みなさま、明けましておめでとうございます。
年賀状ストレッチ6+1
(年賀状がわりのイラスト。今年は頑張ってフルカラー。でも私の絵ってやっぱりイラスト絵じゃなくて漫画絵なんですよね・・。)

一昨年液晶タブレットとド定番イラストソフト「CLIPスタジオ」を購入し、昨年は「結構イラストを描いたなー」という1年でしたが、まだまだ液晶タブレットを使いこなしているとはいえない状況です。

どんな高性能なバイクを購入しても乗り手がついていけなければどうしようもないように、優秀なツールである液晶タブレットを購入しても、最後にモノをいうのは描き手の実力。で、実力がないんで、ろくなもんにならないですね。

「こんな風に描けたらいいなぁ・・・」と思いながら「理想と現実のギャップ」に苦悩する日々です。

細部が多少雑でも、「離れてみればわからないのよ(笑)」「目線が集中するところだけこだわるの(笑)」ってのは、私がガレージキット製作でよくやる手法なんですが、絵も似たような感じです。

多少細部が雑でも、全体としてみればなんとかなってる。私はそういう人間ですね。基本怠惰なんです。だからバイクも多少変なモノの方が合うし、絵もこんなインスタントラーメンみたいなクォリティなんです。

この歳になると妥協することが多くなるんですが、妥協って悪いことだとは思いません。歳を食うと、昔のように体が動かないし、感性も鈍ってくる。そんな中でも、ずっと好きな何かを続けようとすると、妥協って絶対必要になる。

「何を捨てて、何を求めるのか?」絵を描くにしても、バイクを選ぶにしても、その取捨選択の決断が、自分らしさなんじゃないかなぁと思います。

でも、一方でデジタルってのはなんでも可能にしちゃう。制御技術を駆使すれば、なにも捨てなくていいんです。超高性能なバイクだって電子制御を満載して、手のひらの上で踊らせることができるし、イラストも素材ダウンロードしてバンバン貼り付けちゃえばプロ並みのディティールにすることも可能です。

でも、「できないことが簡単にできる」ってのは必ずしも幸せなことじゃないと思うんですよね~。デジタルってあくまで補正能力で、補正まみれで生きていけるんならそれでもいいんですが、世の中そういうわけでもないですし、機械に肩代わりして貰ったところって個性や感動が消える気がしちゃう。

できないことをソフトや電子制御で補助するのは便利商品として正しいんでしょうが、長期的に見るとやがて人をダメにし、無感動にする「遅効性の毒」なんかじゃないかと思ったりする。

補正なしのガチで戦えば土を噛んだり失敗することも多くなるけど、「負けの数こそ心の強さ」。スペックのない私みたいな人間は、諦めが悪いメンタルと粘り腰くらいしか取り柄がないですが、それが武器でもあるんじゃないかと思う今日この頃です。

全敗なのに、しょうこりもなく自力で立ち上がり、前進し、ぐだぐだと戦い続けてる人のメンタルの方が私には刺さるし、共感できます。なんーせ私自身が人生負けっぱなしなもんで。(笑いながら頭を掻く)

というわけで、今年も全敗街道まっしぐら。失うものは何もない。「上げ底なし」の低レベルイラストやゴミ文章で、王道を往くことなく、生き恥をさらしつつ、「奧の細道」をばく進してまいりますので、皆様どうかよろしくお願い申し上げます。