全国のロケットカウル戦闘団HAWK11部隊の皆様。こんにちは。不定期にブチ込まれるHAWK11のインプレ第3回目。このバイクが納車されて、はや2ヶ月半。まだインプレが3回しかないんですよ~。一体全部のインプレ終わるのいつになるのやら・・。
現状でエンジンの初期ナラシは終わりましたが(納車時よりエンジンが随分と軽くなってます)、以降1月末から雪が一週間ほど続き、気温が爆下がりした影響でまったくバイクに乗れず、走行距離はまだ1000㎞そこそこ。自分のホームコースであるワインディングでシゴいたわけでもなく、低い気温で無理は禁物という状態ですので、シャーシとかエンジンのインプレには、まったくもって入ることはできません。「雪国で~、なぜかバイクが冬納車~」と一句ひねりたくなるくらい切ない状況。こんなの外ヅラとか概念的なインプレで延々引っ張り続けるしかないじゃないですか。
ちなみに私はHAWK11の外装デザイン、メチャ気に入ってます。HAWK11って日本のノスタルジックなヒーローみたいな趣がある。デザイン自体は割と新しい要素が多いですけど、「仮面ライダーとかワイルド7とかを現代にリメイクするとこういう解釈になりそうだな・・」って感じるんですよ。昨今はバイクがどんどんグローバル化されてて、海外ウケを意識したデザインが多くなってますが、日本専売のバイクに求められるのはグローバルな格好良さじゃなくて、日本のオジサンに寄り添うような、土着の格好良さだと思うんですよね。
(昭和のバイクヒーローの代表格、ワイルドセブン。望月三起也の飛葉ちゃんのイラストが最高に格好いい。曲は実写TV版のオープニングなんですが、好きなんですよねぇ。メンバーの八百がノートン・コマンドのロケットカウル仕様に乗ってるんですけど、それにHAWK11が重なるんです。)
海外勢の主流を占める超高額バイクって、価格が高いものは、最先端のパリコレみたいにオシャレすぎるんです。私はいつまでも若くいたいんで、最近のバイクのデザインだって受け入れますけど、「日本人としてちょっと違うんじゃないか?」って心のどこかで思うところもあるんですよ。日本の源流って、もっともっと虚飾を排した美じゃないかと。日本食の代表であるスシだって見た目はシャリの上にネタがのってるだけだし、天ぷらだって揚がったタネを和紙の上にのせてるだけ。質素で単純なんだけど、その裏には丁寧な仕事とコダワリがある。決して華美さや過激さを求めない「料理は心」のものづくり。そんな日本独特の感覚や日本という風土からくるミネラル感こそ日本の「らしさ」じゃないかと思うんですよ。
そう、このグローバルな時代に日本専売を高らかに宣言するっていうことは、それはすなわち
「攘夷です」
海外のデザインが欲しいんなら輸入バイクを買えばいい。グローバルで勝負せず、日本専売であるのなら、海外のデザイン手法ではなく、いかに日本独自のデザインを追求するか?という論法で作られていなくてはならないはず。バイクがよりどりみどり自由に買える時代だからこそ、「攘夷の精神」を貫いた日本独自のアイデンティティが必要なんです。
多くのバイク乗り達がZ900RSやW800やSR400、カブ、CB1100などのクラシカルなデザインに惹かれてるのは、レトロなバイクが欲しいからっていうより、新しいバイクがどんどんグローバルデザイン化して、「日本独自の美意識」が薄れつつあるからだと思うんですよ。
ハーレーがある時期バカ売れし、BMWやドカが販売台数を伸ばし続け、気がつけば周りの大型バイクは舶来品であふれてる。日本のバイクですら、メイン市場がヨーロッパになり、グローバル展開のためにヨーロッパ好みのアバンギャルドなデザインを採用するバイクが増えてきた。そんな眺めの中で、日本のライダーは無意識のうちに「日本独自の風景に溶け込むデザインに飢えている」んだと思うんです。近年排ガス規制対応により歴史あるモデルが軒並みディスコンしたことで、それはさらに顕著になると思います。
(レッツノートならともかく、「レッツ攘夷」はトンデモない危険思想。この世の中で陽気な武装蜂起ほど恐ろしいものはない。)
HAWK11は「日本でしか売らない」という選択をすることで、日本の価値観と徹底的に向き合うという選択をしたんだと思うんですよ。そんな「日本人の、日本人による、日本人のためのバイク」に海外的なおしゃれ感など一切必要ございません。
HAWK11をダサいっていう人もいますが、まず鏡に映る自分をみてみましょうよ。そこに居るのはシャアですか?フルフロンタルですか?ジョニー・ライデンですか?ハサウェイ・ノアですか?違うでしょ?そこにいるのは「ドズル・ザビ」でしょ?「レプリカ時代の栄光はやらせはせん!」でしょ?そもそも80年代からバイクに粘着してるベテランライダーなんて男性ホルモンの塊。ハゲ散らかしたマキシマム・ザ・ホルモンに決まってる。
ちなみに私のブログでは、散々ドズルやマ・クベをディスってるんで、「お前コイツら嫌いなの?」って思う方もおられるかもしれません。でも違います。私はドズルくん、マ・クベくん、キシリアちゃんの三人をジオン公国のドロンボー一味として溺愛してるんです。とにかくこの3人は幸薄く、イジリ甲斐があることこのうえない。
ドズルなんか、ああ見えて28歳ですよ?若年性老化現象が話題となっているザビ家の中でも、キシリアちゃん24歳と並び、とんでもない老けっぷり。28歳にして既に年金生活者の風格。その強烈な老け面とコッテ牛のような体格、溢れるジオン愛で、若くしてアナベル・ガトーをはじめとする武闘派のタカ派達を束ね上げたゴリゴリの武人なんです。
しかし、その実績に対して、アニメではまったくいいところがない。実戦ではモヤシのアムロに誅され、地球連邦の攻撃から身を挺して守ったミネバちゃんに遺伝子の継承を拒否される。それはまさにサンライズ作画陣が行った鬼畜極まる悪魔の所業。結果、ドズルは顔の濃さに反して精子が超薄い男という屈辱的な評価を受けることになってしまったんです。
(これが親子だと一体誰が認識できるだろうか?共通パーツが一つもない。「ミネバちゃんの容姿にはドズル因子を一片たりとも残さない」という作画陣の残忍さよ。ガンダムユニコーンのヒロインに必要だったのはドズルの顔ではなく、その血統と胆力だけだったんです。)
話が50メートルぐらい横道に逸れましたが、HAWK11はそんな日本のいい歳した古参ライダーにフォーカスをあわせたんだから、デザインだって私たちの世代を象徴したモノになる。見てください。HAWK11のシルバーに塗装されたロケットカウルを。
その神々しさはまるで仏具
目指すはサーキットなんてチンケな閉鎖空間じゃありません、HAWK11が目指しているのは浄土なんですよ。このバイクからは日本古来の仏教的な歴史観、寺社仏閣にすら溶け込もうという開発陣の気概が感じられるんです。数あるバイクの中で、住職が袈裟のまま寺から乗り出してサマになる大型バイクはHAWK11くらいですよ。
ちなみにネット記事ではロケットカウルってだけで、スピードトリプル1200RRやスーパーヴェローチェが比較に出てきて、どっちがどう?なんて言われてるけど、そのたびに「違うだろ!正気か?」って私は叫んでます。あのね。そりゃアグスタや1200RRは素晴らしいですよ。でも、このバイク達は俗世での最高を目指してる。それに対してHAWK11が目指したのはもっとスピリチュアルなものなんですよ。しかも価格差見て下さいよ。1200RRとHAWK11では、価格差90万円。アグスタに至っては190万円も違う!こんなの比較しちゃダメでしょ。
言っときますけど、330万円のスーパーベローチェをHAWK11と同額にしろって言われたら、一体どんなバイクになると思います?スーパーベローチェから衣装代190万円も取り上げたら、シャツとパンツだけになるに決まってる。もうね。無塗装の中華プラモデルみたいになるから絶対。逆にHAWK11の販売価格を「330万円にしていいよ」っていったら、紅白の氷川きよしくらいド派手になると思いますよ。カウルのリベットが真珠とかになるかもしれないですけど、誰もホンダにそんなの求めてないでしょ。
ホンダはね。呼びもせんのに最前線に突撃していって、オーバーヒートして冷却水撒きながら「回収車呼んでくれ!」って叫ぶアホの子じゃないの。私はアホの子も全然嫌いじゃないけど、全員がアホの子になったら、市場が崩壊しちゃう。ホンダみたいに、地味子だけど、凄く頼れて最後まで後方で戦線維持してくれる有能ちゃんがいるから、鉄砲玉みたいなアホの子を安心して販売することができるんですよ。「壊れるのがイヤならホンダを選べば良いじゃん!」っていう海外勢の捨て台詞は、ホンダがあるからこその免罪符。これが「壊れるのが厭ならカワサキを選べばいいじゃん!」ってことになると「ええっ!?カワサキ??」って微妙な空気が流れはじめる。
そもそも高額設定の海外製品は、世界で圧倒的なシェアを握ってるホンダ、ヤマハあたりを基準にして、いかにスペックや、見た目質感でアドバンテージを稼ぐかって仕立てになってるんです。だから、趣味性の高い海外製高額バイクを基準にしてものを見ちゃうとスタンダードなメーカーが物足りなく感じたりするのは当たり前。でも長くその世界にいると、それが一種の感覚麻痺でしかないとわかってくる。
戦車模型なんかでも、初めはパーツ数が少ないタミヤを「ディティール表現力で海外製品に負けてんじゃん(笑)」なんて馬鹿にする人がいる。でもね。戦車模型の世界基準は誰がなんといおうがタミヤなんですよ。海外製はディティール細かいんじゃなくて、戦車模型のスケール考えたら明らかにオーバーディティールなんです。リアルさより模型としての見栄えを重視してるんですね。一方、タミヤは派手なことはしないけど、パーツをキッチリすりあわせ、現物の寸法を徹底的に解析し、必要なディティールは外さず、組みやすく、塗りやすいという模型としての横綱相撲をしっかりやってくる。タミヤの凄さは、海外製を渡り歩いてしばらくすると、心の底から理解できる。
ホンダのバイク造りはそれに似てます。あらゆるバランスを取りながら、ひとつひとつ賽の河原みたいにキッチリ積み上げてきます。部品は当たり前のものしか使えなくても、作り手の眼力だけはプライスレス。HAWK11はその目の厳しさを強く感じるバイクです。一回りしたベテラン勢のお小言に耐えるために、質感にしても厳しい目線で「中庸の美」を実現してる。派手ではないけど地味でもない。華美ではないけど安っぽくもない。そのさじ加減が素晴らしい。
ネットやカタログでバイクを遠目で見ると、質感が高い部分とか色のコントラストに目が行きがちだけど、近くで見たときに一番目につくのは、「質感の低いところ」なんです。質感の高いところと低いところのギャップが大きいほど、その違和感は大きくなる。質感って毎日見てると慣れちゃって麻痺するんですけど、これに対して違和感は小さなものでも慣れることがない。
長いことバイクに乗ってると、この手の違和感にスッゴク敏感になるんですよ。メチャメチャ素晴らしい必要はないんだけど、違和感は困る。特に質感を高めたハイエンドなバイクにおいては、その僅かな違和感が時としてバイク全体の印象を左右するような致命的なものになったりする。アクセルに対するトルクのツキ、ブレーキのフィーリング、サスの動き、回転上昇や回転落ち、ギアの節度、クラッチのフィール、ライディングポジション、見た目の質感、などなど、そのポイントはかなり広範囲です。
いろいろなものを購入してきて思うんですけど、質を高めるっていうのは、プラスを盛ることじゃないんです。足を引っ張る部分を潰し、目標とするレベルですべてを統一させる作業なんです。これは簡単なようで、経験ときめ細かな配慮、それを実現する熱意を要する地道でハイレベルな作業です。だから多くのバイクはそこら辺に目をつぶってプラスをドーンと盛って商品力を上げようとする。プラスの波でマイナスを押し流し、細かな部分を覆い隠そうとするんですね。初めはそういうものに惹かれても、多くを見ているうちに、そのアラに自然に気づくようになってしまう。
HAWK11は海外勢のような派手さや力業はないけれども、動的な面でも静的な面でも、違和感の除去をしっかりやってるんですよ。乗るとなんとも楽しいのは、乗った時に厭なところがなく、操作感が統一されているからです。乗れば乗るほど「これは確かにベテラン向けだ」って思いがどんどん強くなる。ビギナーはわからないかもしれないけど、「全てが当たり前に違和感なくしつけられてるバイク」って、非常に少ない。沢山バイクに乗れば乗るほど、当たり前を完璧にこなせてるバイクが実はほとんどないことに気づくんですよ。
このブログ読んで貰えばわかるんですが、ハーレーのダイナは自分が満足するだけのフィーリングを手に入れるまでに約7年、ゴールドウィングはリコールするまでエンジンフィールに微妙な違和感を感じてたし、今は交換したタイヤとサスのマッチングに違和感がある。ストリートトリプルは加速するとミラーがどっか向いちゃうし、リアサス設定があまりにもガチすぎる。それぞれのバイクでウィークポイントがあるんですね。
でも今のところHAWK11にはそれがない。これまで乗ってきたバイクの中で、まったく手を入れない新車状態で、こんなにもマイナス面を感じず乗れた大型バイクはなかったように思います。だからこそ、外装でも機能面でも、このバイクの良さを伝えるのはとっても難しい。
リッター超えのスポーツバイクは、刺激やインパクトの演出を重視してるものがとても多い。そりゃそうですよね。馬力は既に公道路面と相容れないレベルになっているし、そもそも調和を求めて設定された排気量じゃないんだから。でもHAWK11は必要以上の刺激やインパクトを捨て、当たり前をしっかり磨くことを選択したスポーツバイクです。質の高いものが違和感なく提供されているから、乗るととても気持ちいい。
何も違和感を感じないという特殊性が、私にとってのHAWK11の最大の価値かもしれない。でも、多くの人にとって、それは売り文句にはまったくならないんですね(笑)
現状でエンジンの初期ナラシは終わりましたが(納車時よりエンジンが随分と軽くなってます)、以降1月末から雪が一週間ほど続き、気温が爆下がりした影響でまったくバイクに乗れず、走行距離はまだ1000㎞そこそこ。自分のホームコースであるワインディングでシゴいたわけでもなく、低い気温で無理は禁物という状態ですので、シャーシとかエンジンのインプレには、まったくもって入ることはできません。「雪国で~、なぜかバイクが冬納車~」と一句ひねりたくなるくらい切ない状況。こんなの外ヅラとか概念的なインプレで延々引っ張り続けるしかないじゃないですか。
ちなみに私はHAWK11の外装デザイン、メチャ気に入ってます。HAWK11って日本のノスタルジックなヒーローみたいな趣がある。デザイン自体は割と新しい要素が多いですけど、「仮面ライダーとかワイルド7とかを現代にリメイクするとこういう解釈になりそうだな・・」って感じるんですよ。昨今はバイクがどんどんグローバル化されてて、海外ウケを意識したデザインが多くなってますが、日本専売のバイクに求められるのはグローバルな格好良さじゃなくて、日本のオジサンに寄り添うような、土着の格好良さだと思うんですよね。
(昭和のバイクヒーローの代表格、ワイルドセブン。望月三起也の飛葉ちゃんのイラストが最高に格好いい。曲は実写TV版のオープニングなんですが、好きなんですよねぇ。メンバーの八百がノートン・コマンドのロケットカウル仕様に乗ってるんですけど、それにHAWK11が重なるんです。)
海外勢の主流を占める超高額バイクって、価格が高いものは、最先端のパリコレみたいにオシャレすぎるんです。私はいつまでも若くいたいんで、最近のバイクのデザインだって受け入れますけど、「日本人としてちょっと違うんじゃないか?」って心のどこかで思うところもあるんですよ。日本の源流って、もっともっと虚飾を排した美じゃないかと。日本食の代表であるスシだって見た目はシャリの上にネタがのってるだけだし、天ぷらだって揚がったタネを和紙の上にのせてるだけ。質素で単純なんだけど、その裏には丁寧な仕事とコダワリがある。決して華美さや過激さを求めない「料理は心」のものづくり。そんな日本独特の感覚や日本という風土からくるミネラル感こそ日本の「らしさ」じゃないかと思うんですよ。
そう、このグローバルな時代に日本専売を高らかに宣言するっていうことは、それはすなわち
「攘夷です」
海外のデザインが欲しいんなら輸入バイクを買えばいい。グローバルで勝負せず、日本専売であるのなら、海外のデザイン手法ではなく、いかに日本独自のデザインを追求するか?という論法で作られていなくてはならないはず。バイクがよりどりみどり自由に買える時代だからこそ、「攘夷の精神」を貫いた日本独自のアイデンティティが必要なんです。
多くのバイク乗り達がZ900RSやW800やSR400、カブ、CB1100などのクラシカルなデザインに惹かれてるのは、レトロなバイクが欲しいからっていうより、新しいバイクがどんどんグローバルデザイン化して、「日本独自の美意識」が薄れつつあるからだと思うんですよ。
ハーレーがある時期バカ売れし、BMWやドカが販売台数を伸ばし続け、気がつけば周りの大型バイクは舶来品であふれてる。日本のバイクですら、メイン市場がヨーロッパになり、グローバル展開のためにヨーロッパ好みのアバンギャルドなデザインを採用するバイクが増えてきた。そんな眺めの中で、日本のライダーは無意識のうちに「日本独自の風景に溶け込むデザインに飢えている」んだと思うんです。近年排ガス規制対応により歴史あるモデルが軒並みディスコンしたことで、それはさらに顕著になると思います。
(レッツノートならともかく、「レッツ攘夷」はトンデモない危険思想。この世の中で陽気な武装蜂起ほど恐ろしいものはない。)
HAWK11は「日本でしか売らない」という選択をすることで、日本の価値観と徹底的に向き合うという選択をしたんだと思うんですよ。そんな「日本人の、日本人による、日本人のためのバイク」に海外的なおしゃれ感など一切必要ございません。
HAWK11をダサいっていう人もいますが、まず鏡に映る自分をみてみましょうよ。そこに居るのはシャアですか?フルフロンタルですか?ジョニー・ライデンですか?ハサウェイ・ノアですか?違うでしょ?そこにいるのは「ドズル・ザビ」でしょ?「レプリカ時代の栄光はやらせはせん!」でしょ?そもそも80年代からバイクに粘着してるベテランライダーなんて男性ホルモンの塊。ハゲ散らかしたマキシマム・ザ・ホルモンに決まってる。
ちなみに私のブログでは、散々ドズルやマ・クベをディスってるんで、「お前コイツら嫌いなの?」って思う方もおられるかもしれません。でも違います。私はドズルくん、マ・クベくん、キシリアちゃんの三人をジオン公国のドロンボー一味として溺愛してるんです。とにかくこの3人は幸薄く、イジリ甲斐があることこのうえない。
ドズルなんか、ああ見えて28歳ですよ?若年性老化現象が話題となっているザビ家の中でも、キシリアちゃん24歳と並び、とんでもない老けっぷり。28歳にして既に年金生活者の風格。その強烈な老け面とコッテ牛のような体格、溢れるジオン愛で、若くしてアナベル・ガトーをはじめとする武闘派のタカ派達を束ね上げたゴリゴリの武人なんです。
しかし、その実績に対して、アニメではまったくいいところがない。実戦ではモヤシのアムロに誅され、地球連邦の攻撃から身を挺して守ったミネバちゃんに遺伝子の継承を拒否される。それはまさにサンライズ作画陣が行った鬼畜極まる悪魔の所業。結果、ドズルは顔の濃さに反して精子が超薄い男という屈辱的な評価を受けることになってしまったんです。
(これが親子だと一体誰が認識できるだろうか?共通パーツが一つもない。「ミネバちゃんの容姿にはドズル因子を一片たりとも残さない」という作画陣の残忍さよ。ガンダムユニコーンのヒロインに必要だったのはドズルの顔ではなく、その血統と胆力だけだったんです。)
話が50メートルぐらい横道に逸れましたが、HAWK11はそんな日本のいい歳した古参ライダーにフォーカスをあわせたんだから、デザインだって私たちの世代を象徴したモノになる。見てください。HAWK11のシルバーに塗装されたロケットカウルを。
その神々しさはまるで仏具
目指すはサーキットなんてチンケな閉鎖空間じゃありません、HAWK11が目指しているのは浄土なんですよ。このバイクからは日本古来の仏教的な歴史観、寺社仏閣にすら溶け込もうという開発陣の気概が感じられるんです。数あるバイクの中で、住職が袈裟のまま寺から乗り出してサマになる大型バイクはHAWK11くらいですよ。
ちなみにネット記事ではロケットカウルってだけで、スピードトリプル1200RRやスーパーヴェローチェが比較に出てきて、どっちがどう?なんて言われてるけど、そのたびに「違うだろ!正気か?」って私は叫んでます。あのね。そりゃアグスタや1200RRは素晴らしいですよ。でも、このバイク達は俗世での最高を目指してる。それに対してHAWK11が目指したのはもっとスピリチュアルなものなんですよ。しかも価格差見て下さいよ。1200RRとHAWK11では、価格差90万円。アグスタに至っては190万円も違う!こんなの比較しちゃダメでしょ。
言っときますけど、330万円のスーパーベローチェをHAWK11と同額にしろって言われたら、一体どんなバイクになると思います?スーパーベローチェから衣装代190万円も取り上げたら、シャツとパンツだけになるに決まってる。もうね。無塗装の中華プラモデルみたいになるから絶対。逆にHAWK11の販売価格を「330万円にしていいよ」っていったら、紅白の氷川きよしくらいド派手になると思いますよ。カウルのリベットが真珠とかになるかもしれないですけど、誰もホンダにそんなの求めてないでしょ。
ホンダはね。呼びもせんのに最前線に突撃していって、オーバーヒートして冷却水撒きながら「回収車呼んでくれ!」って叫ぶアホの子じゃないの。私はアホの子も全然嫌いじゃないけど、全員がアホの子になったら、市場が崩壊しちゃう。ホンダみたいに、地味子だけど、凄く頼れて最後まで後方で戦線維持してくれる有能ちゃんがいるから、鉄砲玉みたいなアホの子を安心して販売することができるんですよ。「壊れるのがイヤならホンダを選べば良いじゃん!」っていう海外勢の捨て台詞は、ホンダがあるからこその免罪符。これが「壊れるのが厭ならカワサキを選べばいいじゃん!」ってことになると「ええっ!?カワサキ??」って微妙な空気が流れはじめる。
そもそも高額設定の海外製品は、世界で圧倒的なシェアを握ってるホンダ、ヤマハあたりを基準にして、いかにスペックや、見た目質感でアドバンテージを稼ぐかって仕立てになってるんです。だから、趣味性の高い海外製高額バイクを基準にしてものを見ちゃうとスタンダードなメーカーが物足りなく感じたりするのは当たり前。でも長くその世界にいると、それが一種の感覚麻痺でしかないとわかってくる。
戦車模型なんかでも、初めはパーツ数が少ないタミヤを「ディティール表現力で海外製品に負けてんじゃん(笑)」なんて馬鹿にする人がいる。でもね。戦車模型の世界基準は誰がなんといおうがタミヤなんですよ。海外製はディティール細かいんじゃなくて、戦車模型のスケール考えたら明らかにオーバーディティールなんです。リアルさより模型としての見栄えを重視してるんですね。一方、タミヤは派手なことはしないけど、パーツをキッチリすりあわせ、現物の寸法を徹底的に解析し、必要なディティールは外さず、組みやすく、塗りやすいという模型としての横綱相撲をしっかりやってくる。タミヤの凄さは、海外製を渡り歩いてしばらくすると、心の底から理解できる。
ホンダのバイク造りはそれに似てます。あらゆるバランスを取りながら、ひとつひとつ賽の河原みたいにキッチリ積み上げてきます。部品は当たり前のものしか使えなくても、作り手の眼力だけはプライスレス。HAWK11はその目の厳しさを強く感じるバイクです。一回りしたベテラン勢のお小言に耐えるために、質感にしても厳しい目線で「中庸の美」を実現してる。派手ではないけど地味でもない。華美ではないけど安っぽくもない。そのさじ加減が素晴らしい。
ネットやカタログでバイクを遠目で見ると、質感が高い部分とか色のコントラストに目が行きがちだけど、近くで見たときに一番目につくのは、「質感の低いところ」なんです。質感の高いところと低いところのギャップが大きいほど、その違和感は大きくなる。質感って毎日見てると慣れちゃって麻痺するんですけど、これに対して違和感は小さなものでも慣れることがない。
長いことバイクに乗ってると、この手の違和感にスッゴク敏感になるんですよ。メチャメチャ素晴らしい必要はないんだけど、違和感は困る。特に質感を高めたハイエンドなバイクにおいては、その僅かな違和感が時としてバイク全体の印象を左右するような致命的なものになったりする。アクセルに対するトルクのツキ、ブレーキのフィーリング、サスの動き、回転上昇や回転落ち、ギアの節度、クラッチのフィール、ライディングポジション、見た目の質感、などなど、そのポイントはかなり広範囲です。
いろいろなものを購入してきて思うんですけど、質を高めるっていうのは、プラスを盛ることじゃないんです。足を引っ張る部分を潰し、目標とするレベルですべてを統一させる作業なんです。これは簡単なようで、経験ときめ細かな配慮、それを実現する熱意を要する地道でハイレベルな作業です。だから多くのバイクはそこら辺に目をつぶってプラスをドーンと盛って商品力を上げようとする。プラスの波でマイナスを押し流し、細かな部分を覆い隠そうとするんですね。初めはそういうものに惹かれても、多くを見ているうちに、そのアラに自然に気づくようになってしまう。
HAWK11は海外勢のような派手さや力業はないけれども、動的な面でも静的な面でも、違和感の除去をしっかりやってるんですよ。乗るとなんとも楽しいのは、乗った時に厭なところがなく、操作感が統一されているからです。乗れば乗るほど「これは確かにベテラン向けだ」って思いがどんどん強くなる。ビギナーはわからないかもしれないけど、「全てが当たり前に違和感なくしつけられてるバイク」って、非常に少ない。沢山バイクに乗れば乗るほど、当たり前を完璧にこなせてるバイクが実はほとんどないことに気づくんですよ。
このブログ読んで貰えばわかるんですが、ハーレーのダイナは自分が満足するだけのフィーリングを手に入れるまでに約7年、ゴールドウィングはリコールするまでエンジンフィールに微妙な違和感を感じてたし、今は交換したタイヤとサスのマッチングに違和感がある。ストリートトリプルは加速するとミラーがどっか向いちゃうし、リアサス設定があまりにもガチすぎる。それぞれのバイクでウィークポイントがあるんですね。
でも今のところHAWK11にはそれがない。これまで乗ってきたバイクの中で、まったく手を入れない新車状態で、こんなにもマイナス面を感じず乗れた大型バイクはなかったように思います。だからこそ、外装でも機能面でも、このバイクの良さを伝えるのはとっても難しい。
リッター超えのスポーツバイクは、刺激やインパクトの演出を重視してるものがとても多い。そりゃそうですよね。馬力は既に公道路面と相容れないレベルになっているし、そもそも調和を求めて設定された排気量じゃないんだから。でもHAWK11は必要以上の刺激やインパクトを捨て、当たり前をしっかり磨くことを選択したスポーツバイクです。質の高いものが違和感なく提供されているから、乗るととても気持ちいい。
何も違和感を感じないという特殊性が、私にとってのHAWK11の最大の価値かもしれない。でも、多くの人にとって、それは売り文句にはまったくならないんですね(笑)
コメント
コメント一覧 (28)
男女平等ケツ顎ビストの血統とドズル・ザビ直系の危険な交配……
ドズル体型が行き着く先はビグザムのようなメガクルーザーだったのですが
M109Rはモビルアーマーのようなデカくてイカれたデザインと木馬の主砲も見紛う大排気量ビッグボアショートストロークエンジン……
そこに侘び寂びなんてものはなく、牛の肉塊ドーン!畑から抜いた山葵バーン!!
例えるならまさに日米合作ワサビーフ……(コレが言いたいだけ)
リッターオーバーのバイク買う人はスペックの浪漫だったり、豪奢なスタイリングだった、刺激的な演出だったり何かしら特別を追い求めてますよね
ホンダは優等生だとか面白味がないって悪い意味で言われてますけども、それがどれだけヤベー事か……
自分のバイクの指針はそこにあるって公言しちゃってるようなもんですよ
まさに感覚の麻痺ですよね……
へっちまん
が
しました
カフェレーサー云々はひとまず棚上げしてみると、アフリカツインや NT1100のフレームには違和感を感じないのです。そこで気づいたのが、配色。メインフレーム後端の垂直ラインに合わせて立ち上がる、色違いのタンクとサイドカウルによる垂線が、車体の前後を分断しています。ライダーが跨るとかなり解消するのですが、開発陣が意図したとされるこの断層は最も理解に苦しむところです。仮面ライダーやワイルド7に精通していないから?かも知れませんが。
グラファイトブラックとパールホークスアイブルーのタンクカラーに合わせられたロケットカウルは夫々、ブラック縁のシルバーとシルバー縁のブルー。サイドカウルは共にシルバー!意味深な配色です。
色彩感覚に不自由で 2台体制のバイクは共に無彩色のシルバーとブラック。そんな私の現時点での結論は、グラファイトブラックのタンクをシルバーにして色呼称をシルバーに、パールホークスアイブルーのサイドカウルをブルーに!です。どこかのサイトで見かけた、赤白ツートーンの塗り分けにも興味があります。
何事にも時間がかかる性格なので、この先まだまだ理解が変わって行きそうです。以上、70年代からバイクに粘着しているいい歳したリターンライダー、ロケットカウル戦闘団Custom大隊Ducati部隊Scr分隊員の戯言でした。
へっちまん
が
しました
やっぱそうなりますよね、ちなみに私の中で他社はこう思ってました
ヤマハ=ハセガワ(社屋の屋上にF104-Jがあり飛行機に並々ならぬコダワリありなところがデザインにこだわるヤマハっぽいなと)
スズキ=アオシマ(説明不要w
カワサキ=イマイ&アリイ(しっくりくるところがないんですが、あえていうならここかなぁ…現存メーカーならフジミor童友社)
あとドズル28歳ならランバラル35歳(長澤まさみと同い年)もなかなかですよね
この冬はガレージでロケットカウルにガラスコーティングを施工などで、乗れない分を磨きで楽しんでくださいw
へっちまん
が
しました
SSのデザインがスラントノーズ全盛期のころ、あっさり最初に脱却したのがホンダだった気がします(間違ってたらごめんなさい)もちろん賛否はあったんでしょうけども、自分はそんな思想は大好きです。
職人さんって「唯一無二」を結構求めて、前作を踏襲しつつも新しいものを作っていくものだと思います。特に日本の職人さんは…
HAWK11はまったく新しい存在だと思いますが、それでも日本の「どこかにあった」感がある「新しくも懐かしい」存在なんだろうなとしみじみ感じております。
季節としては春となっていますが、なんかまた大雪が来そうな雰囲気です。サザビー君出撃準備万端の反面、のじゃ子はまだ格納庫の中で充電中かと思います。
出撃まで磨いて愛でてあげて下さい。
へっちまん
が
しました
しかも、面白い❣️余りに面白いので2度読みしてしまいました。
いっぱい書きたいことあるけど、ドズルって28歳なの?The originで爆弾ですら暗殺できなかったゴリマッチョが28!権力者だから若い美人妻もらってと思ってたけど、年齢相応だったんですね。
キシリア様が24歳!デギン公じゃあないけど、びっくりして杖落としそうになります。
熟女パプのママさんにいそうな女性が。。。。目眩する。
だったらデギン公は50歳くらい?最近逮捕された元占い師位の年齢かと思ってた❗️
高級車をリーズナブルなバイクの値段設定のしたら、またその逆の設定ならってあたり、脂が乗り切ったマグロみたいに美味い文章の運び方で面白かったです。
へっちまん
が
しました
エロとバイオレンスとバイクと銃、火薬と全てがマッチした名作ですよね。
一番好きなシーンは飛葉が仲間と刑務所から脱走して、放置バイク2台を見つけて、裏切られてハズレ引くのですが、そのハズレも機転と天才的テクで切り抜ける。細工されていて確かハンドル取れて、それをブレーキワイヤーで固定、アクセルワイヤーを直に手で引いて運転してブレーキが効かないまま、走行中の貨物列車の間に収まる。草波隊長が死なないでくれよと呟くのみ分かります。
もう一回漫画読もうっと!‼️
へっちまん
が
しました
ってモノローグが流れました(笑)
ミネバ様は外見は99%ゼナに似たんですねw
しかしアナベル・ガトーやシン・マツナガなどの猛将が忠義を誓うようなお父様の人を惹き付ける魅力も受け継いでると信じたい。
へっちまん
が
しました
ミラーで切腹!の話は横浜では聞けませんでした。舗装路の立ちゴケなら縁石等が無ければ大丈夫だと。…EXGGさんの変形も気になる。もう少し探ります。
雪が解け、乗車機会が増えたときの文章が待ち遠しい&怖いけど、楽しみです。
iPadを片手に登場人物を調べるのも板に付いてきましたが、道のりは長そうです!
ちなみに初代SUPER HAWK(1962年にアメリカで販売と同い年の私)辺りのモデルも当時の専門誌でも神社仏閣と書かれていたことを思い出しました。(笑)
へっちまん
が
しました
SC79予約してなければ食指が動いたかも?でも私にはヘッドライトが決定的に不可です(喧嘩売るようですみません)。それ以外は優秀作だと。
LEDは時代の流れなので受け入れますが、○の中に何か入っている。
あのデザインは全く受け入れられません。私が買ってたら速攻普通のハロゲンに交換してますね。仮にSC79を買ったのもSC68から一新されたデザインを気に入ったからです。同様デザインライトなら却下でした。
四輪外車にも同様のライトがありますよね。勿論素人考えですが、機能と無関係のデザインってなんなの?って思ってしまいます。
空力考えると仕方ないのでしょうが最近はみんな「つり目」ですよね。
「垂れ目」の方が和むと思うのですよ。キャブオーバートラック迄「つり目」にする必要ないでしょう。(空力無関係だし)
膨大な数の車が「つり目」で町中を走るのと「垂れ目」なのとでは、みんなの心にも影響すると思ってます。
ごめんなさい、勝手な言い分ばかり主張してしまいました。
へっちまん
が
しました
カウル大好きオヤジな私もロケットカウルは大好物ですw
ディスるわけではありませんがホーク11のデザインは
自分には奇をてらってる様に見えるのでハマる人はハマると思いますw
実はホンダからホーク11発売と言うニュースを見て
てっきりホークⅡの再来と勘違いして大喜びしてよくよく見たら
ホーク11とあり大いにムカついた苦い記憶があります(笑)
典型的な日本人の私 未だに舶来志向がどこかにありまして
個性的な外車に憧れておりますw
年齢が年齢だけに落ち着いたバイクに乗りたいのですが
現在は頭の中をパニガーレが走り回っていて
とてもよくない精神状態になりますw
ホンマ人間の欲望ってのは果てしなく そしてないものねだりです。
還暦でパニガーレ・・・
やってしまいそうです(爆)
良い嫁がいるのに金髪のふしだらな愛人が欲しくなるのは
男の性ってやつですかねw
嗚呼 今日もへっちまんワールドへ引きずり込まれましたw
明日はハヤブサでワインディング楽しんできます!
へっちまん
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通勤電車で読むんじゃなかった、ニヤついた変なおっさんになっていたのは間違いないです。
先日、瀬戸内地方は晴れたので走りに行きましたが、日差しにつられて北部の山に行ったら雪が若干残っており、、、前進あるのみ!で、なんとか峠を越えたら風が冷たくって、路面の色が変わっていたら凍ってんじゃねー??とビビリミッター全開で、走るだけで精一杯、耐えきれずワープ航法で高速使ったら融雪剤で路面真っ白、生還後は錆びたら嫌なので、寒行よろしく、冷えた体で洗車と、、、冬をなめてました。
しかし新しいバイクいいなあ。zx−4にZXRカラーが出たら飛びつきそうですが、ネットの情報の価格だと、HAWKはもとよりストリートリプルRの新型も買えちゃう(笑) 仕事に使うのなら絶対日本メーカーですが、趣味の世界って悩ましいです。まあ軍資金の方が悩ましいですが・・・。
へっちまん
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今回も超面白かったよ~
出張先(福岡)と職場で、2回も読んだよ~
この時期に石川で1,000㎞はすごすぎ!
HWAK11=仏教的というのは、スゴイ斬新だね~
そういえば以前、スズキの社員が「車もバイクも、丸目は日本とインドしか売れない」なんてこと言ってたけど、どっちも仏教の国だよね~
ああ、HAWK11のエンジン音が、祇園精舎の鐘の声に聞こえてくるわ(CV: 潘恵子
へっちまん
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へっちまん
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このあいだ道の駅で初めて実物のHAWK11を見たんですけど、カウルの存在感がものすごくて笑っちゃいました。
MVアグスタのスーパーヴェローチェ然り、ロケットカウルはフレームとの一体感が強くてカッコいいですね。それでいて運動性能も高そうなので乗ってて楽しいだろうな~と憧れます。
へっちまん
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