先日スパコルSPについてのブログをお送り致しましたが、今回はリアタイヤの交換とその顛末に関するブログです。ザラブ嬢は3500㎞の時点でフロントタイヤのミゾがなくなり、純正タイヤのスパコルSPを再び入れてます。今回5200㎞を走り、リアタイヤのミゾがなくなって、1年点検のマークも点灯しちゃったので、赤男爵に預けて点検とリアタイヤ交換、オイル交換を実施しました。

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(ストリートトリプルRSとも、はや1年あまりのお付き合い。このウルトラマンカラーが最高で超お気に入り。乗る度に科特隊のマーチが頭に鳴り響きますからね。)

で、なぜか現在入ってるリアタイヤは「ディアブロ スーパーコルサ V3 SC2」・・えーーーと、すいません・・SPが基本公道で週末サーキットなタイヤだったとすると、SC2って、ガチサーキット寄りのタイヤです。

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(こちら、ピレリ ディアブロ スーパー コルサ SC2 V3。なんでこんなタイヤが入っちゃったのかこれからその顛末を語ってまいります。)

「はぁあああああ?お前って前回、スパコルのSPですら公道で使い切れないって言ってたよね!しかも寝かしたときのウェットグリップがヨワヨワだし、減りがはやくってコスト高すぎだしぃ!ってダメ出ししてたよね!にもかかわらず、さらに尖ったSC2を入れてるってどういうことなの?しかもフロントSPでリアSC2って銘柄違いになってますよ!おかしいじゃん!!!」

ってツッコまれる方も多いと思います。いやーーははは。なんでこんなことになったかなーー??っていうと、これ赤男爵の誤発注なんですよ。預けるときに「リアタイヤは純正入れといて下さ~い」って伝えてあったんですが、ディアブロのスーパーコルサって、わかりにくいんですよね。ザラブ嬢が履けるサイズでSC1、SC2、SPって3種類もある。で、勘違いした店員さんが、SPと間違えてSC2を発注しちゃったようなんですよね。確かにスパコルって言えばSCだし、SPってパニガーレ用に、公道用にツジツマあわせて発売されたSCみたいなもんだから、結構マニアックなタイヤなんですよね。ひょっとして店員さん、スパコル=SCで、SPってのがあるの知らなかったのかも・・。

「あれれ?これ、SC2入ってますね。純正と同じタイヤお願いしたんですけど・・」

って指摘したら、店長さんが出てきて

「あれっ??ああっ!あちゃー!!すいません。こちらの発注ミスです。私のチェックが甘かったなぁ。私の責任です。・・・すぐSP注文して入れ替えますからっ!!ごめんなさいっ!!」

って回答でした。まぁ、ミスの対応としては素晴らしいと思いますね。「言い訳せず、ミスを認め、原因を伝えて謝罪し、対応策を出す。」むむ、完璧じゃないですか。なにより、ミスったの店員さんなのに店長が「チェックスルーした自分の責任です!」って頭下げたのは好感度でかい。責任者は責任取るのが仕事なんですから、こうでなくてはなりません。

多くの商売人がこういうしっかりした基本対応をできれば客とのトラブルも随分減るし、店のイメージも上がるでしょう。しかし実際にはこれと真逆の対応をするところがかなり多いんですよねぇ・・。

「言い訳ばかりで謝罪せず、原因を濁し、対応策も出さずやり過ごそうとする」これが客との対立の原因ですが、私みたいな黒い人間にこれやっても理詰めで追い詰められるだけ。

で、私はそのとき、ニヤニヤしながら、こう切り返してたんですね。

「・・・うーん・・店長ぉ~、このタイヤ、一度履いてるんだから、他のバイクに新品扱いでつけることってできないですよねぇ?つまりこれもうキズモノだよねぇ?SC2って価格は確かSPほとんど変わんないんじゃない?高いタイヤだよねぇ~・・実にもったいないなぁ・・ロスでかいなぁ・・。」

「・・で、ものは相談なんだけど、このタイヤで納品OKするんでコンパウンドの減りが早い分、どーんと値引きしてくんない?」

店長にっこり笑って間髪入れず、

「○○円戻しでどおっすかぁ!」

「はいっ!オッケー!ありがとうーーーー(笑)!!」

さすが店長・・商売人。値引き額もお互いWINWINの実にクサイ価格。これがリアタイヤがスパコルSC2になった顛末です。

あと、この誤発注にちょっとした運命みたいなものも感じたんですよねぇ。きっとバイクの神様が「枯れる前にもう一度これくらいのタイヤを履いてみろ!」って言ってるんだろうな~なんて感じたんです。こんなことでもないと、枯れたオッサンがサーキットコンパウンドなんかに手を出せませんよ。ブログのネタにもなるし、「何ごとも経験なんだから、いいんじゃないの?」と思ってしまった時点で負け。

で、SC2に乗ってみた感想ですが、SPの指定空気圧2.90ではパッツンパッツンでした(笑)。こりゃだめだーと車庫に戻ってきた直後スマホでピレリのホームページを確認すると、冷間時でも指定空気圧が2.0切るんですねぇ・・はぁ~。空気圧かけて2ケツに対応したり、路面の異物からホイール守ろうなんてことは、もうまったく考えられてませんね。徹頭徹尾グリップ重視。いやーここら辺がサーキットベースのタイヤって感じ。

レース用タイヤは、一定のルールの下で勝ちきるエリートタイヤ。宮廷に住む気の強い皇族令嬢みたいなもん。それに対し、公道用タイヤは下町のキップの良いおてんばのお嬢様って感じでしょうか。純粋な能力や教育レベルは前者が圧倒的に上だけど、イレギュラーに対する対応力や賢い世渡りは後者が圧倒的に上回る。

で、私の住むスラムみたいなワインディングに、宮廷のご令嬢様、サーキット用SC2を持ち込むとどうなるか?そりゃ~、サーキットほどじゃないかもしれないけど、メチャクチャグリップするんですよ。だってコンパウンドすっげー柔らかいし、基本スペックがそもそも高いんだもの。基本のグリップ力が高いから、サスさえ追従させてやればメチャクチャ食いつく。気になるのは飛ばして暖まってる時はグリップ凄いんですけど、何の変哲もない交差点とかで、なぜか2回ほど接地感消えることがあったんで、SP以上に温度依存性が高いのかなぁ・・って気がする・・。冬場で路面の温度下がると接地感が抜けまくるんじゃないかというイヤな予感がいたしますです・・・。

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もうね。上の写真見て下さいよ。タイヤのナラシもかねて、いつもの湖畔道路を走ってきたんですが、スパコルSPだとタイヤの表面は鮫肌程度なのに、SC2だと接地面が粉吹いてます。グリップも凄いけど、これって減る速度も凄いよね・・。

「らめぇぇぇえーー、減っちゃう!溶けちゃう!無くなっちゃうぅぅぅううーーー!!」

って、得意の憑依芸「バーチャル美少女受肉」が発動しちゃいますね。「文章だから憑依だけで受肉してねぇだろ?」ってそんな冷静なコメントはいらない。憑依のみだとビジュアル的に終わってますから!

気持ち悪いのは百も承知ですが、この手の小ネタ使って現実ボカしていかないと、中年に金のホンネなんて語らせたらマジ萎えますから。

あのね。これから人生を送る若い子に言っておきますよ、この世は金じゃない!夢を追うんだ!!ってちまたでカッコいいこと言ってるでしょ。でもね。そんなの若いうちだけですからね。人生ってね、ぶっちゃけ将棋と同じなんですよ。王様を守るのは常に金なんです。金(カネ)のない人生って金(きん)のない将棋と同じですよ。強い弱いの前にまず「玉がボッチ」って超ムナシイ。ケツの毛まで抜かれたボッチの王様と奴隷の差ってなんなの?ってことですよ。同じ丸裸ですよね!国庫が空っぽって要はジンバブエですよね!ジンバブエって2億5千万%のハイパーインフレになった現代のエルドラドですよ!インフレが億千万ってバカなの?この世に歌以外で「億千万の胸騒ぎ」炸裂させたのジンバブエくらいですよ!でもね。バイクにバカみたいに貢いでる私も人のこと言えないんですよ!最近のバイク浪費って「イノキ!ボンバイエ!!」じゃなくて「へちま!ジンバブエ!!」になってますよ!きっと家族には「ジンバブエのムガベと同じ!!」って思われてますよ!このまま歳食って、稼ぎもなく貯金なくなると、家庭内クーデターで失脚して、熟年離婚で身ぐるみ剥がされ、裸単騎で場末のグループホームに入玉することになるんですよ!いやもう、自陣を追い出されての裸入玉ってものっ凄くむなしいですからね!遁走ですよ!これぞフリーダムですよ!これもう老人ホームでオタ絵描いて死ぬ結末しかない!あのね。引きずっちゃったオタクって、私のブログみたいに匿名だから生きていけるんですよ!だから、老人ホーム入って素性バレしちゃうとヤバいんですよ!施設入所者の絵の展示会で、みんなが花とか景色とか描いてるのに一人だけ認知症になってM字開脚のメイドとか描いてるんですよ!ブッ飛んでるよ!一族の恥だよ!!切腹モノですよ!!あまりのキモさに介護職員に虫を見るような目で見られるんですよ!!一人だけおやつがもらえないんですよ!想像するだけで頭抱えてのたうつんだけど、どうすんだこれ!これがオタ系消費豚の末路ですよ!これこそ真の破滅フラグなんですよぉぉぉおおおお!!!!!!

ああ・・またやってしまった・・・この闇のテキストで1000字もブログが長くなってる・・・。こんなの炸裂させちゃうと、後が大変なんですよね。心の闇ってテキストとしては「つよすぎ」なんです。この一角だけテンションがおかしくなりますから。中盤で闇を全開にしちゃうと、後半は完全に虚脱状態ですよね。

もはやこのブログは病んでしまいましたので、何のコンセプトで何の話してんのか、どうでもいい感じになってまいりましたが、結論的には「SPってトンデモないタイヤだと思ったけど、それでも公道での最低限のバランスは考えてたんだなぁ・・」ってことですね。理解が深まり大人の階段をまた一歩登った感じです。

ザラブ嬢との会話(今回のブログは心の闇と漫画仕立てのイラストのダブルヘッダー。ツマランものですがお楽しみ下さい。)

SPは多くのメーカーが公道用ハイグリップとして純正採用するだけあって、キャッツアイなどの突き上げからホイールを護るための高めの空気圧設定や、センターに耐久性と転がり抵抗に配慮しウェットに強いコンパウンドを入れたりしてて、それなりに気を使って仕立ててあったんですよね。一方でSC2はそういうとこ一切ないです。公道で求められるいろんな合理性をさらに削って、グリップに全振りしてる感じがする。

SCは寝かせると非常にしなやかで、接地面積、グリップ力、安心感はSPより明らかに上・・なんですが、直線走ってるときはアクセルガバ開けの加速状態で整合するようになってるんでしょう。一定速の走行では転がり抵抗が高くてメチャ燃費悪そうです。乗った感じ、「うおおおお、これは耐摩耗性は絶対ないな!」って確信できる乗り味でもある。

前回のコメントで「SPはツーリングタイヤですよ」っていうお言葉がありましたが、良い悪いは別にして、確かに「SC2と比較するとその通りだ」って感想になりますね。まぁツーリングタイヤ的じゃないってことは、悪く言っちゃうと「ツーリングでは良いところが全然発揮できない」ってことなんですががが。

正直いってこのSC2を公道で使用するのは実に厳しいです。理由の一つは、このタイヤが本領発揮するレベルの路面が公道にはないから。もう一つは、このタイヤの楽しいシュチュエーションって、公道だとほぼワインディングだけになっちゃうから・・です。すっごい性能なんですけど、汎用性と堅実さがないんですよね。私にとってSC2って、何食ってもウンコになるだけのヒキニートがお茶の間で最高級のフレンチ料理を食べるような、背徳感あふれる贅沢タイヤです。

私はお値引きでお安く買ったからいいんですが、定価だと使い切れない部分の性能にエクストラコスト払って不整合を沢山背負い込むってことになる。

私のザラブ嬢は峠専用になってますし、自宅からダム横の峠道や湖畔道路までどちらも約15分なんで、「ま、いっか」と割り切れるけど、都内走ったり、日常的なツーリングやチョイノリに使ってる人には、マイナスの方が圧倒的に多いんじゃないでしょうか?まぁそのマイナス点が「最強タイヤ履いてます」っていう気分を高めてくれるってことはありますけど、公道の枠だけで見るならSPに対するメリットは「決して使い切れなさそうな絶対的グリップ」「最強タイヤのフィーリング」くらいかもしれない。

でもまぁ、こういうタイヤって一度履いてみないとわかんないし、履かないとハイグリップタイヤへの憧れも消えないですよね。性能を引き出せるほどバンクできるバイクも限られてますから、チャンスがあるときに経験しとくしかない。今回はイレギュラーでしたけど、良い機会だったのではないかと思ってます。SC2は寿命的にはカゲロウのように儚そうですが、せっかくですからミゾがなくなるまでは、この最強感をガッツリ楽しんでいきたいと思います。

真のオチ
(こちら、今回の漫画の真のオチ。ネタキャラであるが故に、メンタルザコと化しているザラブ嬢の慌てっぷりを楽しんで頂こうというコンセプト。私の小汚い心の闇を打ち消すべく、ほのぼのとしたオチになっています。)