き合う端緒となった名車「CB400SFの面影」があるからだと思う。そりゃCB400SFに比べれば、大きく、重く、頼もしくはなっているし、超トルク型なんですけど、乗って、降りたときに「ただいま・・帰ってきたよ・・」っていいたくなるような、そんな感覚があるんですよ。これからCB1000Fという新しい世代のCBも出るけど、CB1300SFのエンジンは間違いなく我々世代のど真ん中の四発だと思う。

あと、今のCB1300SFを、「デカイ、重い」って言う人は多いけど、それは現代のバイクと比較するからですよ。私から言わせれば現代のバイクがやたら小さくなってるだけなんです。私は初代BIG-1のボッキュッボンのダイナマイトボディを見てるから、CB1300は随分奥ゆかしいなって感じる。初代CB1000SFは、当時XJR1200に乗ってた私が、「こんなんデカすぎでしょ(笑)」って呆れるくらいのアンドレ・ザ・ジャイアントだった。私が「過去にデカいと感じたバイクの筆頭を挙げろ」と言われたら間違いなくBIG-1。デカくても機能があれば納得できるし、大きなバイクになるほど乗ったときに威圧感を感じさせないよう、いろいろと配慮があるものですけど、BIG-1は違いました。もうね素で無駄にデカいんですよ。あれは限定解除時代のベテランライダーに向けたバイクだったから、マッチョな巨体を見せつけることが価値そのものだったんですね。だから、威圧感がハンパなかったですよ。

跨がった時から笑っちゃうくらいデカいタンクがチョモランマのように乗り手の前にそそり立ち「よっ!ナイスバルク!ホンダ筋肉博物館!」って合いの手入れたくなるくらいの仕上がりっぷり。コレに加え、「日本人の平均身長でギリギリ足先がつくように設計してるんじゃないの?」っていぶかりたくなるようなケツの高さで、乗り手をやたら不安にさせたんですよ。それに比べれば、今のCB1300は威圧感も足つきもフレンドリーで、プレッシャーは全然ない。

実際納車された5月から今までで3000㎞以上も走っちゃってるんですが、なんか無意識にフラフラと跨がっちゃって、気づけば距離が伸びている。他のバイクをオカズに挟むと、そのバイクも引き立っちゃうんで、マジで白米です。実走距離が足りてないので、なんとなく跨がっちゃう理由と、距離ガバ感の究明はまだまだこれからというところ。

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(納車3ヶ月で3000㎞。CB1300だけ他のバイク比1.5倍くらいで距離伸びしてる感じです。)

ということで、CBについては1300と1100の2台持ちになっちゃったんですが、この2台がバイク小屋にデーンと並ぶと、過去にCB所有したことないニワカの私でも

「一応CBオーナーの端くれなのである!うははははは!!」

ってちょっと自信が持てるから不思議。熟女系姉妹とお付き合いなんて、まるでラノベか漫画の世界ですけど、この2台を所有したことで、自分の中でもCBというバイクに向き合う覚悟が決まった気がしますので、こんなアホでもCB乗りの末席に加えて頂けると幸いです。

現在ダイナがエンジントラブルで入院、きんつば嬢が事故入院で、当ブログを長年支えてきた両横綱不在という状況となってますが、心にポッカリ空いた大穴を、このCB姉妹が埋めてくれる。きんつば嬢はともかく、ダイナは当面帰ってこない見込みなんで、その間に日本バイク史に燦然と輝くCBというモデルに対する自分なりの思いをなんとかカタチにしていきたい。それが、私の当面の宿題かな~などと思っている今日この頃です。