自宅とバイク小屋に雪がしんしん降り積もり、「ああ・・今年のライディングも終わりだなぁ・・」とシミジミ感じたクリスマス。師走の慌ただしさにおしながされ、気がつくともう年の瀬、これが今年最後のブログです。

一年間頑張ってくれた3台のバイク達は、今バイク小屋の中で爆睡中。

ザラブ嬢は、峠に落ち葉が舞い散り出すと

「ああ、これじゃ峠はもう走れませんねぇ。今年の私の出番は終わりですねー。おやすみなさーい。」

って早々に布団かぶっちゃったし、ダイナも11月の後半から

「こんな寒いのやってられるか!こっちはグリップヒーターもねぇし、バッテリーは4年目で瀕死状態だし、お前みたいなオッサンと冬ツーは死出の旅路でしかねぇだろ?春まで寝るんでよろしくな。」

ってさっさと店じまい。こいつらは春までトリクル充電器で、電力を胃瘻しながら冬眠です。

この季節は、本来であれば「雨にもマケズ、風にもマケズ、冬の寒さにもマケズ」のゴールドウィングが本領を発揮するんですが、

「見てくださいよ!こんな一面の雪景色で走れるわけないですよ!真っ黒な私がそんなとこ出て行っても、餌さがしてる熊みたいになっちゃうじゃないですか!!」

とサボタージュを決め込んでる。さすがのホンダのフラッグシップも「夏の暑さと雪には弱い」んで、周囲が雪まみれではどうにもならない。バイクに乗れなくてはブログネタもなく、しんみりとした年の瀬を迎えてます。

電源抜いてやろうか4+1
(春に向けて爆睡中のダイナ嬢とザラブ嬢、実に気持ち良さそうで、一人働くきんつば嬢がキレ気味なのもやむを得ない。)

思い返せば2016年1月24日に本ブログを開設してから(当時は模型紹介がメインでした)もうボチボチ6年が経とうとしてるんですね。私みたいなロングテキスト系の情報発信って、ネット環境が激遅だった黎明期は一世を風靡しましたけど、現在はオワコンと言われて久しい

商売においては誰も手をつけてないブルーオーシャンに参入するのが成功の秘訣と言われてますが、テキストコンテンツなんて2000年にはもう供給過剰で、2005年頃には最盛期終わってますからね。高速通信で情報密度が上がった現代では美しい画像や動画で華やかに着飾り、お手軽に感動できるものが人気です。

そこに念仏のようなテキストだけで打って出るというのは、第一次ネオ・ジオン抗争に旧ザクで出撃するみたいなもんですよ。今をときめくYouTuberの方々からすると、「ぶあっはっは!見ろ!テキストがゴミのようだ!」って感じでしょう。

「これではいかん。もっとビジュアル的に訴えなければ!」ってことで、昨年からブログにイラストを入れるようになってますが、これがまたオタ絵なんですねぇ・・まるでバイク版アニメイトみたいになっちゃってますが何か?

そりゃね、私だってたまには、カッコいい感じのブログ書きたいですよ。バイク小説にはハードボイルド調とか多いですから。え?お前に書けるのかって?見ててくださいよ~。


午前零時過ぎ。男はふとバイクを止めて海を眺めた。見上げると空に月はなく、星だけが瞬いていた。

海はどこまでも深い漆黒に染まり、遙か彼方の水平線は闇に溶け込んでいる。

無限ともいえる闇の中で、空と海の境界線は極めて曖昧だった。

小さな漁村を通る海岸沿いの道には、人の姿はもとよりない。聞こえるのは遠い潮騒とエンジンの響きだけだ。刺すような空気の中、息を思いっきり吸い込むと、大気は凍てつくように冷たく、肺の中で緩やかに環流した。

男は上機嫌で目を細め、バイクを1速にたたき込むと、ゆっくりと走り出した。

思えば今も昔も人目を避け夜ばかり走っている。長い年月を共に過ごし、男とバイクの境界は、闇夜の空と海のようにますます曖昧になった。

「いい年してバイクなんて」とずっと言われ続けてきた。しかし、数年前から「良い趣味ですね。」と評価されることがある。

世間の評価はいつもそうだ。自分はなにも変わってないのに、評価だけが真逆に変わる。

そんな不確かで曖昧な世界で、機械であるバイクだけが慣れあうことなく、男と同じ関係を保ち続けていた。

男は不思議な安心感に包まれ、お気に入りの曲を口ずさみながら静かにアクセルを開けた。

そう振り付けまでも記憶しているあの曲

・・
「星間飛行」を・・・。




ちなみに星間飛行のご説明は→→こちら

曲はこちら


(いやー懐かしい。マクロスFの12話でゼントラーディ反乱軍相手にランカちゃんがこれ歌ったときの衝撃たるや・・人生変わりましたな・・)

年末ですから、ちょっとハードでストイックなものもいいのではないか?と思ってチャレンジしてみたんですが、私のブログじゃ、んなもん書けるわけねーよ!!もうね。ヘッダー見るだけで、こういう人間じゃないのはわかりますからね。オタ絵のヘッダーで全てが形無しですよ。「もう、おにーちゃん!ウソついちゃメッでしょ!」って文体の方がマッチするという悲しさ。


そんなどうしようもない店構えのブログですが、昨年秋から今年半ばにかけてアクセスがえらく増えたんですよね。昨年の秋に月間10000PVになり、今年の6月には月間20000PVを超えてました。

で、今はどうなのか?

ふふふ、順調にアクセスが落ちていますよぉ(笑)今のところ今月は16000PV位かなーって感じ。で、この事実を私がどう受け止めてるかっていうと、「まー当然だろうなぁ(笑)」って凄くサバサバしてる。まるで実家にいるような安心感すら感じてますよ。

客足減ったから何かやるか?っていってもなにもやらないし、やりようがない。だって私のブログって、そもそもアクセスが上がる要素なんかなかったんですから。扱うバイクはマイナー臭が極めて強くて、千鳥のノブみたいに「クセがスゴいんじゃぁぁぁあ!!」ってツッコミ入りそうなやつばっかりだし、そんなバイクを深掘りすればオーナーにしか刺さらない記事になっていきます。テキストもクソ長いし、イラスト毒電波だしで、おそらく並み居るバイク系ブログの中で、とりわけ変な匂いを発してるのは間違いないと思う。

私は昔のブログでハーレーの販売減について「今まで売れすぎたのがおかしいんだから、特段なにもする必要はない」ってコメントしてますけど、私のブログのアクセス減もそれと根っこは同じだと思ってます。だからあるがままを受け入れて、どーんと構えてるのが大事かなと。

個人ブログっていいなぁと思うのは、スポンサーもないし、ノルマもないこと。アクセス下がったって誰にも文句いわれない。人気がないっていう事実が当たり前のように許される優しい世界なんですね。

この世のいろんなことは、自分さえ許せば全て解決なんだろうと思う。会社辞めたって、無一文になったって、自分がそれで良ければ到達点としてそれは正しいと思うんですよ。長い長い戦いを経て満身創痍なのに、「もうすぐ敵の拠点だ!戦い続けろ!」っていっても無理。

成果を求め続けると資本主義は殴り合いになるんです。だからキャパが小さいのに真面目に立ち向かっていく人ほど壊れちゃう。で、それに気づいた社会が今更ワークライフバランスって言ってるけど、なんで先頭に「ワーク」が来るのか?まずは「ライフ」なんじゃないの?って思う。

人は人が思ってるほど、他人に興味がないんです。だから、我が身を削って人の評価を求めたり、人にどう見えるか?ってのを追求しても結局それは「人に認められてる自分に満足する」ってだけで実はメリットってそんなにないんですよ。それなら他人を完全に排除して、徹底して自分の満足度だけを追求していった方がいいんじゃないだろうか。

所得やアクセス数というのは第三者評価としては冷徹な尺度だけど、それで人を評価するのは競争社会の思うつぼです。他人様が持ち出した一方的な尺度を真に受けて、「人より劣っていると評価される自分を許せなくなる」から生きづらいんだと思うんですよね。バイクにおけるハーレーのように、他メーカーに左右されない価値観を立てて、その価値観の中で生きていけば良いじゃないかと思う。私はそういう点でハーレーを凄く尊敬してるんです。(現実には独自の価値観は排除に使われる弊害もあるし、ニューエンジンで比較の世界に足を踏み入れたりしてますが・・)

そんな私の価値観で評価すると、アクセスがないってのは「多くの人が自分のブログに何も求めてない」ってことだから、とっても気楽なことなんですよね。まぁなんでもかんでも良い方に見ていけば、気も楽だってだけのことかも(笑)

というわけで、お気楽で自堕落でワガママな私のブログに、今年一年つきあってくれた皆様に心から感謝したいです。来年もお暇なときは是非お立ち寄りいただき、「世の中こんなどうにもならんアホもいる」と、気休めにして頂ければ、このわたくし、望外の喜びでございます。

それでは皆様の健康とご多幸を祈念致しまして、今年最後のブログを締めたいと思います。皆様どうか良いお年を~~。