やっと、やっとザラブ嬢(ストリートトリプルRS)で私のホームコースが走れるようになりましたよぉー。3月下旬に暖かく晴れた日があったんで一度、ホームコースの峠に出張ってみたんですが、いやーその時は酷いもんでした。
春先の峠って、凍えるほど冷たい雪解け水が路面の至る所をジャバジャバ横切ってるんで、排水性が悪くて、温度依存性が高いハイグリップタイヤのスーパーコルサでは怖くって走れたもんじゃありません。このスパコル、路面を横切る流水を踏んでの横スライドはもうお約束。お水に対する踏ん張りはイマイチ期待できないというタイヤなんです。
そのかわり、路面がドライになったときのスパコルの無敵感はスター取ったときのマリオ状態。3気筒エンジンとの相性も最高で、4月に入って「そろそろホームコースの路面コンディションも良くなってきたんではないのかな~?」って想像するといてもたってもいられないんですね。「はやく山を走りたいー」って、自然とモモ上げ体操状態になっちゃうんです。

(アップする写真がないので、秋口のストリートトリプル「はぁ?何この絵ヅラ?春先に秋の写真って倒れ込みナニ?春のないの?」って突っ込まれそうですが「ないんです!!」)
で、今回はワインディングで大活躍するザラブ嬢のスポーツモードについて書きたいと思ってます。これは、前回のブログで、きんつば嬢(SC79ゴールドウィング)の電スロのスポーツモードについて延々と書いてきたオチみたいなもんです。
私がきんつば嬢のスポーツモードをダメ出ししてた原因の一つは、きんつば嬢を購入する4ヶ月前にこのザラブ嬢を購入し、このバイクの素敵なスポーツモードを味わってたからなんですよね。当然どちらも電子制御スロットルでフライ・バイ・ワイヤです。で、この2台のバイクのスポーツモードを比較した結果、きんつば嬢のスポーツモードは「やっぱおかしいよね!」ってなったわけです。もしザラブ嬢のスポーツモードがきんつば嬢と同じようなものだったら、電スロ童貞の私は「へぇ・・電スロのスポーツモードってこんな感じなんだ・・」ってことになったかもしれないけど、そうはならなかったんですね。
ではザラブ嬢のスポーツモードときんつば嬢のスポーツモードって一体何が違うのか?パワーの出方とかレスポンスとかいろいろ細かいところはあるけれども、わかりやすく言ってしまうと、ザラブ嬢は「ワインディングでスポーツモードに切り替えると楽しさと気持ちよさが数段上がる」ってことなんです。
公道でのスポーツ性って速さじゃないと思うんですよ。数値化された最高速、加速力、サーキットタイムなんてのは性能の優劣を計るものとして有無を言わさぬ絶対的基準ですが、「スポーツかどうかの定義」は乗り手の感覚や考え方に依存する抽象的な価値観です。だからドン亀だろうがなんだろうが、乗り手が「これはスポーツだ!」と感じればその人にとってそれはスポーツってことになる。
でもそれじゃ「もはやなんでもアリやんけ?」という結論になってしまうんで、脳天気バカの私の考える「公道スポーツはかくあるべし」ってところを述べちゃいますと、それは「速い、遅いに関係なく、シゴいて走った時により楽しい!」と感じられることです。で、その楽しさのレベルが高いものが公道におけるスポーツバイクとして優秀ってことなんじゃないかと考えてます。各メーカーから提供される楽しさのあり方は多種多様ですが、そのバイクなりに領域の高いとこで楽しませてくれれば、私にとってそれはスポーツです。
公道はレースと違いタイムを争うわけでもなく、リザルトも残らない。だからこそ四角四面な速さではなく、乗り手を楽しませることを追求すべきなんじゃないかと思うんですよ。その視点でみると、公道バイクのスポーツモードは「スポーツしたときに乗り手が一番楽しく走れる設定」でなきゃならない。「単に一番速いってだけのモード」は私にとってはスポーツモードとは言い難いんです。
これに加えてスポーツモードはスポーツする過程で「乗り手をしっかり育てなきゃいけない。」とも考えてます。私にとって一番の先生はいついかなるときでもバイクだったんです。私はバイクに「こう乗るんだ!」ってのを教えて貰って今に至ってる。だからバイクのスロットル設定は、乗り手が楽しくかつ成長できるように作られてないといけないと思うんです。
(春を迎えて殺る気満々のザラブ嬢。ザラブ嬢は露出が多いんでどうしても全身絵を描きたくなりますね。)
奥様はザラブ嬢を横目で見ながら「こんな小さなバイクに123馬力なんて、恐ろしいことになってるんじゃないの?いい加減にしてよね!」ってよく言います。確かに189㎏のザラブ嬢に123馬力はフルパワーのパワーウェイトレシオで1.35にもなる。キロあたり馬力だけでいうなら、このバイクは2億円のブガッティ・ヴェイロンを上回ってるんです。
ウマ娘で例えますと、昔乗った2スト80ccレーサーはまさに野生のウマ娘。爆発力に任せて暴れまわり到底制御できない。その一方で産まれたときから緻密に調教された真のサラブレッドはそんなことない。人と対話できるようにしつけられ、それでいて戦闘力は研ぎ澄まされている。
ザラブ嬢はウマ娘123頭分のパワーがあるんで、調教なしに炸裂させれば、トンデモなく危険なシロモノになるでしょう。一方で馬と同じでしっかり調教された123馬力は全然扱いにくくない。ザラブ嬢も高回転域のパワーは私のコントロール領域を超えてますから扱いに困りますけど、ワインディングを走るのに一番使う80馬力以下の回転域では小憎らしいほど調教が行き届いてます。
ロードモードからスポーツモードに入れると、日本のタイトな峠で実用する回転域のツキとパワーの出方にメリハリが出て、バイクが俊敏に動くようになり、俄然扱いやすくなる。パワーが出てるのに扱い易さとコントロール性も上がるってのは、一見矛盾しているようですが、それこそがしっかりと調律されたスポーツユニットなんだと思うんですよ。スポーツモードに入れても開け始めのトルクデリバリーは繊細で、さらにそこからアクセルを当てると車体のしなりに呼応するようにモリモリとパワーが出てくる。パワーの出し方が丁寧で車体と非常に高いバランスレベルにあるんです。
これは前回のブログで述べてた「スポーツモードに入れた途端、レスポンス過剰になっていろいろ破綻する」きんつば嬢(ゴールドウィング)とまったく正反対。で、私がどちらのスポーツモードに軍配を上げるかというと圧倒的に前者。理由は一つ。「走ってて楽しい」から。
「なんでこうなっちゃったのか?」って私はこれまでずっと考えてました。いろいろ調べますと大概の電子制御スロットルは主としてアクセル開度に対して、スロットルバルブの開度を調整して性格分けされてるようなので、この差は「アクセル開度とスロットルバルブの開度を適正化した基本モードをどこに設定したのかによるんじゃないか?」って考えてます。ザラブ嬢はスポーツモードでアクセル開度とスロットルバルブの開きが最も適正になるように調整してあり、そこから街中や雨中で乗りやすくするためにスロットルバルブの開きを抑えて、ロードとレインを作ったのではなかろうか。
逆にきんつばの方はツアーモードを基本としてスロットル開度とスロットルバルブの開きを適正化し、スポーツモードでは「アクセル開度に対してバルブの開きを盛る方向でマシマシ調整しているのではないか?」と考えてるんですね。
つまりこの差は「マイナス調整とプラス調整の違い」ではないか?と推測するわけです。
大パワーになればなるほどパワー抜く方が受け入れられやすいのは自然の摂理。ラーメンだって普通盛りから半玉にする分には食えない奴はいないけど、メガ盛りにすれば完食できない脱落者は続出する。だから本来は一番速いスポーツモードを作り込んで、そこから開度を抜いて各モードを設定をするのが妥当ってことになる。でも、きんつば嬢はスポーツモードがEXTRAモード扱いらしいんで、抜くのではなく盛ってる設定になってるんだと思うんです。ツアーのアクセルレスポンスに対して思いっきりプラス調整にしちゃってるから、おかしくなってるんじゃないだろうか?
私自身はベースの設定が作り込まれてることが大事だと思ってるので、スロットルモードはベースモードとパワーちょっと抜いた安心安全のお気楽モードの2つがあれば十分だと思ってます。ザラブ嬢はパワーがありすぎるので、ロードとレインで2段階に抜いたんでしょうが、公道のスピード領域にパワーをあわせてあるストリートトリプルSやトライデントがノーマルとレインの2モード設定しかないのは正解だと思うんですよ。
アクセル開度とスロットルバルブ開度が綺麗に比例してる基本のスロットル設定を一つ作って、他のモードはアクセル開度を制限してるだけなら、沢山用意してもらってもモード選択がうっとうしくなるだけ。ゴールドウィングは余計なオマケで私の評価を落としたんで、パワー盛るようなオマケもいらない。
結果的に、超軽量で尖ったイメージのストリートトリプルRSの方が、超重量車でジェントルなイメージであるゴールドウィングより圧倒的に速く、扱い易く、従順なスポーツモードを備えてることになっちゃってるんですね。この2台は馬力は123馬力と126馬力でほぼ同じだから、多くの人が軽量のストリートトリプルRSの方がじゃじゃ馬だと思うはず。でもスポーツモードを基準に評価すると結果は真逆。こんなの実際に乗ってみないと絶対わかんない。バイクは乗らずに判断してはいけないという典型例みたいなもんですが、こういう不思議なことがおこっちゃうのも電制スロットルの功罪なんでしょうね。
春先の峠って、凍えるほど冷たい雪解け水が路面の至る所をジャバジャバ横切ってるんで、排水性が悪くて、温度依存性が高いハイグリップタイヤのスーパーコルサでは怖くって走れたもんじゃありません。このスパコル、路面を横切る流水を踏んでの横スライドはもうお約束。お水に対する踏ん張りはイマイチ期待できないというタイヤなんです。
そのかわり、路面がドライになったときのスパコルの無敵感はスター取ったときのマリオ状態。3気筒エンジンとの相性も最高で、4月に入って「そろそろホームコースの路面コンディションも良くなってきたんではないのかな~?」って想像するといてもたってもいられないんですね。「はやく山を走りたいー」って、自然とモモ上げ体操状態になっちゃうんです。

(アップする写真がないので、秋口のストリートトリプル「はぁ?何この絵ヅラ?春先に秋の写真って倒れ込みナニ?春のないの?」って突っ込まれそうですが「ないんです!!」)
で、今回はワインディングで大活躍するザラブ嬢のスポーツモードについて書きたいと思ってます。これは、前回のブログで、きんつば嬢(SC79ゴールドウィング)の電スロのスポーツモードについて延々と書いてきたオチみたいなもんです。
私がきんつば嬢のスポーツモードをダメ出ししてた原因の一つは、きんつば嬢を購入する4ヶ月前にこのザラブ嬢を購入し、このバイクの素敵なスポーツモードを味わってたからなんですよね。当然どちらも電子制御スロットルでフライ・バイ・ワイヤです。で、この2台のバイクのスポーツモードを比較した結果、きんつば嬢のスポーツモードは「やっぱおかしいよね!」ってなったわけです。もしザラブ嬢のスポーツモードがきんつば嬢と同じようなものだったら、電スロ童貞の私は「へぇ・・電スロのスポーツモードってこんな感じなんだ・・」ってことになったかもしれないけど、そうはならなかったんですね。
ではザラブ嬢のスポーツモードときんつば嬢のスポーツモードって一体何が違うのか?パワーの出方とかレスポンスとかいろいろ細かいところはあるけれども、わかりやすく言ってしまうと、ザラブ嬢は「ワインディングでスポーツモードに切り替えると楽しさと気持ちよさが数段上がる」ってことなんです。
公道でのスポーツ性って速さじゃないと思うんですよ。数値化された最高速、加速力、サーキットタイムなんてのは性能の優劣を計るものとして有無を言わさぬ絶対的基準ですが、「スポーツかどうかの定義」は乗り手の感覚や考え方に依存する抽象的な価値観です。だからドン亀だろうがなんだろうが、乗り手が「これはスポーツだ!」と感じればその人にとってそれはスポーツってことになる。
でもそれじゃ「もはやなんでもアリやんけ?」という結論になってしまうんで、脳天気バカの私の考える「公道スポーツはかくあるべし」ってところを述べちゃいますと、それは「速い、遅いに関係なく、シゴいて走った時により楽しい!」と感じられることです。で、その楽しさのレベルが高いものが公道におけるスポーツバイクとして優秀ってことなんじゃないかと考えてます。各メーカーから提供される楽しさのあり方は多種多様ですが、そのバイクなりに領域の高いとこで楽しませてくれれば、私にとってそれはスポーツです。
公道はレースと違いタイムを争うわけでもなく、リザルトも残らない。だからこそ四角四面な速さではなく、乗り手を楽しませることを追求すべきなんじゃないかと思うんですよ。その視点でみると、公道バイクのスポーツモードは「スポーツしたときに乗り手が一番楽しく走れる設定」でなきゃならない。「単に一番速いってだけのモード」は私にとってはスポーツモードとは言い難いんです。
これに加えてスポーツモードはスポーツする過程で「乗り手をしっかり育てなきゃいけない。」とも考えてます。私にとって一番の先生はいついかなるときでもバイクだったんです。私はバイクに「こう乗るんだ!」ってのを教えて貰って今に至ってる。だからバイクのスロットル設定は、乗り手が楽しくかつ成長できるように作られてないといけないと思うんです。
(春を迎えて殺る気満々のザラブ嬢。ザラブ嬢は露出が多いんでどうしても全身絵を描きたくなりますね。)
速い遅いよりも制御できないことが恐ろしい。これは、昔戯れに80ccの2スト競技用オフ車に乗ったとき痛切に感じました。僅か80ccの超軽量レーサーはパワーバンド入れた途端すっ飛んでく感じで、これホント80ccなの?うそでしょ!?ってくらい速かった。当時の私の技量ではどうにも敷居が高いバイクで「とにかくパワー出せるだけ出してるんで、あとは知らぬ。コントロールはアンタらの領域、自己責任でヨロ。」って感じなんですよ。七転八倒、タコ踊りしながら、「もう勘弁して!!」って心の中で叫んでました。そういう荒削りで投げっぱなしな設定はタイム至上主義の競技用では成立するかもしれませんが、お楽しみに使うには殺傷力が高すぎるんです。
奥様はザラブ嬢を横目で見ながら「こんな小さなバイクに123馬力なんて、恐ろしいことになってるんじゃないの?いい加減にしてよね!」ってよく言います。確かに189㎏のザラブ嬢に123馬力はフルパワーのパワーウェイトレシオで1.35にもなる。キロあたり馬力だけでいうなら、このバイクは2億円のブガッティ・ヴェイロンを上回ってるんです。
ウマ娘で例えますと、昔乗った2スト80ccレーサーはまさに野生のウマ娘。爆発力に任せて暴れまわり到底制御できない。その一方で産まれたときから緻密に調教された真のサラブレッドはそんなことない。人と対話できるようにしつけられ、それでいて戦闘力は研ぎ澄まされている。
ザラブ嬢はウマ娘123頭分のパワーがあるんで、調教なしに炸裂させれば、トンデモなく危険なシロモノになるでしょう。一方で馬と同じでしっかり調教された123馬力は全然扱いにくくない。ザラブ嬢も高回転域のパワーは私のコントロール領域を超えてますから扱いに困りますけど、ワインディングを走るのに一番使う80馬力以下の回転域では小憎らしいほど調教が行き届いてます。
ロードモードからスポーツモードに入れると、日本のタイトな峠で実用する回転域のツキとパワーの出方にメリハリが出て、バイクが俊敏に動くようになり、俄然扱いやすくなる。パワーが出てるのに扱い易さとコントロール性も上がるってのは、一見矛盾しているようですが、それこそがしっかりと調律されたスポーツユニットなんだと思うんですよ。スポーツモードに入れても開け始めのトルクデリバリーは繊細で、さらにそこからアクセルを当てると車体のしなりに呼応するようにモリモリとパワーが出てくる。パワーの出し方が丁寧で車体と非常に高いバランスレベルにあるんです。
これは前回のブログで述べてた「スポーツモードに入れた途端、レスポンス過剰になっていろいろ破綻する」きんつば嬢(ゴールドウィング)とまったく正反対。で、私がどちらのスポーツモードに軍配を上げるかというと圧倒的に前者。理由は一つ。「走ってて楽しい」から。
「なんでこうなっちゃったのか?」って私はこれまでずっと考えてました。いろいろ調べますと大概の電子制御スロットルは主としてアクセル開度に対して、スロットルバルブの開度を調整して性格分けされてるようなので、この差は「アクセル開度とスロットルバルブの開度を適正化した基本モードをどこに設定したのかによるんじゃないか?」って考えてます。ザラブ嬢はスポーツモードでアクセル開度とスロットルバルブの開きが最も適正になるように調整してあり、そこから街中や雨中で乗りやすくするためにスロットルバルブの開きを抑えて、ロードとレインを作ったのではなかろうか。
逆にきんつばの方はツアーモードを基本としてスロットル開度とスロットルバルブの開きを適正化し、スポーツモードでは「アクセル開度に対してバルブの開きを盛る方向でマシマシ調整しているのではないか?」と考えてるんですね。
つまりこの差は「マイナス調整とプラス調整の違い」ではないか?と推測するわけです。
大パワーになればなるほどパワー抜く方が受け入れられやすいのは自然の摂理。ラーメンだって普通盛りから半玉にする分には食えない奴はいないけど、メガ盛りにすれば完食できない脱落者は続出する。だから本来は一番速いスポーツモードを作り込んで、そこから開度を抜いて各モードを設定をするのが妥当ってことになる。でも、きんつば嬢はスポーツモードがEXTRAモード扱いらしいんで、抜くのではなく盛ってる設定になってるんだと思うんです。ツアーのアクセルレスポンスに対して思いっきりプラス調整にしちゃってるから、おかしくなってるんじゃないだろうか?
私自身はベースの設定が作り込まれてることが大事だと思ってるので、スロットルモードはベースモードとパワーちょっと抜いた安心安全のお気楽モードの2つがあれば十分だと思ってます。ザラブ嬢はパワーがありすぎるので、ロードとレインで2段階に抜いたんでしょうが、公道のスピード領域にパワーをあわせてあるストリートトリプルSやトライデントがノーマルとレインの2モード設定しかないのは正解だと思うんですよ。
アクセル開度とスロットルバルブ開度が綺麗に比例してる基本のスロットル設定を一つ作って、他のモードはアクセル開度を制限してるだけなら、沢山用意してもらってもモード選択がうっとうしくなるだけ。ゴールドウィングは余計なオマケで私の評価を落としたんで、パワー盛るようなオマケもいらない。
結果的に、超軽量で尖ったイメージのストリートトリプルRSの方が、超重量車でジェントルなイメージであるゴールドウィングより圧倒的に速く、扱い易く、従順なスポーツモードを備えてることになっちゃってるんですね。この2台は馬力は123馬力と126馬力でほぼ同じだから、多くの人が軽量のストリートトリプルRSの方がじゃじゃ馬だと思うはず。でもスポーツモードを基準に評価すると結果は真逆。こんなの実際に乗ってみないと絶対わかんない。バイクは乗らずに判断してはいけないという典型例みたいなもんですが、こういう不思議なことがおこっちゃうのも電制スロットルの功罪なんでしょうね。
コメント
コメント一覧 (16)
うちの2016スピトリはロードが基準値かも。
スポーツは明らかにもりもりで、明け始めギクシャクです。
以前乗っていたアプリリアV990系は
空けろ空けろと背中蹴飛ばす癖に、
スロットは素直。
イタリアンの微妙なバランスで出来た名車かも
スピトリはのぺ~と走りやすいのよ
お尻痛く無いし、のぺ~と走るし。
へっちまん
が
しました
ファンライドを求めていても競技レースやエクストリーム領域まで求めてるユーザーは1割にも満たないのでは?と私も思います
キングオブザバガーのように重量車をフロントアップさせたり、マフラーガリガリさせながら峠を爆走してる動画で有名なアメリカ親父のようなライダーには必要かもしれないですね……
私もF6Cが来て一年でようやく1万キロほど、ストップアンドゴーの通勤に始まり高速クルーズに有名なワインディングスポットや酷道巡り等のいろんなシチュエーションで走ってきましたが
これ以上の過激なモードを搭載されていても使わないでしょうし使えないでしょうね
へっちまん
が
しました
よくわからないながらもニューモンスターに試乗した時は、市街地にもかかわらずすぐにスポーツモードに変えてしまいました。ストトリ Sやトライデントと同様の基本モード設定だったのかと。
フツーの奥様がたは、ミドルバイクを見たら大きいバイク!って言いますよー。ダイナ嬢ときんつば嬢の谷間で肩身が狭いザラブ嬢?わかりやすい錯視効果が働いているようですね。
へっちまん
が
しました
クラッチをパンって繋いだら青空が見えました笑
へっちまん
が
しました
電スロもパワーモードもメーカーの考え方があるのかも知れませんね。車も昔はドッカンターボでいかにもターボパワーって味付けでしたね。
要は、それが好みに合うか合わないか、ただ、制御不可能と思わせるのはメーカーとして良くないと思います。
ところで、僕は免許を取ってから「意味深😜」50年、沢山のバイクに乗ってますが、自分がこれは難しいと感じた国産バイクが数台記憶にあります。
スズキRM80、ヤマハTZR250、カワサキW1最初期型、スズキはシフトが通常とは逆、むちゃくちゃピキ~で車体が小さくて制御が難しくて、田んぼの中でヘロヘロになったり、ヤマハも僅か130キロ程度の車体に、無理やりオフ型にしたようなRZのエンジンを載せた様な感じで、オフでエンジンの上を回すには腕もさることながら、度胸も必要だとヘタレな自分は思った訳です。
今なら電制で楽しいアドベンチャーになったかも?
W1は僕が当時乗っていたリンク式のSA型とは異なり、右側にシフトが付いてます。車検の期間のみ借りた程度ですが、自分のSAの様にブレーキを踏んだつもりがギア変速して焦る。怖かったのは、車検が終わって自分のSAに乗って帰宅する際、今度はその影響で……焦る。この3台は、慣れれば大丈夫だろうと言えますが、自分には強烈な思い出として残ってます。
マッハⅢは、色々、語られていますが、8年乗っていた者としては、かなり誤解されている部分があると感じています。マッハはどの辺りまでエンジンを回すか等で印象は違うと思う。ちゃんと此からパワーバンドに入ると教えてくれるエンジンと車体でした。また、マッハは、その年式によっても印象が異なります。何れにしてもブレーキを始めとして、当時としても完成度は確かにそれなりでしたけど、楽しいバイクとして記憶してます。
へっちまん
が
しました
バイクの評価軸が乗って楽しいか否か、それが、やっぱり一番ですよ🎵
僕もノーマルの刀は飛ばすと揺れると感じましたよ😝忍者GPZ900Rは、ラジエーター容量が足りないかな~と言う程度で、刀より乗りやすいバイクだったと記憶しています。
因みに、今のストグラも、高速コーナーでは、路面の凹凸を吸収仕切れずに、時々リア周りがフワフワ揺れ始め段々ハンドルにも揺れが来る時があります。巨体が揺れるのは楽しくないです……ってか、爺は、コーナー手前でしっかり減速して大人しく走れとバイクに教えられているのかも知れません。
へっちまん
が
しました
ドンツキだけでなくアクセルを一定に保つのも難しかったです。玄人好みの特性?なのにエントリーモデルとして販売していたのも謎でした。
個体差かな?と別の機会にも試乗してみましたがまったく同じでした。しっかりとした評価軸をお持ちのへっちまん様にぜひ検証していただきたいと思いましたが絶版になってしまったのでもう難しいですね...
へっちまん
が
しました
昔 友人のYZR80のエンジン乗せたGT50を運転したことがあります
レース用やでwを言う言葉にガキの私はワクワクしながら乗り込みましたが
下がスッカスカで回さないと進まないので グイっと開けたら
一気にパワーバンドに突入し自分を残してバイクだけブッ飛んでいきそうになり
危うく死ぬところでしたw
友人もウイリーしようと一回転して死にかけてました(笑)
そんな速いバイクなのにいつ爆発するかが恐ろしくてアクセル開けれず
街乗りや峠ではノーマルの原付にも付いていけない
誰にも乗りこなせない度胸試しだけのバイクになってました(笑)
因みにエンジン キャブ マフラー以外はノーマルだったので
曲がらない 止まらない の恐怖だけのかっぱえびせんバイクでした
でも運よく良く誰も事故もしませんでした。
あんなバイクもう二度と乗る機会がないでしょう
と言うか絶対乗りたくありませんw
へっちまん
が
しました