皆さんこんにちは。元日から激動の一年がはじまりましたが、ブログについては今後も通常営業で続けていくつもりです。ちなみに元日の年賀状ブログで、ちょうど500記事になりました。Yahoo!ブログで2016年に書き始めてから、ライブドアに移り、今年で8年目に入るんですけど「長い間、よく書いてきたな~」って思います。
こんなに続いたのは、私にとって、このブログが日常から逃避するための「魂のアヘン窟」だったからだと思うんです。定期的にこのトランス世界に籠もってストレス抜かないと表世界でもたないんですね。
その一方で、読んでくれる人にとっては単なる気晴らしに過ぎない。中身も読んだ後に脳のシワの間に葬り去られる程度のお気楽なものですから、反則でも凶器攻撃でも面白けりゃなんでもいいわけです。そもそもトイレに籠もってブログ書いてる奴のファイティングスタイルなんて下ネタ以外にないですよ。残りの武器はカビの生えたオタクネタと昭和プロレスネタだけ。その三つ叉のフォークを読んでくれる人の頭にザクザク刺して、「どんだけ流血したの?」ってのがこのブログの正体なんです。
そこにあるのは拳法なのにダイナマイト投げる南斗爆殺拳のような畜生道。「火薬を使って何が拳法なの?」ってケンシロウにジト目でツッコまれても「勝てば良いいんじゃぁああ!!」ってことですよ。まぁそんなのが勝ったら偉いことになりますから、尺だけ稼いで無残に散るのがお約束。まさにあだ花。噛ませザコです。
今回は実質新年一発目のブログですが、色々と悩んだあげく、年末に書いたファッションとスタイルの流れから、私がバイクをどういう視点で選んでいるか?に絡めてモトグッチV7のことを書いていくことにしました。
私自身、昔っからモトグッチの縦置V型にずっと乗りたかったんですが、これまでなかなか購入に踏ん切りがつかなかった。だって敷居が高いじゃないですか。現状では同じ小規模メーカーでもトライアンフの方が圧倒的に買いやすい。私から見て、トライアンフとモトグッチって似てるようで全然違うんですね。どれくらい違うかっていうと、「ウルトラセブン」と「アイアンキング」くらい違う。
(同じカテゴリーに属していても、ウルトラセブンは知らない人はいませんが、アイアンキングなんて知ってる人の方が少ない。屋台で飲んでるオッサンのような濃い面構えがいけなかったんでしょうか・・特撮マニアしか寄りついていないんですよ。)
トライアンフって、最近メディアでの露出を頑張ってるから、メジャーになりつつありますよね。一方、モトグッチって創業100年を超える老舗のくせに、新興ブランドのKTMに知名度すら負けているツチノコ状態なんですよ。良いバイクかどうかはとりあえず置いておいて、田舎では現物すら見ることがない。
でも、今回偶然にもレッドバロンで新車のV7に巡り会ったことで、それまで心の奥底でくすぶっていた私の欲望にメラメラと火が点いた。
私のガレージには、メインバイクのダイナがいて、秀才メイドのきんつば嬢がいて、公道適正抜群のリッタースポーツのHAWK11がいる。これってドラクエでいうと勇者と、賢者と、拳法家が既にパーティにいるってことです。コイツらメチャクチャ優秀なんで、ラスボス倒す道中はこれで十分なんですよ。でも、私的には、そこに遊び人とか、うっかり八兵衛みたいなのを加えたらパーティとして完璧じゃね?ってずっと思ってた。破廉恥漢でもスカトロでもなんでもいいから、他人が「ゲェッ!!そんなとこ行っちゃうの!?」っていうくらいのバイクを添えたかったんですね。そんな気分にハマったのが、V7だったんです。
で、いざ買って乗ってみると、ハーレーとの共通点をヒシヒシと感じたんです。形は全然似てないし、イタリア文化とアメリカ文化では気質も違うんですけど、その根本にあるのは「良いところをのばす」「バイクの個性を大事にする」「信じた道をひたすら行く」という思想であり、「多少のマイナスがあっても、それ以上のプラスがあればいいじゃん」という割り切りの良さが共通してるんですよね。ハーレーやモトグッチってバイクを作る時の評価が明らかに加点法なんです。ある特定分野を伸ばすために、どうしても受け入れなければならないネガを許容してる。
日本の消費者の評価基準って自動車教習所の卒検と同じで100から減点していく感じだと思うんです。平均点をしっかりと定めてないから満点を基準にせざるを得ない。だから、85点の点数がついていると「50点から35点プラス」って考えるのではなく、「100点から15点マイナス」って考えがちになるんです。
バイク雑誌の評価もそうじゃないですか。評価が円グラフになってて、最高を5だとすると、多くの人は5から減点して見ていく。で、その結果、「円グラフが5点近くで綺麗に揃ってるものが良いバイク」ってことになる。要は「減点が少ないバイク」イコール「良いバイク」なんですよね。成績優秀な学級委員長が90点台をズラッと並べてるみたいなもんです。そりゃ優秀なのは間違いないし、実務の処理能力を問われる社会なら、そういう人が良い会社に就職する勝ち組になっていくから、その評価には一定の正しさがある。ただ、この手の実務処理能力ってこれからどんどんAIに置き換えられていく。それじゃあ創造性のある人材を選んでいきましょうってことになると、減点評価ってほぼ役に立たないんですよ。
このような減点評価は長年日本のスタンダードで、日本の教育や、もの作りに大きく貢献したと思うわけですけれど、この考え方の欠点は「長所より短所に目が行っちゃう」ってところです。バイクって高い買い物だから、その視点が強くなるのはしょうがないし、平均的に能力の高いバイクが悪いバイクなはずがないんだけど、この評価基準だけにこだわると、減点をひっくり返すような強い個性の存在を見誤りがちになるし、減点箇所にこだわるあまり、どうでも良いくらい些細なところまでツッコんでいく、揚げ足取りみたいな評価に終始しちゃうこともある。バイクってあっちを立てればこっちが立たない乗り物だから、減点を潰しすぎると長所も消えちゃうケースが多々あると思うんですよね。
長年バイクに乗ってきた人って、多少平均点の低い部分があっても経験とスキルでそれを補うことができるじゃないですか。大型が当たり前になった昨今、大型バイクってだけで性能的には十二分なんですから、肩の力を抜いて、個性重視の加点法でバイク見てもいいんじゃないかって思うんです。つまり、「どれかの項目で突き抜けた良さがあれば、残りはある程度目をつぶっちゃう」ってことですね。
総合点を重視しちゃうとハーレーやモトグッチってそんなに評価が高いバイクにならないんですよ。マイナスもある代わりに、平均点型のバイクにはない唯一無二の強い個性を持っている。それを受け入れた人に、日本製バイクにはない生き様を見せつけてくれるとっても素敵な存在です。
じゃあ今の私のバイク選びが加点法式なのか?っていうと実はそうでもない。最近の私の選び方は二つの視点を合成させたハイブリッド型です。「減点法一本槍で評価するのもマズいけど、かといって加点法に振り切れるのも良くないな~」って思ってるんですよね。
よく海外製バイクに乗っている人で、今の国産パラツインを「つまんないわ~」って一刀両断する人がおりますが、冷静に考えると、国内勢が技術をつぎ込んで作った次世代基幹パラツインエンジンのお味がマズいわけがないんですよね。それをつまんないと感じるのは加点法に振り切ってて「味付けが派手なものが好き」「濃いものが好き」ってだけじゃないかと。味付けが濃いバイクは私も好きですけど、下味がちゃんとついている上で、濃くしたり、ヒネってあるものもあれば、単に大味だったり、「インパクトはあるけどジャンクだな・・」って感じるものもある。濃い味でガツンとくる濃厚豚骨スープが好みだからといって、しっかり染み渡らせた鰹ダシの旨みがわからんってのもどうなのかなと。まぁ、最後は好みの問題にはなるんですけど、「うまいものはうまい」って素直に評価すべきだと私は思うんですよ。
やっぱ、バイク乗りになったからには、アメリカンステーキも和食も、ドイツのソーセージもイタ飯も、伝統の味も、ヌーベルキュイジーヌも全部食べて、その味わいを理解したいと素直に思う。消費者って評論家じゃないから、買って初めて「評論家と違う立ち位置でバイクが語れる」ところがあるんで、身銭切ってみないとそこはどうしようもない。身銭を切るから価格に対して真剣だし、「この値段に対してこのお味はどうなの?」って食レポできるんです。
海外製は壊れるじゃん?って心配する人もいるんですけど、そりゃ国産に比べたら信頼性はないと思います。壊れる壊れないは食べ物でいうと「食の安全」みたいなところがあって、日本のバイクはそこに対して責任感がすごく強いんですよね。その一方で、「味には自信があるけど、日本ほど衛生意識が高くないから、お腹壊したら胃薬飲んでね♡」っていうスタンスも当然あるわけですよ。
それはお国柄であって料理自体を否定する理由にはならない。だってその国の人達は胃薬片手にそれを当たり前に楽しんでるんだし、市場に長い間流通しているものは、そのプラスとマイナスに均衡したバランスがあるから生き残れているんで、全くダメなものなんてないと思う。
私のバイク選びが少々ややこしいのは良いところは加点法で見るんだけど、悪いところは減点法ってとこなんですよね。苦手なことはある程度目をつぶってるとはいっても、私の経験からして、「こと乗り味についてだけは、悪いところも40点平均くらいで収まっていないと長続きしない」という実感がある。
良い部分が120点でも、私の環境で乗った時に20点とか30点の評価部分があると、やがてその部分が猛烈に足を引っ張ってくるんですよ。距離乗ってるうちに、点数が低い部分が徐々にクローズアップされてきて、プラス部分を打ち消してくる。ただ、それが「どれほどの重みを持って足引っ張ってくるのか?」は、購入して一定時間付き合ってみないとわかんないんですよね。
ちなみに私のダイナは、特定回転域でホゲーッと走ってるときの気持ち良さが突き抜けてるバイクなんですが、その反面、雑なサスとか、日本の排ガス規制にあわせて低回転域で薄すぎる混合気とか、「うぉぉおおお!30点じゃぁあああ!!」ってところが結構あったんです。でもハーレーには「カスタムパーツを投入することによって、それらのネガを消せる」という反則技がある。私とダイナのトータル14年にも及ぶお付き合いは、ハーレー特有のカスタム文化、カスタムに対する無双特性があってこそだと思う。真っ当なバイクにしようとすると金を湯水のように飲むから、今のダイナが価格に見合うバイクかっていうと頭抱えちゃうんですけど、それでも10年以上前はネットでパーツが安く買えましたからね。ただ、そのカスタム無双文化が旧モデル所有者の乗り換えが進まない要因でもあるので、ハーレーにとっては痛し痒しなのかもしれない。
で、問題はモトグッチV7です。過去に所有していた方々のインプレとか評価を参考にすると、どう考えても一部に30点がありそうだったんですよね。ハーレーと違ってカスタムパーツも豊富にあるわけじゃないから、ちょっとイヤ~な予感がしてました。良いところが気に入るのは間違いないと確信があったんですが、悪い部分がどうなのかってのは買って乗るまでわからない。だから最後は「遊び人枠なんだから最悪戦力外でも良いじゃない」って、エイヤと購入してみるしかなかった。で、買ってみたら、思っていた以上に不満に感じる部分が少なかったんですよ。
後日詳しく個々の部分のインプレを書きますが、エンジンの個性はやはり素晴らしい。パワーはソコソコだし、3000回転以下はエアの流速にあわせるようにアクセル開けないと全然ついて来ないけど、回り方になんとも言えない色気と気持ち良さがあるところはまさにイタリアン。昔の空冷レーサーみたいで加点法でかなりの点数をつけられる。まぁこれまでこのエンジンを磨き抜いてきたという点への依怙贔屓も含めて120点をつけましょう。
その一方で、私の主観での不満なしを50点とし、減点法で採点した場合も40点を割り込むところは今のところないんですよね。2021年のモデルチェンジでリアサスのストロークとフレームのネック周りに手を入れてるようなんですけど、それが功を奏したのか、悪いところが評価の足を引っぱらないくらいのレベルで収まってる。だからこそ、良いところを気兼ねなく楽しめるんです。変態としての本質を維持しながら整ってるといっていい。
私的に個性重視のバイクには、平均点の高さは求めてません。ただ、マイナス面のボトムラインは割と厳しく見ています。しかも私の40点って一定じゃなくて、結構ワガママなんですよね。ホンダのようなリーディングメーカーに求める40点と、海外の弱小メーカーの40点基準は明らかに違うし、プライスとの兼ね合いも当然ある。私の内面的な心情に応じて依怙贔屓も出るからメチャメチャ主観的なんですよね。ただ、操作してみて生理的に違和感あるものは、基本全部40点以下です。厳しいようですが、そういうところをシビアに見ないと「良いところが突き抜けてれば、後は適当に誤魔化しても・・」っていうバイク作りに免罪符を与えることになる。
最初は至らなくても、モデルチェンジごとに真面目に熟成してるバイクは、良いところを維持しながら、嫌なところを許容範囲に抑え込んで、徐々にこなれたバイクになっていきますから、息の長いモデルは個人的にはどれもオススメです。機械モノについては「枯れた機械にハズレなし」って法則があって、少なくとも枯れた機械からジャンクな味はしない。で、モトグッチはそれまでの評判と、私が最新モデルを乗った感想を照らし合わせると、2021年のモデルチェンジで車体の基本部分に地味ながらもしっかり手を入れて、メチャこなれたバイクになったんじゃないかと思うんですよね。
(正月っぽい写真を一枚入れてみました。)
現状の不満といえば、フロントブレーキの効きがスポンジーかつ甘く(ブレンボなのに!!)、引きしろの調整機構すらないってところと、リアサスがもうちっとしなやかだったら・・って点ですが、それが40点切ってるのかっていうと、そのラインはちゃんと超えてる。つまり、欲を出さなきゃノーマル状態で不満なく付き合っていけるんです。あと、当たりの個体なのかも知れないけど、半年4500㎞で、今のところ壊れる気配もまったくない。そう考えると現行のV7ってメチャクチャ最高かもしれない。今では稀少になった90°V型エンジンを搭載してて、しかも空冷で、さらに世にも珍しい縦置きで、見た目にも乗り味にも古典の香りが濃厚に漂っちゃってるのに、ハーレーと違って誰とも被らないし、我慢できないような不満もない。
もうこれ大穴バイクでいいんじゃないの?
エンジンもシャーシも枯れ切ったロートル仕様かと思えば、高回転はメチャクチャ綺麗に回って、まるで黎明期のレーシングエンジンみたいだし、高速道路ではシャフト駆動の特性で打ち出された矢のように直進し、ワインディングは縦置エンジン特有のリーンの美しさがある。しかも前から見るとエンジンがグリコポーズで、もう昭和の雰囲気がダダ漏れですよ。もうヤバヤバのヤバ。ダイナと2台持ちしてる私が断言します。お値段約半額ですけど、乗り味の濃さや魅力度の加点評価で、ハーレーにまったく負けてないから。
ということで、今回は私の評価基準でモトグッチV7を語ってみました。V7をあえて表するなら、バイク界のドクターペッパーかも。ドクペはコカ・コーラより歴史が古い選ばれし者の知的飲料なんですけど、今の世はコカ・コーラこそが主流で、あえてマニアックなドクペを選ぶのは変態のみです。Moto Guzziもそれと似てるところがある。コカ・コーラが主流の時代に、あえてペプシ。しかし、それでは飽き足らず、もう一歩踏み込んで、コストコでドクターペッパーをまとめ買いしていく。そんな猛者にこそ勧めたい。そこにはコカ・コーラやペプシでは味わうことのできない、なんとも濃い世界が広がっている。そう、ドクペが「3回飲むと癖になる」と言われてるように、Moto Guzziも「3回乗ると癖になる」、、、そんな怪しいイタリアンです。
・・あ、でも安心して下さい。ドクペほど人を選ぶ味じゃありませんからね(笑)
オマケ漫画「イタ車の高回転あるある」
こんなに続いたのは、私にとって、このブログが日常から逃避するための「魂のアヘン窟」だったからだと思うんです。定期的にこのトランス世界に籠もってストレス抜かないと表世界でもたないんですね。
その一方で、読んでくれる人にとっては単なる気晴らしに過ぎない。中身も読んだ後に脳のシワの間に葬り去られる程度のお気楽なものですから、反則でも凶器攻撃でも面白けりゃなんでもいいわけです。そもそもトイレに籠もってブログ書いてる奴のファイティングスタイルなんて下ネタ以外にないですよ。残りの武器はカビの生えたオタクネタと昭和プロレスネタだけ。その三つ叉のフォークを読んでくれる人の頭にザクザク刺して、「どんだけ流血したの?」ってのがこのブログの正体なんです。
そこにあるのは拳法なのにダイナマイト投げる南斗爆殺拳のような畜生道。「火薬を使って何が拳法なの?」ってケンシロウにジト目でツッコまれても「勝てば良いいんじゃぁああ!!」ってことですよ。まぁそんなのが勝ったら偉いことになりますから、尺だけ稼いで無残に散るのがお約束。まさにあだ花。噛ませザコです。
今回は実質新年一発目のブログですが、色々と悩んだあげく、年末に書いたファッションとスタイルの流れから、私がバイクをどういう視点で選んでいるか?に絡めてモトグッチV7のことを書いていくことにしました。
私自身、昔っからモトグッチの縦置V型にずっと乗りたかったんですが、これまでなかなか購入に踏ん切りがつかなかった。だって敷居が高いじゃないですか。現状では同じ小規模メーカーでもトライアンフの方が圧倒的に買いやすい。私から見て、トライアンフとモトグッチって似てるようで全然違うんですね。どれくらい違うかっていうと、「ウルトラセブン」と「アイアンキング」くらい違う。
(同じカテゴリーに属していても、ウルトラセブンは知らない人はいませんが、アイアンキングなんて知ってる人の方が少ない。屋台で飲んでるオッサンのような濃い面構えがいけなかったんでしょうか・・特撮マニアしか寄りついていないんですよ。)
トライアンフって、最近メディアでの露出を頑張ってるから、メジャーになりつつありますよね。一方、モトグッチって創業100年を超える老舗のくせに、新興ブランドのKTMに知名度すら負けているツチノコ状態なんですよ。良いバイクかどうかはとりあえず置いておいて、田舎では現物すら見ることがない。
でも、今回偶然にもレッドバロンで新車のV7に巡り会ったことで、それまで心の奥底でくすぶっていた私の欲望にメラメラと火が点いた。
私のガレージには、メインバイクのダイナがいて、秀才メイドのきんつば嬢がいて、公道適正抜群のリッタースポーツのHAWK11がいる。これってドラクエでいうと勇者と、賢者と、拳法家が既にパーティにいるってことです。コイツらメチャクチャ優秀なんで、ラスボス倒す道中はこれで十分なんですよ。でも、私的には、そこに遊び人とか、うっかり八兵衛みたいなのを加えたらパーティとして完璧じゃね?ってずっと思ってた。破廉恥漢でもスカトロでもなんでもいいから、他人が「ゲェッ!!そんなとこ行っちゃうの!?」っていうくらいのバイクを添えたかったんですね。そんな気分にハマったのが、V7だったんです。
で、いざ買って乗ってみると、ハーレーとの共通点をヒシヒシと感じたんです。形は全然似てないし、イタリア文化とアメリカ文化では気質も違うんですけど、その根本にあるのは「良いところをのばす」「バイクの個性を大事にする」「信じた道をひたすら行く」という思想であり、「多少のマイナスがあっても、それ以上のプラスがあればいいじゃん」という割り切りの良さが共通してるんですよね。ハーレーやモトグッチってバイクを作る時の評価が明らかに加点法なんです。ある特定分野を伸ばすために、どうしても受け入れなければならないネガを許容してる。
日本の消費者の評価基準って自動車教習所の卒検と同じで100から減点していく感じだと思うんです。平均点をしっかりと定めてないから満点を基準にせざるを得ない。だから、85点の点数がついていると「50点から35点プラス」って考えるのではなく、「100点から15点マイナス」って考えがちになるんです。
バイク雑誌の評価もそうじゃないですか。評価が円グラフになってて、最高を5だとすると、多くの人は5から減点して見ていく。で、その結果、「円グラフが5点近くで綺麗に揃ってるものが良いバイク」ってことになる。要は「減点が少ないバイク」イコール「良いバイク」なんですよね。成績優秀な学級委員長が90点台をズラッと並べてるみたいなもんです。そりゃ優秀なのは間違いないし、実務の処理能力を問われる社会なら、そういう人が良い会社に就職する勝ち組になっていくから、その評価には一定の正しさがある。ただ、この手の実務処理能力ってこれからどんどんAIに置き換えられていく。それじゃあ創造性のある人材を選んでいきましょうってことになると、減点評価ってほぼ役に立たないんですよ。
このような減点評価は長年日本のスタンダードで、日本の教育や、もの作りに大きく貢献したと思うわけですけれど、この考え方の欠点は「長所より短所に目が行っちゃう」ってところです。バイクって高い買い物だから、その視点が強くなるのはしょうがないし、平均的に能力の高いバイクが悪いバイクなはずがないんだけど、この評価基準だけにこだわると、減点をひっくり返すような強い個性の存在を見誤りがちになるし、減点箇所にこだわるあまり、どうでも良いくらい些細なところまでツッコんでいく、揚げ足取りみたいな評価に終始しちゃうこともある。バイクってあっちを立てればこっちが立たない乗り物だから、減点を潰しすぎると長所も消えちゃうケースが多々あると思うんですよね。
長年バイクに乗ってきた人って、多少平均点の低い部分があっても経験とスキルでそれを補うことができるじゃないですか。大型が当たり前になった昨今、大型バイクってだけで性能的には十二分なんですから、肩の力を抜いて、個性重視の加点法でバイク見てもいいんじゃないかって思うんです。つまり、「どれかの項目で突き抜けた良さがあれば、残りはある程度目をつぶっちゃう」ってことですね。
総合点を重視しちゃうとハーレーやモトグッチってそんなに評価が高いバイクにならないんですよ。マイナスもある代わりに、平均点型のバイクにはない唯一無二の強い個性を持っている。それを受け入れた人に、日本製バイクにはない生き様を見せつけてくれるとっても素敵な存在です。
じゃあ今の私のバイク選びが加点法式なのか?っていうと実はそうでもない。最近の私の選び方は二つの視点を合成させたハイブリッド型です。「減点法一本槍で評価するのもマズいけど、かといって加点法に振り切れるのも良くないな~」って思ってるんですよね。
よく海外製バイクに乗っている人で、今の国産パラツインを「つまんないわ~」って一刀両断する人がおりますが、冷静に考えると、国内勢が技術をつぎ込んで作った次世代基幹パラツインエンジンのお味がマズいわけがないんですよね。それをつまんないと感じるのは加点法に振り切ってて「味付けが派手なものが好き」「濃いものが好き」ってだけじゃないかと。味付けが濃いバイクは私も好きですけど、下味がちゃんとついている上で、濃くしたり、ヒネってあるものもあれば、単に大味だったり、「インパクトはあるけどジャンクだな・・」って感じるものもある。濃い味でガツンとくる濃厚豚骨スープが好みだからといって、しっかり染み渡らせた鰹ダシの旨みがわからんってのもどうなのかなと。まぁ、最後は好みの問題にはなるんですけど、「うまいものはうまい」って素直に評価すべきだと私は思うんですよ。
やっぱ、バイク乗りになったからには、アメリカンステーキも和食も、ドイツのソーセージもイタ飯も、伝統の味も、ヌーベルキュイジーヌも全部食べて、その味わいを理解したいと素直に思う。消費者って評論家じゃないから、買って初めて「評論家と違う立ち位置でバイクが語れる」ところがあるんで、身銭切ってみないとそこはどうしようもない。身銭を切るから価格に対して真剣だし、「この値段に対してこのお味はどうなの?」って食レポできるんです。
海外製は壊れるじゃん?って心配する人もいるんですけど、そりゃ国産に比べたら信頼性はないと思います。壊れる壊れないは食べ物でいうと「食の安全」みたいなところがあって、日本のバイクはそこに対して責任感がすごく強いんですよね。その一方で、「味には自信があるけど、日本ほど衛生意識が高くないから、お腹壊したら胃薬飲んでね♡」っていうスタンスも当然あるわけですよ。
それはお国柄であって料理自体を否定する理由にはならない。だってその国の人達は胃薬片手にそれを当たり前に楽しんでるんだし、市場に長い間流通しているものは、そのプラスとマイナスに均衡したバランスがあるから生き残れているんで、全くダメなものなんてないと思う。
私のバイク選びが少々ややこしいのは良いところは加点法で見るんだけど、悪いところは減点法ってとこなんですよね。苦手なことはある程度目をつぶってるとはいっても、私の経験からして、「こと乗り味についてだけは、悪いところも40点平均くらいで収まっていないと長続きしない」という実感がある。
良い部分が120点でも、私の環境で乗った時に20点とか30点の評価部分があると、やがてその部分が猛烈に足を引っ張ってくるんですよ。距離乗ってるうちに、点数が低い部分が徐々にクローズアップされてきて、プラス部分を打ち消してくる。ただ、それが「どれほどの重みを持って足引っ張ってくるのか?」は、購入して一定時間付き合ってみないとわかんないんですよね。
ちなみに私のダイナは、特定回転域でホゲーッと走ってるときの気持ち良さが突き抜けてるバイクなんですが、その反面、雑なサスとか、日本の排ガス規制にあわせて低回転域で薄すぎる混合気とか、「うぉぉおおお!30点じゃぁあああ!!」ってところが結構あったんです。でもハーレーには「カスタムパーツを投入することによって、それらのネガを消せる」という反則技がある。私とダイナのトータル14年にも及ぶお付き合いは、ハーレー特有のカスタム文化、カスタムに対する無双特性があってこそだと思う。真っ当なバイクにしようとすると金を湯水のように飲むから、今のダイナが価格に見合うバイクかっていうと頭抱えちゃうんですけど、それでも10年以上前はネットでパーツが安く買えましたからね。ただ、そのカスタム無双文化が旧モデル所有者の乗り換えが進まない要因でもあるので、ハーレーにとっては痛し痒しなのかもしれない。
で、問題はモトグッチV7です。過去に所有していた方々のインプレとか評価を参考にすると、どう考えても一部に30点がありそうだったんですよね。ハーレーと違ってカスタムパーツも豊富にあるわけじゃないから、ちょっとイヤ~な予感がしてました。良いところが気に入るのは間違いないと確信があったんですが、悪い部分がどうなのかってのは買って乗るまでわからない。だから最後は「遊び人枠なんだから最悪戦力外でも良いじゃない」って、エイヤと購入してみるしかなかった。で、買ってみたら、思っていた以上に不満に感じる部分が少なかったんですよ。
後日詳しく個々の部分のインプレを書きますが、エンジンの個性はやはり素晴らしい。パワーはソコソコだし、3000回転以下はエアの流速にあわせるようにアクセル開けないと全然ついて来ないけど、回り方になんとも言えない色気と気持ち良さがあるところはまさにイタリアン。昔の空冷レーサーみたいで加点法でかなりの点数をつけられる。まぁこれまでこのエンジンを磨き抜いてきたという点への依怙贔屓も含めて120点をつけましょう。
その一方で、私の主観での不満なしを50点とし、減点法で採点した場合も40点を割り込むところは今のところないんですよね。2021年のモデルチェンジでリアサスのストロークとフレームのネック周りに手を入れてるようなんですけど、それが功を奏したのか、悪いところが評価の足を引っぱらないくらいのレベルで収まってる。だからこそ、良いところを気兼ねなく楽しめるんです。変態としての本質を維持しながら整ってるといっていい。
私的に個性重視のバイクには、平均点の高さは求めてません。ただ、マイナス面のボトムラインは割と厳しく見ています。しかも私の40点って一定じゃなくて、結構ワガママなんですよね。ホンダのようなリーディングメーカーに求める40点と、海外の弱小メーカーの40点基準は明らかに違うし、プライスとの兼ね合いも当然ある。私の内面的な心情に応じて依怙贔屓も出るからメチャメチャ主観的なんですよね。ただ、操作してみて生理的に違和感あるものは、基本全部40点以下です。厳しいようですが、そういうところをシビアに見ないと「良いところが突き抜けてれば、後は適当に誤魔化しても・・」っていうバイク作りに免罪符を与えることになる。
最初は至らなくても、モデルチェンジごとに真面目に熟成してるバイクは、良いところを維持しながら、嫌なところを許容範囲に抑え込んで、徐々にこなれたバイクになっていきますから、息の長いモデルは個人的にはどれもオススメです。機械モノについては「枯れた機械にハズレなし」って法則があって、少なくとも枯れた機械からジャンクな味はしない。で、モトグッチはそれまでの評判と、私が最新モデルを乗った感想を照らし合わせると、2021年のモデルチェンジで車体の基本部分に地味ながらもしっかり手を入れて、メチャこなれたバイクになったんじゃないかと思うんですよね。
(正月っぽい写真を一枚入れてみました。)
現状の不満といえば、フロントブレーキの効きがスポンジーかつ甘く(ブレンボなのに!!)、引きしろの調整機構すらないってところと、リアサスがもうちっとしなやかだったら・・って点ですが、それが40点切ってるのかっていうと、そのラインはちゃんと超えてる。つまり、欲を出さなきゃノーマル状態で不満なく付き合っていけるんです。あと、当たりの個体なのかも知れないけど、半年4500㎞で、今のところ壊れる気配もまったくない。そう考えると現行のV7ってメチャクチャ最高かもしれない。今では稀少になった90°V型エンジンを搭載してて、しかも空冷で、さらに世にも珍しい縦置きで、見た目にも乗り味にも古典の香りが濃厚に漂っちゃってるのに、ハーレーと違って誰とも被らないし、我慢できないような不満もない。
もうこれ大穴バイクでいいんじゃないの?
エンジンもシャーシも枯れ切ったロートル仕様かと思えば、高回転はメチャクチャ綺麗に回って、まるで黎明期のレーシングエンジンみたいだし、高速道路ではシャフト駆動の特性で打ち出された矢のように直進し、ワインディングは縦置エンジン特有のリーンの美しさがある。しかも前から見るとエンジンがグリコポーズで、もう昭和の雰囲気がダダ漏れですよ。もうヤバヤバのヤバ。ダイナと2台持ちしてる私が断言します。お値段約半額ですけど、乗り味の濃さや魅力度の加点評価で、ハーレーにまったく負けてないから。
ということで、今回は私の評価基準でモトグッチV7を語ってみました。V7をあえて表するなら、バイク界のドクターペッパーかも。ドクペはコカ・コーラより歴史が古い選ばれし者の知的飲料なんですけど、今の世はコカ・コーラこそが主流で、あえてマニアックなドクペを選ぶのは変態のみです。Moto Guzziもそれと似てるところがある。コカ・コーラが主流の時代に、あえてペプシ。しかし、それでは飽き足らず、もう一歩踏み込んで、コストコでドクターペッパーをまとめ買いしていく。そんな猛者にこそ勧めたい。そこにはコカ・コーラやペプシでは味わうことのできない、なんとも濃い世界が広がっている。そう、ドクペが「3回飲むと癖になる」と言われてるように、Moto Guzziも「3回乗ると癖になる」、、、そんな怪しいイタリアンです。
・・あ、でも安心して下さい。ドクペほど人を選ぶ味じゃありませんからね(笑)
オマケ漫画「イタ車の高回転あるある」
コメント
コメント一覧 (20)
80点主義 と揶揄された往年のトヨタ車を思い浮かべながら、テキストを読み進めました。地道に技術改良を積み重ねる国産車に対して、頑なに守り続けた個性で一点突破を図る欧米車。直4を乗り継いでその優位性に浸っていた私が、試しに手を出したのが空冷Lツインでした。よく出来たホンダのCB650Rを押さえて、ドカのSCR替はメインのツーリングバイクになっています。
年始から無力感しかない私は、通常のバイクライフを始動しております。2日は CBで近場のダム工事現場のパトロール?、5日は渥美半島のイラフォルニアと蒲郡のガマフォルニアをハシゴして来ました。初売りの閉店時刻直前に滑り込んだホンダドリーム店には、HAWK11の中古車がっ!。試乗車だった個体でしょうか? いつかレンタルしようと考えていたのですが、何事にも時間がかかる私にとって世の中の動きは早すぎるようです。
また能登を走れる日まで、、、走り続けます。
へっちまん
がしました
今回はマニアックでハードですねwww
モトグッチからまさかのスカ〇ロとは恐れ入りましたw
にしてもアイアンキングが飛び出すとはマジでビックリです。
円谷プロも出せば当たるではなく出してりゃ当たるwを狙ってたのかって
確信できた作品でした
天邪鬼な私はこういう二流ヒーローになぜか心をくすぐられ
当時の自分を鮮明に振り返れますw
ちなみにテーマソング今でも半分歌えますよ(笑)
コレもいわゆる味って奴でしょうか
人から見ればさえない地味なヒーローでも見方を変えれば
地味過ぎて逆に目立つというかなんというか・・・
まぁ難しい話は苦手なので簡潔に申しますと そこには正論や
理屈や理論ではなく 好きか嫌いの世界 なのかも
金出して好きなバイクに乗る そして乗れる幸せ
これが最高だと思います!
へっちまん
がしました
バイクの味付けの評価の仕方が今回先生の表現で「ストン」と自分の中で落ち着いた気がしました。和洋折中、ステーキもあればイタリアン、和食に中華、ナドナド、まさしくその言葉通りと。バイクの味付けはそのバイクのみで味わえる唯一無二の味。
世の中に多く居るであろう「今のパラツインは…」とか「四発高回転が至高」とか唱う方々に自分も疑問を持っていました。先生のおっしゃるとおり、最先端の技術で作られた現代のパラツインやVツイン、その他モロモロがその否定者の方々が言うほど駄目な物なのか?それは「否」と自分も思います。まぁ、その方々の大半は食わず嫌いの先入観での御意見が多いのかと思います。
ラーメンのように同じ食べ物なのに今や数多くのジャンルがあって、家系だの二郎系だの大層な呼び名が付いていますが、自分ラーメン好きではありますが、なんちゃら系というのはちんぷんかんぷんに候、です。でも食ってみればその良し悪しがわかるでしょうし、自分の好みかどうかも見えるでしょう。世の多くの方々にも是非足し算の評価ではなく、引き算での良い評価をしてもらいたいものですね。
V7嬢のたぎる高回転域、いいですね~🤣
へっちまん
がしました
「ウルトラマン幻の最終回」の諸悪の元凶となったアレですか!!
調べてみてアッ!?コレかぁ〜ってなりました
インターネット普及世代としてはコッチの方が有名かもしれないですね
減点、加点方式一本槍は自分なりの確たる評価軸がないから陥る症状だと思います
その結果が視野狭窄を生み、新しい可能性や選択肢を潰してしまいますね
紋切り型の評価軸だとモトグッツィ買えない楽しめない事でしょう
国産パラツイン素晴らしいと思います!個人的に気になるバイク沢山あるんですよ
HONDAの1100ccは当然、バリバリ回る750ccのユニカムもかなり面白そう(ちょっと本気で気になる…)、YAMAHAのCP2は素晴らしい評価受けてます、SUZUKIの新型もクロスバランサーで驚くほどスムーズらしいですし
う〜む…引っ切り無しに面白そうな車種が出てくる
節操なしの私には嬉しい悩みのタネです
へっちまん
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バイクの減点法と加点法って、なるほどなあと感心しました。
私は多分自腹を切って購入したバイクは加点法でカタログで見てる時は減点法だと思います。
国産車基準でスポスタsを減点法にするとロボコン並みに0点になると思います。だけどスポスタsは私にとっては100点満点なんです。
”アイアンキング”ですか!!見てるはずだけと記憶が薄い!主人公がアルプスの少女ハイジの”ペーター”見たいな格好で水道水をガブガブ飲んでた記憶しかありません。あと”青春”シリーズの不良役が仲間だったはずです。石立なんたらという役者さんです。
この前、パンアメリカを試乗しました。山の入り口でエンジンが動かなくなりました!トレーラーで回収です。国産車なら2度と買わないところですが、ディーラーの人と笑い話になりました。
アドベンチャーというのはどこへでもいけるバイクというのではなく、どこかで途方に暮れるのがバイクなんだと理解しました。真のアドベンチャー体験でした!
へっちまん
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グッツィ、良さそうですね。
昔、よく曲がる軽くて速いバイクにしか興味が無かった頃
たまに顔を合わせるベテランライダーがいました。
彼は赤いグッツィに乗っていて
「なんでもない直線の道を走ってても楽しいんだよ、いつまでも走っていたくなる」と何度も聞かされたものです。
当時の私は「直線ダラダラ走って何が楽しいんだ」と内心思っていましたが
何年かのちハーレーに乗るようになって、あの人のグッツィも
こういう味わいがあったのかなぁと思ったものです。
加点法と減点法かぁ。
バイクも選んでる時がまた楽しいですよね。
僕の場合、最初に良いところばかり目について欲しい衝動に駆られるんですけど
そのまま衝動買いしちゃわないように努めて短所を探します(笑)。
年をとって寛容になった部分もあれば、よりこだわるようになった部分もあって
若い頃とはチョイスが変わりました。
へっちまん
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へっちまん
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震災で大変な中、魔少年ビーティーも脱帽しかねない物凄いネタで吹き出させていただきました😆アイアンキングとドクペ(子供の頃から大好きです💦)が来たらもう破壊力が無限大ですね、アイアンキングも確かにシルバー仮面に似てたんですねえ💦改めて驚きました。この頃の作品はかなり微妙な社会風刺が入っていて改めて見ると見応えあるんですよね、もう一度見たいものです。
自分は薄給故に高い物を買う時はかなり考えるんですが、NTに関してはスタイル見て一目惚れ!試乗してもう完全に取り憑かれ購入、その後各種の欠点がありましたが、それもカスタムして克服、唯一の直せない欠点「スクリーン上げ下げ手動」に関しても「スクリーン上げ下げのために一休みすれば安全運転にも寄与するしこれでいいんだ!」とアバタがエクボになり今日に至りました。こうならないと長く乗るのはやっぱり難しいですよね😅
そういえばウォッシュレットも販売当時「おしりは3回目から良くなります😆」と宣伝してましたよね(笑)確かにその通りでした。乱文、長文になってすみませんでした💦
へっちまん
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