皆様、謹んで初春のお慶びを申し上げます。本年も「へっちまんのモーターサイコル」をよろしくお願いいたします。

年賀状2022最終2
(バニーガールといえば、アメリカ生まれのダイナ嬢。エロ方向の色気でハーレーに勝るバイクはそうありません。)

このテキストを叩いておりますのは、ちょうど元日の午前0時。NHKでは行く年来る年やってて「ごぉぉぉぉぉぉん」って神社の鐘の音が響きわたり、テレビ画面では参拝する敬虔な人々が神様の前で手を合わせる姿が映し出されてます。「・・今このときに、人々がいろいろな思いと願いを込めています・・」と美人ナレーターが静かに語りかける中、私は画面の向こうで「ヨコシマな思いしか込めようのないバニーガール」を鋭意生成中。もうね。私の周囲だけ魔空間ですから。描いてるのがバニーガールじゃ、神社の凜とした雰囲気も全然心に入ってこない。

正月に年賀状がわりに何かイラストでも描こうって思い立ち、「干支はうさぎだよなぁ・・」って呟きつつペンを走らせた結果、描きあがったのがバニーガール。年賀の挨拶にバニーガール。正月らしい華やかなウサギを描きたいという願いの結晶がバニーガール。自分で言うのも何ですが人として終わってる

しかも背景はなぜか無人のバー。こんなの「とりあえず酒とエロスがあればいい」っていう中年男の穢れた妄想が実体化しただけじゃないですか。「バカヤロウ!炙りすぎて黒焦げになったイカでも食ってろ!!」って年始からお叱りを受けかねない。

はーーー・・・これじゃ、「今年も煩悩と色欲にまみれて生きていきます!!」って宣言してるようなもんですよ。でもしょうがない。アニオタ絵師に「ウサギの格好した女の子描け」って指示出したら、ほぼ9割の人がバニーガール描くでしょ。残りの1割が「おまわりさんこの人です!」って言いたくなるような、ロリコン着ぐるみですよ。

これはウルク=ハイの近親種オタク=ハイの種族的特性で、格好つけてもしょうがない。だからもう、割り切って年賀状がわりに貼っちゃいました。え?それでいいのかって?いいんです!

ミナバニーが好きだから
(「その着せ替え人形は恋をする」から、主人公、喜多川海夢の真言。)

オタクで品のない私のせいで、所有するバイクのオーナーや、バイク乗りの評判も落とし、関係各方面に多大なご迷惑をかけているんじゃないかと思うと、いたたまれない気持ちになりますが、そんな思いを胸の底に押し殺しつつ、今年もバイクとの日々をちまちま綴っていこうと思います。

本年も皆さんのバイクライフにとって、安全で幸せな一年になりますよう祈念しつつ、新年のご挨拶とさせていただきます。