ガレージキット ふしぎの海のナディア製作記その2です。

今回は仮組の報告です。

イメージ 2(完成写真でございます。ここまでの過程をコツコツ報告するのがこのブログ。)

まず、パーツ洗浄は私のガレージキット製作における洗浄のド定番「タフデントの毒沼漬けで行ってます。この「グリーン・ゴブリンの風呂」の様な毒沼への投入で表面に付着した離型剤を「爺の入れ歯に挟まった食べかす」さながらに洗浄していくのですが、念には念を入れたい場合や気分が良くて気が向いたときは電動歯ブラシ&クレンザーでさらに表面をさらりと撫でておくこともあります。(面倒くさいので、ホントタマに気が乗ったときしかやりませんが・・)

そしてふと気づく・・私のやっている、このタフデント→電動歯ブラシの流れは結局「爺の入れ歯洗浄と同じ」。そう美少女キャストキットの洗浄手法は入れ歯とほぼ同じなわけです。うーむ。気づかない方が良かった・・書いててまったく気分が上がらない気づき。

しかも、そこまでしても皮剥の刑に処せられるときは処せられるので、離型剤というのは本当に恐ろしいものです。

なぜ、マスキングを剥がしたときテープと一緒に塗膜を持って行かれる皮剥の刑の悲劇が根絶できないのか?それはズバリ「離型剤が透明だから」です。ここが歯にはさまった食べカスと離型剤の異なるところ。

透明であるが故に落ちているのか落ちてないのか良くわからない。入れ歯洗浄剤のキャッチでは「見えない汚れも良く落ちる」というものがありますが、そもそも「見えない汚れ」落ちているか検証のしようがないので何とでも言える。

イメージ 4(タフデントの毒沼。ヒーローモノではこういう色の液体に落ちた場合、ほぼ9割の確立で怪人と化す。)

そしてそれに加えてメーカーは「良く落ちる」とは書いても「絶対落ちる」とは決して書かない。そうそれが賢い商売。

このような曖昧な世の中では、結局全て自己責任。一つ一つパーツを触って触診しながら判断するしかない。モデラーは離型剤が剥がれたか否かを確認するため、美少女キットの内股や脇やおパンツなどのちょっと微妙なところを丁寧になで回す必要があるわけです。

端から見るとそのようなモデラーはまさに「通報モノのド変態」に見えるかもしれませんが、それは完成に向けた崇高な行為であり、一部の真性変態は除いて、残りのほとんどは正常人。得体の知れない暗いヨロコビなど一片たりともありません。たとえ恍惚とした薄ら笑いを浮かべていたとしても、口からヨダレを流しつつ白目になっていても決して邪心はありません!信じてくれぇ!!全美少女ガレキモデラーの名誉のため、その旨くれぐれも誤解のないようお願い申し上げます。

しかしそのようなリスクを冒しつつ丁寧に触診し、「むむ、この吸い付くような表面・・・離型剤はすべて落ちたに違いない!!」と確信して塗装をはじめても、一部に付着した見えない離型剤によって悲劇がたびたび生まれております。

「アホか!もっとしっかり下地処理しろ!!ど素人がっ!!」と思う方も多かろうと思いますが、そんなこと言われましても「下地処理したくてガレージキット購入してる訳ではないですぅううう~。」ってタコのようにクネクネ波打つ感じ。

「すまないねぇ・・私がもっとしっかりしてれば・・」

「いいのよおっかさん。この内職の傘貼りが終われば、今月の家賃が払えるんだから・・ね・・」(疲れた笑顔でほつれ髪をかき上げる・・)

私にとって下地処理は↑こんなイメージ(笑)。不敬者!!と罵られようが、私にとっては楽しい作業じゃないんです。模型は塗装、組み立てが醍醐味であって、下地処理で我慢を強いられるにしても、それにも程度ってもんがある。

その点このナディアは2004年販売の古いキットにもかかわらず、「下地処理の労力は非常に少ない良いキット」だったという記憶があります。気泡少なく、歪み少なく、パーツの合いもよろしい。


イメージ 1
(仮組完成。芯棒もきっちり入れてあるんでマスキングテープなしでもバラバラ死体にはなりません。見ておわかりのように良いキットはホワイトボディの段階で既に魅力的。私は、仮組みの後、しばらく飾っていることが多いです。この仮組みはもう目の下書きが入っています。)

1/8とスケールも大きくないし、それ故パーツの重さもそんなにない。ポージングも寝そべりポジションで安定感抜群。接合強度やバランスもほとんど考慮しなくてもいい。んでもって、塗り分けがしやすいようウマいこと分割されてるし、いやこれはとっても初心者向きの良キットではないでしょうか??

全体に離型剤を剥がした後は、バリ取り、表面処理、足づけをして、接合部に1㎜の芯棒を入れつつサクサクと仮組を終了しております。

というわけで、仮組完成写真を載せて、仮組の報告は終了です。

イメージ 3
(マスキングテープでの第1次仮組写真。相変わらずテープでの固定が雑。)