今年はダイナに良く乗ってます。走行距離は1月から8月までで約6000㎞くらい。冬場は巨大カウルのゴールドウィングの独壇場で、ダイナの目覚めは4月の半ばくらいですから、8月がまだ終わったばかりの現時点で6000㎞は、かなり乗ってるんじゃないかと思います。
なぜダイナの距離が伸びているかというと、昨年10月の車検でサスのオーバーホールを行ったことと、ヘタったシートを修理して取り替えたからですね。これで快適性と走行質感がグッとあがって、乗り心地も満足できるものになりました。
私のバイク史で10年維持したバイクは存在しなかったので、ダイナでようやく「バイクを長く維持するとは?」ということに本気で向き合っている気がするんですよね。で、本気で向き合うと、「古い大型バイクをより良い状態に維持していくって経済的にヤバくね?」って改めて思う。
(イラスト調のダイナ。秋のヘッダーに採用予定ですが、それだけじゃもったいないので、ブログイラストにも採用してみました。)
私が目指してるのは難しいことでも何でもなくて「ダイナを新車に近い状態で維持し続ける」ってだけのことなんですが、それだけでも出費はかなりエグい。まぁ維持するにしても10年という節目を迎えてるわけですから、なんやかんやといろいろ吹き出してきますよね。それを箇条書きにするとこうなります。
2021年10月
初代ダイナの事故の後、新古で買って4回目の車検。いよいよ10年目に突入。前後オーリンズサスのオーバーホール&ブレーキパッド交換。加えてタイヤ交換をする予定のところ、マラソンウルトラの在庫がフロントしかなく、やむなくフロントのみ交換する。 ・・・・21万8000円
2021年11月
スポンジがダメになって拷問器となったK&Hシート修理 ・・・・6万5000円
2022年3月
メッツラーのマラソンウルトラが待てど暮らせど来ない。引っ張るだけ引っ張ってたリアタイヤもツルツルになってもう限界なので、一番お安いAVONのコブラクロームで繋ぐことにする・・・・3万7800円
2022年3月
4年使って冬前にはヘロヘロになっていたバッテリーを交換・・・・3万2200円
2022年4月
ブレーキスイッチの故障、ランプがつきっぱなしになる。ブレーキスイッチ交換・・・・9300円
2022年7月
9ヶ月待ってようやくマラソンウルトラが入ってくる。おせーよ(涙)。この時点でAVONは4000㎞しか走ってなかったけど前後テレンコだと旋回性が違うので交換・・・・4万8000円
合計41万300円
ガクガクガクガク・・バタッ(痙攣して昏倒、口から泡)
これね。もう終わってますね。・・昨年10月から今までの10ヶ月で、41万円もかかっているという・・・フェラーリなの?・・。コロナのせいでマラソンウルトラが来なくって、繋ぎで買ったAVONのコブラクロームが余計な出費になってますけど、それ引いても36万円ですよ。で、これだけやってようやくバイクは適正な状態に戻るという・・。実は昨年の車検前に、私のバイクを冷やかしでレッドバロンに査定して貰ったら「買取額50万円(笑)」。かなしー(笑)。資産価値重視の観点でいうなら、私は「市場価値50万円のド中古に40万円突っ込んでるクソバカ」以外のナニモノでもない。
普通は「価値が50万円のものの維持に40万円かけるんなら、それ下取りに出して100万円くらいの新車買おっか♡」ってなりますよね。これは良い悪いではなく、消費行動として当たり前の経済的合理性です。ハーレーは10万㎞走るとドライブベルト交換やクラッチ交換、ホイールベアリング交換諸々で30万円くらいぶっ飛ぶらしいので、うちのダイナは数年後に重整備の爆弾が炸裂することは確定してんですよね。そんなバイクに市場価値があるわけないんですよ。
市場に出回る中古バイクだって、私のダイナと何ら変わることはない。中古って乗り手が何らかの事情で売りに出したものだから、その中には「そろそろサスもオバホだなー、これからいろいろ金かかるようになるから、これ売って新車に乗り換えようかなー」ってバイクがかなり含まれてるんですよね。だから3万㎞オーバーのバイクってギャンブルになるんですよ。2万㎞~2万5千㎞でサスをオバホするマメな乗り手が前オーナーなら、サスの減衰は残ってるけど、ノーメンテのオーナーであれば完全に抜けてるってことになる。
バイク店の買取担当やってた頃に、買ってきたバイク試乗すると「あー、これフロントサス抜けちゃってるねぇ・・」ってのが結構ありましたが、オイルシールからオイル漏れてなければ、サスの減衰抜けててもそのまま売り物として店頭に並べます。だって、ヘタったとこを全部ケアしてたら中古価格トンデモないことになりますし、ケアしたってその手間に見合う価格で売れるかなんてわかんない。そりゃ保安部品であるタイヤやエンジンオイルやブレーキパッドは交換します。でも、レストア屋じゃないんだから、サスのオバホまではやりません。購入した客から「サス抜けてるからオバホしてね♡」って依頼されれば、追加料金でやりますが、指摘されなきゃやらない。中古はヘタってる前提で安いんだし、ヘタリ度が高いバイクは価格も安く設定するんだから、それでバランスはちゃんと取れている。それに納得できない人は「新車買って下さい」ってことですよね。
バイク業界にかかわらずどの業界でも、お客を騙すなんてのは、プロからすれば簡単なんです。料理店でいうと、人の残した料理の余りをそのまま出されても、消費期限切れの素材使われても、落ちた料理を拾って皿に載せても、食べる側はわかりません。でも、「金払ってくれる人に対して誠実に」ってのが人様から金頂いて生きてる商売人の倫理であり信用でもある。どの職種を問わず、それを前提として、プロは飯食ってるんですよね。で、顧客に対する誠実さで一番大事なのが、「顧客に情報をしっかり伝える透明性」と「価格の妥当性」だと私は思ってます。売り物のサス抜けてたっていいんですよ。それを考慮した価格設定をして、その事実を顧客にちゃんと伝えてれば。そうすれば顧客がそれを理解した上で、買うか買わないか、高いか安いかを自己決定することができる。情報出さないと、そもそも正しい購入判断ができないんですね。
だから売り手の持ってる情報を全部出して、目の前の商品がどんなものなのかを説明した上で、顧客と価格の勝負をする。価格と現物のバランスを顧客との間で押し引きするのが商売の王道で、商売人の信用なんですよ。「お客さんは神様です」ってのは行きすぎだとおもうけど、一番尊重しなければならない存在であることは間違いない。そこが歪むと必ずいつかそれは自分に返ってきますからね。ちなみに、この2つを極めて曖昧にしちゃったのが「悪質商法」で、あることないこと盛り出すと「詐欺という犯罪」になると私は理解してます。
こういう目線で見ると、残念ながら今の一部の中古バイクの価格設定には顧客利益を考慮した価格の妥当性が感じられないですねぇ・・。えーーっホントにこのバイクの価格がそれでいいの?無責任じゃない??ってのが多い。現行車の新古車に「新車+90万円」なんて値付けしてるのを見ると、「こんなの価格の説明できる?」って正直思う。新車価格+20万円で転売屋からアホな仕入れしたとしても、ぶっちゃけ「うちの利益70万円です♡」っていう説明しかできないでしょコレ。SRのファイナルエディションのサンバースト塗装とかバイク本体価格75万円弱なのにそれとどっこいの利益設定って、「これもうやってること転売屋より酷いじゃん」って思いますよ。
一般的には消費者に対して、業界常識の2倍を超えるような利益をむさぼると、「暴利行為」ってことになるんですけど、物販や古物はやりたい放題ですからねぇ。
「こんなことやってるから中古業界は、いつまでもうさんくさいって言われるんですよ。」
この手の根拠のない価格が横行し出すと「価格が高騰してるから価値も上がってるに違いない」って勘違いする買い手がいるかもしれないんで言っときますけど、それありえないですから。「価値があるから価格が上がる」ってのは絶対普遍の真理だけど、その逆は全然成立しない。だってバイク本来の価値は操作できないけど、価格はいくらでも操作できるんだから。
私が見る限り、最近暴騰しているバイクのほとんどは「真の価値と価格が乖離していってる」だけです。妥当な価格がどこら辺か一般人に根拠がわからなくなった時点で、それはもうバブルで、根拠のないかさ上げ部分は泡のようにいつハジけてもおかしくない。
(貢ぐ方には愛があっても、貢がれる方に愛があるかはわからない。この前デヴィ夫人がTVで、「バカね。経済力への尊重から愛が生まれるのよ。」みたいなことをいってましたが、なかなかにエグい結論に、男として涙を禁じ得ませんでした。)
フェラーリとかランボルギーニなどの古いスーパーカーはメチャ高いけど、元々「どんなに金がかかっても、痛くも痒くもないようなお大尽達のための嗜好品」だし、昔の価格自体もトンデモないし、やっぱ造りが特別なんです。ナックルヘッド、パンヘッドの頃のハーレーなんかもそうですよね。いずれも当時の庶民には手が出ない超高級品なんです。そういうものはパーツ一つ一つのオーラが違うから、新旧にかかわらず乗れば気分は爆上げだと思う。でも70年代、80年代の中古バイクってそもそもそんな特別な商品じゃないわけですよ。作りもスペシャルメイドじゃなく、汎用工業製品だし、乗ってみたって、その走行質感に超プレミア価格に見合うような特殊性はない。
確かに古いバイクは古いバイクの良さがあります。それは間違いない。でも、それは今のバイクの価格に200万円も300万円も上乗せして味わうようなものじゃないと思う。だって、当時から大型乗ってた私にとって、今の旧車は「遙か昔の普通」でしかない。だから今旧車を買ってる人達は、30年前の当たり前にもの凄いプレミアを払ってるんです。その点で、存在自体が特別なランボルギーニやフェラーリなどとは根本的に違うんですよ。
当時の普通がプレミア価格でどんどん売れる。そんな状況って業者的には凄くありがたいんでしょうけど、長期的には確実に自分たちの首を絞めると思う。なぜなら「価値観の歪みは市場と事業者を狂わせる」からです。
人間ってバブルに浸って価値観がおかしくなると戻れないんですね。あの大銀行様だって頭がおかしくなって過剰融資で丸焦げになり、日本長期信用銀行や北海道拓殖銀行が潰れて日本経済を道連れにしたんです。吹けば飛ぶような中古バイク業界が異常相場のオイシイ商売に首までつかったら、すぐにおかしくなるに決まってる。特に新古車をプレミアつけて新車以上で売るなんてのは、その典型だと思いますね。
仕入れが高いからそうなるんだっていうけど、新車とどっこいの価格で中古のタマを仕入れる方がどうかしてる。だってその時点でプレミアつけなきゃ売れないでしょ?プレミアって英語でいうと格好いいけど、要は「本来の価値以上の値札をつける行為」に他ならない。それは顧客からより多くの血を吸おうってことですよ。そんなアホなこと続けてると、顧客目線を失って、地道な商売に戻れなくなりますから。商売における倒産は「時代に対応できない」「人材がいない」「顧客に対する誠実さを失う」のどれかか、またその複合によって起こるんです。
私はコロナと旧車人気による常識外の価格高騰は、中古業界の淘汰の始まりになる気がするんです。中古業界がなくなるとはいいません。だってバイクを下取ってくれるところがないと新車も売れないわけですから。でも全ての業者が残るとは限らない。
バイクの整備にコンピューター診断機や設備投資が必須になったり、スロットル・バイ・ワイヤや、電子制御サスなどが当たり前になってくると、中古業界も販売したバイクのメンテナンスに対応するため、一定規模の人材育成と整備のための設備投資をしないといけなくなります。
それには凄くコストがかかるから、それができない業者は、電子制御満載のバイクが扱えなくなる。環境対策によるバイクの電子制御化によって、将来に対応可能な業者と、対応できない業者の二極化が進む。それは良い悪いじゃなくて、時代の流れの必然です。ダーウィンは「生き残るのは最も強い者や最も賢い者ではなく、変化に最もうまく対応できる者だ」って言ってますけど、時代や技術革命への対応を放棄すれば、必然的に商売が細くなってくってのはビジネスでは当たり前の真理なんですね。
それはGペンで描いてた漫画家が商業誌で生き残ってないのと同じこと。手描きのGペンイラストに味があるのはわかるけど、デジ絵は絵描きの革命です。その利点を前にプロはほぼ全員Gペンを引出しにしまって、デジ絵に移行したんです。それができなかった絵描きはもうほぼ生き残っていないんですよ。
旧車やキャブに過度にこだわったり、電子制御を頑なに否定するっていうのは、私から見れば「時代に背を向けてる」ってのと同義です。個人はそれでいいけど事業者にとってはどうなのか。古き良きものを大事にするのは素晴らしいことだけど、時代の流れを受け入れ、環境に対応していくことも事業者には求められてるんです。
新車販売は正規店集約が進み、正規とそれ以外に二極化しちゃってますから、今後その流れは確実に中古業界に波及する。そうなると電子化に対応できない中古業者は、古き良き時代をアピールしながら、旧車を売るしか選択肢がない。市販バイクがオールインジェクションになって既に10年あまり。一番新しいキャブ車だって私のダイナのようにメンテサイクルの末期状態なんですよ。
古いバイクのタマ数が限られる中、仕入れや整備やなんやらで販売原価はどんどん跳ね上がる。そうなると必然的に「旧車を本来の価値以上の価格で売ろう」っていう無理めなことを考えざるを得なくなる。その結果が現在の価格相場です。それを成立させる一番手っ取り早い方法が旧車人気を煽ること。不人気なものが高値で売れることはありえないから、まずは人気を煽らなきゃならない。今のネット社会は、その点もの凄く好都合。ありとあらゆるメディア戦略を総動員し、旧車人気を煽ればいい。でも、タマ数の減少と過熱する人気で構成された相場は、本来の価値とは到底言えないと私は考えてます。
耐用年数のある汎用品は通常、古くなると新しいものに淘汰される。しかしそれがなされないのは、時の流れを止めたい業界の事情と、リターンしたライダーの昔を懐かしむ懐古趣味が一致してるからでしょう。でも、私は一貫して古すぎるバイクは「顧客利益にならない」と主張してます。だって私のダイナと同じで、そこに金を突っ込むだけの経済的な合理性がないですから。ダイナ嬢は長きにわたって私の好みを徹底して反映したカスタムをしてきたんで、「新車買っても、このバイクの替わりにはならない」って達観してるから維持に金が突っ込めてるだけ。それでも出費的に、かなりシンドイですから。思い入れの積み上げがない旧車に手を出すんなら、自分の中の価値と市場価値のツジツマを合わせないと、必ず後悔することになると思う。
経済的合理性がないものは絶対的に損をします。古い機械を高い値段で買うってのは道具として見た時の絶対損が確定してる。それが高い価格で取引されるときは、そこに真の価値が存在するか、ただの泡かの、どっちかしかないんですね。確かに旧車は面白い。でもそれも程度もんですよ。Z2が900万円って、カワサキのZX10RとZ900RSとゴールドウィングとアフリカツインが買えちゃいますから(笑)
一部の旧車のプライスはもう「フツーの人が生涯を通じてバイクに対して投下する金額と同額」ぐらいになっちゃってるんです。だから、一生それに乗る覚悟でもないと渡れる橋ではありません。でもね。一生同じバイクに乗るなんて不可能ですから。私なんて「廃車になるまで乗るゾ!」って宣言をもう10回くらいしてますけど、10年乗れたのはダイナだけ。それが現実です。幻想が崩れ、夢が終わり、現実を取り戻したとき、そこにあるのは大概同じ結末。多くの業者が退場し、手に入れた商品の本来の価値に呆然と立ちすくむ消費者だけが残る。
消費なんて値引きした新品を購入したって、中古でお安く購入したって、後悔することばかりなんです。プレミア価格ってのは、浪費散財してきたクソバカな私から見れば「後日の後悔の上乗せ分」みたいなもんなんですね。
いやー、今回も長くてトゲのあるブログになりましたが、事業者相手だと私ってもの凄くトゲトゲしくなるんですよ。だって今の私は自分の生き血を注ぎ込んで、バイクを楽しむ純粋消費者ですから。お互いが尊重しあえるような付き合いのできる事業者とは仲良くやっていきたいですけど、必要以上に血をすすろうとする吸血鬼とは、十字架と杭をもって戦うことになるし、言いたいことも言わせてもらいます。そのためにアフェリエイトを全部外してるんだから。
まぁ私のさえずりなんて、弱小消費者のささやかな威嚇射撃みたいなもんで、ないよりマシ程度のもんですけどね・・。
コメント
コメント一覧 (26)
茶化しているわけではありません!私は断りきれなくてある専門誌に投稿しなければならなくなりましたが、10月締め切りなのに、まだ一文字も書けていません!最初の書き出しが分からなくて、無駄に時間とストレスを費やしています。へっちまんさんのその才能(文章だけでなく、ジオラマやイラスト)羨ましいです。
さて、昔、とある超有名バイク専門店からSUZUKI GOOSE 350を中古で買いました。一生懸命働いて、油温計やチタンマフラー、爆弾kitなどを組み込み愛情を注ぎました。でもある日、ガソリンタンクに穴があいてガソリンが漏れ始めました(死ぬかと思いました!)購入先の超有名バイク専門店に持って行くと”ガソリン抜いて、ガソリンが完全に気化して無くなるまで待って、それからなら溶接できるかもしれないし”と、とても修理を嫌がりました。新品のタンクを買う金なんて当時はありません。泣きながら行きつけのカスタムショップに行ったら、部品どりバイクから状態のいいタンクを見つけてくれました。もしかしたら売る前からタンク錆びてたんですかね?安かろう悪かろうは理解していますが、安い理由を教えてくれたら、カスタムより先に、その問題箇所を修理できたのにとblog読みながら、頷いていました。会社だから儲けるべきですが、顧客(特に製品に愛情があるけどお金がない顧客)には誠実であれですよね。
へっちまん
がしました
ありがとうございました。
へっちまん
がしました
そして偏屈な私はこのブログを読んであることを思いました
法外な利益が無いと旧車の為の環境が維持できない事業者の苦悩というのはあるのではないかと
個人店なんて吹いて飛ぶ様な店しかありませんからリスクの観点からしても釣り上げる必要が出てくるし大型店は上の方々を黙らせる為に旧車を相手にする事は儲かる事だと思わせる為にもある程度の実績が必要なのかも知れないと、実際は人の金銭欲だけなのかも知れませんがねw
消費とはいつだって悪魔との取引なのかも知れません
しかしバイクパーツの根幹に携わる部分はサス一つでも人類の叡智の結晶だと思います、それを作る度行く度の試験をし完成されているのでしょうし、それはダイヤモンドの様に尊いものだと思います
それを再現、維持しようってんだからまぁしょうがないのかなぁなんて思ったり
だからまぁ適当な事してる事業者は頭に来ますけど
へっちまん
がしました
それこそ昔は 「カネが無い」から 安く買える旧車に乗る
限定解除さえしてしまえば 少し古い大型車なら誰も見向きもしないので何台も大人買い(〃艸〃)ムフッ
ビンボーなので 自分で整備は当たり前
弄って壊しても 元々がゴミに近いから 惜しくない(*^^)v
・・・という 天国だったのですが
仰る通り 今の価格は異常ですね
Z2は保有してませんが 保有しているCB750FOURでも 超プレミア
30年前に買った時には 38万でしたか それでも当時は高いと・・・
(限定解除が普通の大型二輪で獲れると噂か経った頃ですね)
今はナナハンも 平気で200~300万もしちゃうので 気軽に乗る気が起こらない
例外的に 今普段使いにしている GX750に限っては 不人気バイク
乗り味は 40年前の普通です
しかし 40年前の普通に馴れちゃうと 今の普通は物足りない
へっちまん
がしました
ウチのバイクもフロントの溝が消え失せたんでサッサッと替えなきゃ〜
乗り味の変化はそんなにですけどサスのメンテもそろそろ考えとかないと……
預金もってくれよ!!15万メンテナンスコースだっ!!!(負け犬低所得者)
しかし、バイク乗りなら今の中古相場高騰に対してなにかしら思うところがありますよねぇ
現行モデルの中古車は物流難で新車買えなく高騰
旧車関係や限定モデルはブームの再来と共に需要が集中して更に高騰、投機目的の者も参戦して阿鼻叫喚ですね
車もバイクもマイナー愛好の私が当時欲しかった物ってざっと見返してみますと軒並みガラクタみたいな値段になってて笑えました
好きだったとしても製造コストや性能以外の付加価値が値段の大半を占める昔の大衆車には手が出せないです
私の思い出はそんなに高くないですし、面白そうな現行車もたくさんありますし
現状を結構楽しめてるのが大きいんでしょうかね
へっちまん
がしました
祭りが終わればかつての憧れのバイクが価値に見合った価格で手に入れられる時がやって来る様な気がします。
へっちまん
がしました
生涯 乗り続けるであろうバイクに出会えたへっちまんさんが
正直 うらやましい
もし私がそういうバイクに出会えたらお金なんぞ気にしないかも
だって出会えたことが奇跡ですからw
お金じゃ買えない何かを持ったダイナ大事にして下さい!
では能書きですw
昨今の旧車ブーム(値段)にはもう驚きを通り越して呆れてますw
リアルタイムで乗ってた私にはハコスカ ケンメリが数千万なんて
笑うしかありません(笑)
ま 私は畳と嫁は新しい方がいい派 なので横目で眺めながら
観てるだけですがw
ちなみに知人も旧車バイクを購入し乗ってましたが盗難が怖いとパーキングで
トイレにも行けないコンビニには止めれない などの理由で
結局 楽しさよりストレスの方が大きくなったと言って売却してました
なので今旧車に乗ってる人達も見かけと違い相当気苦労されてるのかも
なお私は個人的には旧車のは乗りたくないけど見るのは大好きですので
頑張って乗り続けて雄姿を見せ続けてほしいもんです
ああ今日も気が付きゃあへっちまんワールドで黄昏てしまいました
今夜はエエ夢見れそうですw
へっちまん
がしました
マンガやアニメ、映画なんかのメディアの影響も大きいんでしょうか。
頭文字Dや湾岸ミッドナイトの連載が始まるまでS30Zは100万もしなくて乗ってりゃビンボーだとバカにされたとかハチロクは車検ごとに乗り換え、クラッシュ上等で乗り潰すもんだと聞きました(先輩や友人からタバコ2〜3カートンで手に入ったとか…)
ワイスピの大ヒットのあおりで国産スポーツカーが毎日のように盗難され、RB26搭載のGT-Rが下手なフェラーリより高価になった時代(自分が免許取ったときはBNR32の中古は130万くらいで買えました)。
今の海外の金持ちがただ投機対象として見てるのか、メディアが付けた旧車ブームの煽りのなれの果てなのか…
ケンメリGT-Rで3300万ってのを見かけましたが「そんなに出すのもうアホらしい、そんな金あったらポルシェ911 GT3新車で買うわなー?」「壊れんしーw」って父親ほど歳の離れた車&バイク屋の友人と話してました。
へっちまん
がしました
ミッションとプライマリーをつなぐシャフトにベアリングの虫食いがありベアリング交換
諸費用含めて188.000円 チョイノリ3台分かぁ・・・
2006年式なので16年目ならまあしょうがないかと納得はしているんですが、次の車検は前後タイヤ交換の時期なんですよね
でも乗り換えは微塵も考えてはいません。今のところw
へっちまんさんのダイナはフロントフォークに黒いポツポツのいわゆる『そばかす』出てきてないですか?
私はそばかすが気になって、車検のついでに黒く塗装してもらいました
話は変わって今夜(9/10)の23:30からのNHKは絶対観てはいけませんw
伝説のピカチュウショックを超えると思うので
へっちまん
がしました
人気のRZの不人気な後期型です。10年ほど前に30万円強で買ったものですが、買ったときよりは高く売られているようです。(前期型のようなとんでもない値段にはなっていない)
これから先、この価格がもっと上がるのか、それともただのゴミになるのかはわかりませんが、売らなければ関係ないのです。今では2ストの乗り味は味わえないので、きっとこの先も手放さないと思います。
ただ、乗ってると怖いですよね。こかしたらもう部品がないですから。
へっちまん
がしました
私、Z900RSを欲しくなってしまったんですが、中古価格がアホみたいに高騰しているんですね。程度が良くて新車価格の7~8割くらいの価格だったら買いますけど、それ以上金出すなら新車がいいなぁ〜。でも新車も一体いつ納車になるんだろうと思うと、なかなか気持ちが購入までいきません。
したがって、当分ダイナ一台体制でいきたいと思います。
しかし、査定額50万ですか〜。
我々のダイナは価格高騰・バブルとは無縁なのですね〜(笑)
私のダイナも今まで目立ったトラブルは無いんですが、今後も出来るだけ健康で長生きしてほしいです。
いやマジで。
へっちまん
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一生付き合えるバイクは確かに無いですよね。モノですからいずれ壊れて…ですが、一点ものではない限り、同じ車種はてにはいるかな~って自分は楽観視しています。もちろん無いなら無いで他のもので代用、とも考えています。
自分は車やバイクを買う時、「乗り潰す!」を前提に購入していました。が、やはりお財布事情や世情に左右され、初めて所有した大きいバイクのTZR250(3MA)を泣く泣く手放しました。まあ、維持管理が大変になって「このまま持っててもなぁ…」というのも当然ありました。このTZR、たまたま地元のバイク屋で不動車で置かれていたものを格安で引っ張ってきたんですが、ホンダ党の自分としてはそこまでぞっこんだったわけでもなかったです。もちろん乗っていて楽しいバイクではありました。2代目の相棒のX-MAX1200も似たような状況で乗っていましたが、これもあっさり車検が来たからと手放しました。
やはり自分の思い入れが強い、というか、自分が「こいつに乗りてぇ」って思い覚悟を決めて買ったCBRはがっちり乗りまくっていました。SC33を手放す時はハンカチ片手に見送ったものです。今の954は「次は無い」と思って購入したので大事に大事に現状維持していきたいと思う所存です。
市場価値がどうであれその個体の価値を決めて乗り続けるかはオーナー次第でしょうけども、そこのバランスを保つためにはやはり売り手側には公正な判断と良心を持っていただきたいと個人的には思いますね。
ぜひ、ダイナ嬢とは適正なお付き合いをしてあげて下さいまし。
へっちまん
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とある有名なハーレーのサイトである方が”ハーレーはなぜあんなにヘンテコなのか”というコラムが載っていて、面白い考察だなと感心していました。
ヨーロピアンもハーレーもエンジンの性能を上げるために単気筒から2気筒へ進化したが、ハーレーだけV型OHC2気筒エンジンを貫いているかというものです。彼の考察は、ヨーロッパは地理上、エンジンが故障しても頑張って歩けば近くに助けを求められる。しかし、アメリカは広大なので、エンジンが止まるとすなわち”死”。だから気筒数を増やすことではなく、方肺が死んでももう片肺が生きていれば目的地につける。つまり、速さより生きて目的地まで着くということを重視している。
ものすご〜く、男心くすぐりません?ハーレー惚れてまうやろ!
ちょっと待て〜い!!よく考えると、スポスタSってタンク小さいから燃費考えても200kmも走りません。エンジンが壊れる壊れない以前にガス欠で荒野に一人ぼっち→禿鷹の餌やないか〜い!!
お後がよろしいようで・・・・
へっちまん
がしました