私の主観てんこ盛りでお送りするCB1100EXのインプレッション(外装編)です。これはへたれバイク乗りの私に「CB1100EXがどう見えてるのか?」っていう主観を縷々述べていくだけのものであり、開発者側の事情、公平性や妥当性、真実性にはマッタクといっていいほど配慮していませんので、いつもどおり一種の読み物としてお読みください。ではどうぞ。

個人的には、どんなカテゴリーのものでも、「スタンダードなものほど、インプレッションが難しくなる」と考えております。バイクにおいて、空冷4発のCBなんてのは、誰が見ても王道路線ど真ん中。そのインプレは、ションベンカーブしか投げられない私には、そもそもハードルが高いんですよ。とはいっても、今更、剛速球投手になれるわけもないので、逃げとかわしの姑息な投法で私なりにインプレしていこうと思います。

このバイク、端的にいうと、「2010年に突如として現れた昭和」です。電子制御を駆使したバイク造りのヌーベルキュイジーヌが訪れようとしていた2010年に、あえて「昭和のバイクを平成に!」って感じの温故知新なオートバイ。

しかも、「CBの伝統にのっとっております」っていうんだから恐ろしい。だって、この頃ってまだ、ホンダの伝説「CB750フォア」に憧れてホンダに入ってきた古参開発者達が定年前ですからねぇ・・。そこに実務担当の中堅(忠犬?)開発者達が「これがぁあ、ホンダの伝統でぇぇす!」っていうバイクを企画製作しようというのは、もはや自ら生け贄になりに行くみたいなもの。まさに五体投地、火の中に飛び込む羽虫。私だったら、この開発チームから間違いなく逃げ出す。だってこれやろうとすると、CBの本質とはなにか?伝統とは何か?アイデンティティとは?っていう議論から始めなくてはならなくなるじゃないですか。

たしかにそれまでもCBの空冷モデルって750クラスで地味~に販売されていましたが、それは過去のエンジンや設計を踏襲してきたものでした。しかし、今回は「CB1300の腰下使ってエンジンと車体を新規開発」「これがほぼ空冷CBの集大成、ラストモデルでございます」って企画。要は空冷最後の打ち上げ花火ですよ。ああ・・そのプレッシャーたるや、もう高位の重力魔法で押しつぶされるレベルじゃないですか?

企画が立ち上がった瞬間から、ややこしい人達がわらわらと集まって、横綱審議会ならぬ「CB審議会」みたいなものが作られ、「CBとはナニものなのか・・・あががががが・・」みたいなエンドレス井戸端会議がはじまることは目に見えている。

そんなCB審議会の人達に、開発部門と設計部門と製造部門が、ああでもない、こうでもないと、洗濯機の脱水槽のようにもみくちゃにされた結果、できあがったのがこのバイクなんだろうと思います。

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(巨大なタンクから、さらに張り出す空冷フィン、そのエンジンから伸びやかに後方に流れていくエキゾーストパイプ。繊細かつ流麗な造形美です。)

乗ってみると、このバイクはリッタークラスなのに公道速度域にしっかり寄り添う走りをします。つまり「加速やスピードという価値に依存しない4気筒の美点は何か?」っていう命題に、正面から向き合ったバイクなんですね。乗り手側も、それをしっかり受信しなきゃいけないんですけど、残念ながら私は毒電波しか受信できませんからねぇ・・・。まぁ消費する側は作る側と違ってバカでもいいんで、実に気楽ですね。

ちなみに、このバイクが発売された2010年の私は、スピードと刺激が大好きなアヒャヒャ野郎で、「この手のバイクを最も理解できない残念ライダー」でした。その頃は、自分の走りにまったく従おうとしないダイナとバチバチにやっていて、ライディングにおいては「自分とバイクの対話」より、「他者との相対的優位性」が大事だと思ってたんですよね。そんな私にとって、CB1100は「メチャクチャブームに遅れてきた、意味のわからん空冷フラッグシップ」だったんですよ。

「はぁぁああああ?なんで今更こんなもん出してきたの?」

ってのが当時の正直な感想。もうね。遅刻どころじゃないですよ。1990年代の中盤、空冷のゼファーやXJR1200、油冷のバンディッド1200などがリッターモデルで覇権を競っていた頃でさえ、ホンダは水冷を頑なに譲らずBIG-1で最前線を張っていたし、ホンダ空冷CBの最後の砦だったCB750(RC42)も2008年にディスコンになってましたから、「今後はアナログでローテクな空冷バイクなど、お役目終了で消え去っていくんだろうな~」なんて思ってた矢先、突如として「空冷エンジン搭載の新型リッターバイク」を世に送り出してきたんですよ。しかも、まずもって若者ウケしそうにない見た目で・・。

CB1100

もうね。このテールの処理見てくださいよ。ほとんどのバイクがスタイリッシュにテールカウルを跳ね上げていた御時世に、

「オィィイイイイ!!クロームメッキのタレ尻で出してきたんじゃがぁああ!!」

大変失礼ですが、はるか昔を知らない私のような世代は

「はぁあああ?SRなのかなぁ?4気筒の巨大ベンリィなのかなぁあああ??」

って思いましたよ。

「え?CB750FOURのテール?えーと、そのバイクが登場したのは私の生まれる前の1969年で、時代的にはドリフのズンドコ節ですね。でも私は尾崎豊の世代なんで・・」

って感じですよ。

そりゃこれがホンダの伝統ってのはわかりますけど、CB750フォア発表時にピチピチの20代だったライダーだって、2010年には、革ジャンの代わりに還暦のちゃんちゃんこに袖を通してたわけですから、私のような1970年代生まれのバイク乗りがこのテールを理解しようとするには、タイムスリップが過ぎたんですよね。このバイクの発売当時まだ40前だった私が理解できるようなシロモノでなかったことは間違いない。

販売戦略も、どうにもよくわからない。だって考えてもみてくださいよ。その時点で、ほぼ日本専用のCB1300SFという王道ネイキッドが既にあったんですよ?それまでは、水冷はリッターのCB1300、空冷はナナハンのCB750と、排気量で水冷ネイキッドと空冷ネイキッドの棲み分けができていましたけど、そこに、あえてリッターで空冷のCBを出してきたんです。こんなの、ユーザー側から見ると、「ホンダが作った同一メーカー内、対抗馬」じゃないですか?

実際、当時のバイク雑誌には、CB1300SFとCB1100の比較記事ってのが結構出てて、「オィィィィイ!このバイクの対抗馬ってCB1300なの?」って、心の中でツッコんでましたから。もうね。「CB1300SFの売上をゴリゴリ削ってもかまいませんの♡」といわんばかりのヤバさ。こんなのキングギドラの右の首と左の首にケンカさせてるみたいなもんですから。真ん中にいるユーザーと営業さんは「俺、挟まれちゃってどうしたらいいの?」ってことになっちゃうじゃあないですか。しかも、発売したときには、空冷モデルとしてヤマハにXJR1300が残ってて、別にバカ売れしてたわけでもないから、そんなに勝算があったわけでもない気がする。これってホンダがた~まにやる、売り上げ度外視で「作りたくて作りました」っていうやつなのかもしれない。

そんな感覚でこのバイクの外装を見ていくと、どのCBに乗ってた世代が見ても、なんとなく懐かしいという要素がそこかしこに見て取れて、まさに歴代CBの集大成。「これはホンダのCB愛が形になったプロダクトなのかもしれないな」なんてあらためて思う。

まぁ、私も50を過ぎた今だから、こういう一歩引いた見方してますけど、30代から40代にかけては仕事も生活にも余裕がなく、生きることに精一杯でした。そういう時期って、考え方が成果主義になりがちで、情緒なんてものを考慮することはなかったし、たとえ理解できたとしてもそんな霞のような価値に金を払う心境でもなかった。

でも、人は変われば変わるもの。今は、そういう性能や売上だけを求めたものってなんか味気ないんですよ。公道性能の上限で遊ぶのなら、もはやどのバイクも不満がない御時世にあって、「カタログスペックにはあらわれない豊かさを追い求めるというのは重要だなぁ・・」って思ってたりするんですよね。旧車に行く人も、性能より、そういう情緒を求めてるんだと思うんですよ。

2010年当時も現行車にそういうものを求める層は沢山いたのでしょうけど、その需要をケアするような、リッターバイクは国産には少なく、特に高回転高出力に強みをみせる4気筒では、そもそもゆっくり走るという価値観が商品ヒエラルキーの点では成り立ちにくかったと思う。ナナハンにブチ抜かれるリッターって性能面だけ見ると「価格の意味は?」ってことになるわけですから。

ご多分に漏れず、私も発表当時、このCB1100の良さがまったくわからなかった。しかし、それから14年の時を経て、一番遅そうで古めかしいEXに手を出してキャッキャ言ってるわけなんですから、CB1100は「刺さる時期になれば、ちゃんと刺さる」っていうバイクなんだろうと思うんです。問題はそうなるまで、バイクに乗り続けてる人がどれくらいいるの?ってことですよね。バイク業界が顧客を大事に育てないと、こういうあざとさのないバイクは売れない。買い手の興味が常に移り変わるこれからの時代、そこら辺が難しいんだろうな~って感じます。

ハーレーって性能的にはロースペックで明らかにオッサン受けするバイクだけど、やたら目立つし、押しが強いし、乗り味濃いし、ステータスを煽るから、ビギナーにもわかりやすい訴求力があるんです。ハーレーの凄さは

「速さを捨てても、なおヒーローの夢が見られる」

っていうところにあるわけですけど、CB1100は、速さもヒーロー的な要素もなーんもないから、さらに一段枯れている。SR400とか、モトグッチのV7と同じような立ち位置にいると思うんですよね。

でも、その代わり、バイクがこっちに「何者かになれ!」って求めてこないし、「ああしてくれ、こうしてくれ」ともいわないから、背負わされるものがない。そこはスポーツバイクのくせにスタイリングでイキったり「さぁ戦え!」っていってこないHAWK11とよく似てる。もうね。自分とバイクとの関係しかなくって、乗ってても余計な邪念が浮かばないから、精神的に超楽なんです。これって故ジョージ秋山先生の浮浪雲のような世界観で、「ああ・・雲のように気ままで自由ってこういうものなのかな」って思う。

浮浪雲
(100巻以上続いたジョージ秋山先生の不朽の名作、浮浪雲。主人公は居合いの達人でありながら、女物の服を着て毎日気ままに遊んでいるだけ。全編を通じて、絶妙の間とユルさと平和さと人生訓に溢れている。生きること=道楽っていうのは、趣味人の憧れですね。レーサーで言うと原田哲也さん辺りがこんな感じになってる気がする。)

ということで、CB1100EXに対する全体的な感想はここまでにして、ここからは個別のインプレに入りますけど、このバイクの全てを一つのブログで語ることは不可能なので、今回は、まず見た目から参りましょう。

外装面の印象は「清く正しく美しい、リッター空冷4気筒」です。私が見ていていいな~と思うのは「デザイン的に破綻したり無理したり、間延びしたりしているところが一切ない」ところ。スタンダードなデザインって大体無理してないんですけど、このバイクも全てのパーツが縮こまってなくて実に豊かで伸びやかです。巨大なリッター空冷エンジンと調和するようにパーツを隙なく綺麗に配置してる。あるべきところにあるべきものが収まってるから、見ていて安心感があるし、一つ一つのパーツが、車体に溶け込んで目立たないんですね。そのデザインは「各パーツが予定調和を拒絶する」かのように主張を繰り返し、伸びたり縮んだり、尖ったり丸まったり、繋がったり切れたりしながら、フロントからリアに収束していくHAWK11的アクの強さは皆無。佇まいが、ただただ静謐で美しい。

過去のデザインアイコンの継承ってカワサキがメチャクチャ得意にしてるんですけど、カワサキは伝統的にそのデザインに「主張」「意志」みたいなものを入れ込んでくる。それこそがカワサキの人気の源泉ですけど、CB1100にはそういうのは一切ありませんねぇ。

「私、そういう用途のために存在するんじゃありませんの。」

って、とらえどころがないんですよね。しかし、そんなたたずまいとは裏腹に、細部を見ていくと、「ディティールに込めた主張」はかなりヤバイことになっている。採用されてる空冷フィンの薄さや深さなど、完全にロストテクノロジーじゃああないか。このフィンを見てるだけで、なんともいえん感慨に包まれますからねぇ・・。

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(実に美しいエンジン周り。最薄部2㎜で彫りも深い空冷フィンはアルミ合金。クラッチカバーとクランクケースカバーはバフ仕上げ。エアクリーナーカバーの仕上げはヘアライン。シリンダーヘッドとピポットのキャップはポリッシュと、磨き方を変えて外観にアクセントをつけてます。各金属パーツに面ダレは一切なく、切削で刻まれたホンダの文字のシャープさも見事。至近距離からの撮影にしっかりと耐えてくれる。)

このクッソ薄い空冷フィンを「一定のコスト内で量産せよ」ってミッションだけで、製造部門がムンクの叫びみたいにホホを手で押さえ、胴体をくねらせながら「オゲゲゲゲ・・・」って涙目になってるシーンが目に浮かぶ。もうね。こっちとしては特攻隊を見送る整備兵のように

「散っていった英霊に敬意を!安らかに眠れ!!」

って涙で敬礼あるのみです。

このバイクが目指したのは「日本の空冷4発の普遍的な美」であり、格好良さより、調和や美しさが重視されていることは間違いないと思う。カブには、日本のアイデンティティとして寺社仏閣デザインが採用されたらしいですが、CB1100は「ホンダ空冷バイクの伝統美とは?」ってのを、ひたすら掘っていった感じ。

どっちかというと迫力を前面に出したCB1300SFのデザインとは異なり、ガン飛ばしたり、オラついたり、ファイティングスタイルをとったりしない。CB1300SFが外に向かって「スゲェェエエエ!」ってアピールを重視したものだすると、CB1100のデザインは「至近距離でバイクを見る乗り手にしか向いていない」という極めて内向きのものなんです。道の駅で目立つことより、オーナーが車庫の中でバイク見て一人で「ウヘヘ・・・」ってヨダレ垂らせる要素をてんこ盛りにしているんですよね。

「性能を求めないのなら、細かなフェチズムと作りの良さでフラッグシップをやればいいじゃない!」

「熊本製作所のバイク作りはぁあああ、世界一ィイイイイ!!!」

って、マニアックで昭和なグリコポーズをやってるわけですよ。

2017年のマイチェンなんて、「フェチズムの極み」みたいなもんじゃないですか。EXはマイチェンでホイールのハブを小さくして、スポークをより長く、本数を少なくして、見栄えと磨くときの指の入りをよくしてるんですが、それって、スリッパークラッチで後輪のホッピングを抑え、ホイールのストレスを減らすことによって実現してるんです。最新技術を利用してホイールの趣味性を上げるって、もはや斜め上の発想ですわ。

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(ハブが小さくとってもスッキリしたスポークホイール。指突っ込むクリアランスが十分あるから磨きが捗ります)

マイチェンで採用されたフランジレスタンクも、タンク下回りのモチモチして滑らかな曲面造形を目指したもので、クリアも厚く塗装の平滑性も高いから、とにかくウェスでなで回したくなる。そして、その手をタンク下に回したときに、バリが一切引っかからないという気持ちよさ。こんなもんはね。「タンクを日々磨きなさい」っていってるみたいなもんなんですよ。

実際このバイクをじっと見てると、フラフラと意味も無くウェスを手に取り磨きにいってしまう。私は汚れたスポークホイール見ると、フクピカ取り出して、とにかく隙間に指を入れたくなるタイプなんですけど、この私にドロドロのCB1100を与えると一日中サルになって磨いている可能性がありますな。ヘタすると中古購入時より売るときの方が綺麗になってたというオチになりかねません。

ただ、量産品でこの手の仕立てにこだわり出すと、製造部門が地獄になりますよね。私も模型作りをするからよくわかるんですけど、ディティールにこだわり出すと、もの作りの現場のハードルは一気に上がる。バイクをナデ回しながらまじまじと見れば見るほど、「これは設計が製造をいじめ抜いた、マゾヒスティックなバイクである」って感じがする。普通はマイナーチェンジの度に基本性能が熟成されて極まっていくため、開発部門や設計部門が血反吐を吐くはずなんですが、このバイクは、マイチェンの度に製造部門が血反吐を吐くというバイクなんです。2017年のモデルチェンジでは、

「進化よりも深化じゃぁああ!」

「見た目質感向上じゃあ!!」

「マフラー音も良くするのじゃぁあ!!!」


なんて、変態的な目標設定でシバき回され、製造部の苦悩は限界に達したと思う。「ヒィィィイイイ!頼むからもうマイチェンやめてェェエエエ!!」って現場は血の叫びを上げたはずです。

ちなみに私がバイクを購入して、まず最初にしたことって、前のオーナーが取り付けていた社外のエンジンガードやサイドバックサポートを外し、ノーマルに戻すことでした。このバイクは私にとって、「余計なモノは外したい!」って思うようなバイクだったんですね。私自身はこれまで宗教上の理由でエンジンガードをつけたことがないんですけど、このバイクはそれ以上に、デザイン的に余計なものはつけたくなかったんです。

20241114_2327453302(取り外したパーツ。現在はスッピンと相成りました。)

もう一つ「邪魔だなぁ・・」と思ったのはタンクの上にプリントされてる「Final Edition」の三角シール。「いやいや、これがないとFinal Editionってわからないじゃん?」っていう人もいるかもしれないですが、デザイン的にはマジでいらない。タンク上のシール類は購入したら真っ先に剥がそうと思ってた(注意書きのシールは剥がしました。)んですが、FinalEditionシールは上からクリアーが吹かれてて剥がせないんですよ。あのね。この美しいタンクはソリッドカラー単色でもいいくらいなんです。一番乗り手が映り込みを楽しめるタンクの上面にあのシールはないでしょ?あんなのは販売上のスケベ心で、CB1100の素敵な曲面造形には最も似合わないと思うのは私だけ?

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(機械式時計のポリッシュの質は映り込みのシャープさで確認しますけど、CB1100のタンクの映り込みはこれまで見てきたバイクの中ではピカイチ。普通のタンクは映り込みの像が水面のように若干淀むわけですが、CB1100は映り込みの輪郭が極めてシャープで、かつブレがない。ベースとなるタンクの金属面を平滑に仕上げ、クリア層の研ぎ出しを相当頑張らなくてはこうはなりません。これは変態仕上げ。)

CB1100は、オーナーが「外装に踊らされる」という悪魔的なバイクになってますけど、もの作りの基本を地道に磨き込んだ有り様は、ボンクラな私にも多かれ少なかれ影響を与えてます。バイクが自然体で凜としてると、不思議と乗り手も安らかでまっすぐな気分になるんですよね。まぁマッタリ走らせて頂いてます。

ということで、いささか長くなりましたが、これにてCB1100の外装インプレを終了致します。最後の締めに、このバイクの外観を表現するイイ言葉はないかなぁ・・ってアレコレ悩んだんですけど、本文でも登場した漫画「浮浪雲」の主人公、雲のこの台詞で本ブログを締めたいと思います。


「まずは形から入るのがいいでしょうね。心は形にはまりますから」



おそまつさまでした。
なお、次回から通常営業に戻り、各バイクのネタをやっていきます。






(オマケ漫画「一汁一菜の恐怖」)
調理1

調理お膳

うまっ
(CB1100EXを一言で表現するなら、「普段使いの中に最高の味わいと品質を♡」って感じ。まぁ実にわかりにくいところを攻めてます。一流料理人が手間をかけて作った一汁一菜みたいなもんかも。何気ない日常の中で、フラッグシップらしい贅沢を感じられる仕込みをしてるんですね。)