いや~、、年度末忙しくて全然更新できません。この2週間だけで仕事で原稿用紙400枚くらいのテキストを打っているんですよね。昨年もこの時期は余りブログを更新できていなかったような気がします。いやマジで手が攣りそう・・・。

とりあえず、忙しすぎてあまりネタも浮かばないんですが、今回はちょっと刺激的なお題を持ってきました(笑)。

「ハーレー乗りがバイク乗りから嫌われる理由について?」「うーん、それってなんなんでしょうねぇ・・」

っていうところを私なりに考えてみたい。凄~く長くなっちゃったので数回に分けたいと思っております。なお、これは私なりに真面目に分析した結果であって、ハーレー乗りをディスるつもりはまったくありません。私だってダイナに乗ってますんで。

関連ブログはこちらから

ダイナ乗りから見た「なぜハーレー乗りは嫌われちゃうのか?」の分析 その2 路上のルール

ダイナ乗りから見た「なぜハーレー乗りは嫌われちゃうのか?」の分析 最終章 「排他性と階級制とブランド論」

イメージ 1
(ブログを彩る写真が完全に枯渇してしまいイラストで画面を持たせていくという悲しい状況になってます。メイドがF6Bで、革ジャンビキニがダイナです。今回はベクターレイヤーを使って、前回のイラストを菱形に変形させてみました。あとは照れながら怒るメイドを描きたかっただけ。)

そもそも「ハーレー乗り」なんていう大きな括りでマイナスイメージが出てしまう場合は、バイク乗り個人という小さな問題ではなく、構造的な問題をはらんでいることがほとんどです。ネット上ではよく個人がやり玉に挙がっていますが、個人を叩くだけでは、問題の確信にたどり着けないというのがこのブログの趣旨であります。

バイクが嫌われるときは「GSX-Rは好きだけど、CBRは好きじゃないなぁ・・」的相対論だったり、「オフ車は好きだけど、スーパースポーツはどうにも・・」的な個人的趣向だったりで、特定車種や特定カテゴリーで好き嫌いが語られるのが普通なんですが、ハーレーの場合は「ハーレー乗りが嫌い」ってバイクではなくライダーがまるっとひとくくりにされちゃってるところが特徴。たまに「あくまで一部のハーレー乗りが嫌いなんです」とフォローしつつディスられていることもありますが、一部と残りの区別が判然としないので、総じて「ハーレー乗りのイメージは悪い」と理解しています。私もダイナ乗りなので、きっと同じような見方をされているんでしょう。

 国産でも「ホンダ乗りとヤマハ乗りは相容れず」とか「ぼっちカワサキ」「エンガチョ鈴菌」なんてことがあるわけですが、相手方を評価しつつ反目しているこれらのニュアンスと違い、「ハーレー乗りが嫌い」っていう言葉には明らかな拒絶と憎しみが入っているように思います。

では「なぜハーレー乗りがそんな見方をされちゃうのか?」、今回はこの疑問について少し考えていこうと思います。

嫌われちゃう要素その1 「うるさい」

一言で終了(笑)。実に救いがなく、反論困難です。ごめんなさい。

イメージ 3
(爆音マフラーの代名詞、サンダーヘッダー。音と引き替えに社会的な信用を失いますが、それもまたライダーの自己責任。結果的にすべて自分に返ってくるので、それなりに嫌われる覚悟と自覚が必要。私は気を遣いたくないので、車検対応マフラーで静かに生活してます。)

「いやいや他のバイクも爆音にしている奴はいるだろ!!」という意見もあるかもしれません。その通りです。爆音バイクはこの世に一杯ある。しかし、ハーレーの爆音は質が違うんですねぇ・・。

なぜなら、ハーレーの爆音仕様は低回転で音メッチャでかい。そして全車種に爆音マシンの素養がある。高回転のパワーバンドで爆音になる国産マルチと異なり、ハーレーはアイドリングから爆音にできるのです。大排気量2気筒で排圧が馬鹿みたいにでかく、排気音自体もドスが効いている。走っても遅いから、音もなかなか遠ざからない。よって聞いている方は望まぬ大音量を長々と聞かされてしまうわけです。

たーまに「いい音なら大きくても大丈夫だろ?」っていう「火に油」理論を持ち出して弁護する人もいますが、いい音の判断基準って具体的にはなんなの?とツッコまれると多分誰も答えられない。

私は妻からあなたのダイナの排気音って素敵♡もっと聞いていたいわ♡」などというありがたいお言葉をついぞ聞いたことがない。この世の婦女子には車やバイクの排気音すべてが「クソのような音」としか認識されていないのです。

ただ誤解のないよう言っておきたいのは、決してこの世すべてのハーレーが爆音ではないということ。私のように音疲れや世間体の関係で、車検対応マフラーをつけている人やノーマルマフラーのままの人もそれなりにいる。(ハーレーのノーマルは凄い静かです。)にもかかわらずハーレーは一部の爆音ハーレーに対する評価が全体に波及してしまう。

イメージ 4
(さくらの季節になりましたね。)

一般のマスツーリングなら、雑多な車種が混在し、エンジン形式も排気音もバラバラですので、「ああ集団にうるさいバイクがいるなぁ、なんとかしろよあのバイク」と特定のバイクが非難の対象になったとしても、参加者すべてがひとくくりに非難されることはない。

しかし、ハーレーのマスツーはハーレーオンリーのことが多く、すべてのエンジンがVツインですから、数台うるさいバイクがあると、排気音が混ざり合って地鳴りのような爆音シンフォニーが生まれちゃう。それ故「これだからハーレー乗りは・・」と集団でジト目を浴び、イメージが悪化してしまうことになってるわけです。

メーカーはこういうのをなんとかしたいと思ってるようですが、そのメーカーからして「ハーレーの魅力は3拍子」といいつつ排気音を売りにしちゃってるので、なんとかするのは無理でしょう。

バイクは本来、人を運ぶ機械であり、そこに充実感や楽しさをいかに盛り込んでいくかが価値であって、素敵な音色を提供する楽器ではない。だから「しょせん排気音を喜んでいるのはオーナーだけ」「いい音ですね!」なんていってるのは、社会の潤滑油的なお世辞であって、心の中では「うるせーよバカ」と思ってるまである。ましてや一般人ならなおさらでしょう。

イメージ 2
(春になり、私の地方にもさくらが咲いてきました。まだハーレー乗るには寒いですが、いよいよバイクシーズン到来って感じです。)

結論を言うと、ハーレーの爆音問題は起こるべくして起こっている。ただその原因を潰そうとすると、ハーレー関連のショップの販売に大きく影響してしまうので、確信犯、必要悪としてそれが許容されちゃってるフシがある。

私は過去の罪人なので、それを咎めるつもりはありません。今の私は世の中の顛末がどうなるか?をただ見ているだけのイヤラシイただの傍観者。でもこれまでいろんなものを見てきた経験からいうと、このイメージを放置すると、ハーレー全体がやがて大きな壁にぶつかってしまうと思う。

こういう問題ってハーレーが一定数の支持を得ているときは、マイナスすらプラス方向に解釈されるんで、あまり目立たない。でも、ハーレーの勢いがなくなったとき、それまで積み上げた総合的なマイナスが頭をもたげてくる。人を傷つけながら性能競争に邁進したレプリカブームがある日終焉を迎えたように、「あれ?最近ハーレーが全然売れなくなったな??どうして????理由は?」って日が来たとしたら、それはこれまで積み上がってきたいろいろなネガティブ要素が反転した結果であるのかもしれない。そしてその反転はある日突然やってくる。

これは私の予言でもなんでもなく、世の中って多分そういう風にできているんですねぇ・・。そうなっちゃう前に今の状況を少しでもなんとかした方がいいんじゃないかなー?と老婆心ながら思っているわけです。

とりあえず、今回はこの辺で。理由その2はまた次回。