ゴールドウィングF6Bを修理に出しました。

メインの整備はステアリングのガタ。前後タイヤの交換、ヘッドライトのLED化もついでに。ステアリングは1ヶ月くらい前から、「ん?ちょっとガタつく?」とは思ってはいたのですが、距離を走るほどにみるみるひどくなり、最後には「ドナドナの荷馬車かよ!!」ってくらいゴトゴト揺れて、仔牛のような気分になってました。こうなっちまうと走りの質感も何もあったものではありません。

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(GLの走りの質感を荷馬車並みにダメにするステアリング周りのガタ。重量級のバイクではそこそこの頻度でおきる症状。ハーレーでも一度体験してます。)

少し前はちょっとした段差を乗り越えるとタマーにガツンと来て、どこぞのポルシェ乗りのように「ふふ・・キックバック食らっちまったぁ・・」などと余裕ぶっこいてたんですが、そのうちガタがかなりヒドくなり、ワインディングを走ってると、「おっキックバック食らっちまっ」「あっキックバック食らっ」うっキックバック食」「キックバッ」「キック」キッキキ」「ウワァアアァアアァ!!」という、画面ハジでハメ殺しとなるダルシムの断末魔ような悲惨な状況になっておりました。

ゴールドウィングは水平対向6気筒という重すぎるエンジンを前寄りにぶら下げていますので、何もしなくても前輪に相当な荷重がかかってます。んなんと前輪荷重180㎏。停止状態で400ccのバイク一台分の加重がかかってるわけです。

これだけの重量物を前輪寄りにぶら下げ、前輪を漬け物のごとく路面に押しつけておりますので、完全に体を起こした殿様乗りでフロントに荷重を全くかけずにダラダラ乗っててもステアリングを通じてフロントタイヤの接地感がみっしりと感じられるわけです。この感触があらゆうる走行局面での大いなる安心感につながってるわけですが、これだけの重量がフロント周りにかかるっていうとその負荷も半端じゃない。今回のステアリング周りのガタはこのフロント周りの超重量が原因の一つであることは想像に難くありません。

通常のオイル交換やハーレー、グロムあたりのリアサス交換、マフラー交換、モンキーのエンジン換装程度の整備はほぼ自分でやってしまうわけですが、さすがにゴールドウィングのカウル脱着して、さらにハンドル回り外してのステムを締め付け作業は、サービスマニュアル見ててもダイナミックさのない整備で白目になるくらい面倒くさい感じがしたのと、最近仕事が建てこんでて、正直整備までやってられんということで、レッドバロンに丸投げ。国産バイクのカウル脱着は、面倒なモデルはほんと嫌になる。(ちなみに整備という面で言いますと、国産はほとんど壊れませんが、いったん壊れると知恵の輪のように緻密につくってあるので非常に面倒です。)

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(ライトをLEDに換装後の写真。これまで黄色かったライトがすっきり白色光に。銘柄はスフィアっていうやつらしいです。メーカーオプションで取り付けたフォグランプがLEDの白色光なのに、ヘッドライトがオレンジ光で「なんでやねん」状態でしたが、やっと統一することができました。)

忙しいときほど休日は整備ではなく、バイクに乗ってストレス抜きたいですし、近場のレッドバロンの工場長の整備能力は私より5ランクほど上ですので、お願いした方が絶対手っ取り早い。また、レッドバロンは巨大チェーンですので、各モデルのトラブル及び整備記録(いわゆる持病)も店舗間で共有しているということで、そういう面でもよろしいかと。

今回はステアリングステムナットが緩んでガタついていたということで、これを締め付けてもらってあっさり解決しております。ステムベアリングには影響がなかったようなので一安心。こんなの換えていたら修理費がかさんでしょうがありません。

カウル外す必要あるんで長期入庫になるだろうなぁと思い、ついでに1分山くらいになってたタイヤと、もう旧時代の遺物となったオレンジのヘッドライトをLEDの白色ライトに変更してもらうことにしました。私が走るのは大概夜なので、やはり夜道を照らすライトにはこだわりたい。(田舎の夜道はタヌキなんかが横切りますので・・。)取り付けと銘柄についてはお店におまかせ。(本来はハイビームも一緒にLEDに変更したかったのですが、電圧の関係でなにやらうまくいかないらしく、ロービームのみLED換装となりました。まぁほとんどロービームしか使わないので、それでまったく問題はありません。)

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(夜間撮影の図。ハイビームにしてあります。ロービームが白色で、ハイビームがオレンジ光なのがおわかりでしょうか?)

タイヤ交換についてですが、GL系でタイヤを余裕を持って交換しようとすると大体1万2千㎞くらいがライフサイクルです。銘柄は特段何らの不満も感じていない純正ブリジストン、エクセドラG704を履き続けることとしました。ことほど左様にホンダ様指定の純正タイヤは良くできている。ちなみにハーレーのローライダーは通算5回タイヤを履き替えているのですが、純正ダンロップからミシュランを経由して、メッツラーに辿り着き、以後ずっーとメッツラーとお付き合いしています。(メッツラーは指定空気圧だとかなり固いけど、少し空気圧を下げると私の好みのフィーリングになります。)タイヤも結局「今よりグリップを上げたい」とか明確な目的がなければ不満のないものを選んどくのが無難。個々でライディングに個性があるように、どのタイヤがいいというのも人によって様々でしょう。

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(レッドバロンの整備依頼票。GLクラスになると扱える販売店は地方ではホント少ない。)
で、トータル金額9万1500円ナリ・・・グハァ(吐血)首都破壊モードのシン・ゴジラのように口から変なガスが出てます

正直レーザー光線が出る尻尾をぐるぐると振り回し、爆笑しながらあらゆるものを破壊したい気分ですが、まぁ何かあれば金を喰うバイクなんで、この程度の修理費は仕方ないのかも。いずれにせよ今回の整備でF6Bが「ビシッと引き締まった。」てな感じがいたしました。やっぱりステアリングまわりがしっかりしてないとバイクは駄目ですねぇ・・。これで当分は金をかけずに乗れそうです。(というか、そう願いたいですわ・・マヂで・・・)