前回顔が終了しましたので、今回はちょっとばかり服の塗装のお話を。ヨーコさんの色見本では上着(ジャンパー)の色にメタリックが若干入ったパープル系統を指定しています。これはアンチスパイラル編でちょこっとだけ出てきたヨーコさんの服の色を忠実に再現したものなんですが、でもこの本編の色設定自体私はちょっと納得いかなかったんですよね。

テッペリン攻略編の14歳のヨーコさんの色指定は「オヤジ殺し」として「完璧に計算されたもの」だったと自分の頭の中だけで解釈していまして、いくら21歳になったといえども、私のその計算式に存在しない紫という色使いにはイマイチなじめなかったわけです。

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第1話で出てきたヨーコさんは我々の世代(当時はまだ30代)には相当な衝撃でありました。ブラとホットパンツでかなり際どい露出。しかもまとっているカラーが白、黒、赤、ピンク。そしてアイコンのドクロ。これはアカン

これは、幼少期に我々の深層心理に「お色気お姉さんキャラ」としてさんざん刷り込まれているドロンジョ様」のアイコンカラーだ。ドクロの髪飾りもドクロベェ様を連想させずにはおかない。加えてモロ肌脱ぎにお色気カラーの「ピンク」をマシマシときては、俺たちの世代を釣りに来ているとしか思えない。キャラがどうのとか設定がどうのとかいう前にこの色使いに「本能的に逆らえない」ものを感じる。少なくとも私には「釣り針が見えてても食うしかない」くらいの吸引力があったわけです。

(近年「幼いドロンジョ」というさらにド直球な類似の釣り針を「夜のヤッターマン」で垂らされてしまい、

「お、おい、、これ釣り針見えてるぞ!ハミでてんぞ!!ミ、、ミエミエやないか!!!ふざけんな!!!!なめとんのか!!!!!怒るでしまいに!!!!!!」

といいつつ、豪快に「二度釣られる」というお約束を演じてしまうわけですが、これはロード・オブ・ザ・リングに出てきた「ウルク・ハイ」の近親種「オタク・ハイ」というデミ・ヒューマンの「種族上の特性」であり私が悪いわけではありません。

このようにヨーコさんのカラーリングは「完全に計算されたオヤジホイホイ」であると自己分析しており、それを安易に変えてしまうと自分の中での「ホイホイ吸引度が低下」してしまうわけです。ですから、私は今回VISPOさんのYO-KO21についても可能な限りこの初期カラーリングを維持したかった。そう、理由はまさに自己都合、自分の萌えのためのみ。原型師の造形はもう最高なわけですから、アニメにおける色指定の違和感を自分のフィギュアにまで持ち越す必要はない。

結局紫指定のスカジャンを「白、黒、赤、ピンク」の基本要素に色変更しちゃってます。ただ、ピンクをあまり全面に出すとエロエロになるか幼くなるかイッちゃってるみたいになるかのいずれかになるので、ピンクは目立たぬように裏地に持ってきてます。

格好いいこと言ってるけど、指定の紫メタなんて発色がメチャメチャ難しそうだからめんどくさくてやりたくなかったの!!白だとサフの色そのまま使えるしな!ぶわっははぁははは!!(←あっ・・ダメ!本音が思わず・・)

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(塗装と服の組立が終了し、保管している状態のヨーコさん。これがホントの箱入り娘か??)


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(このアングルの写真が多いですが、単に自分の好みです。)

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(背中のドクロマークはこんな感じです。美尻の割れ目がパンツからきっちり除くのがVISPO様の素晴らしさです。ドクロよりお尻が撮りたかったのはアングルから察して下さい。)

この色変更によりホイホイ吸引度が完全に維持されたと勝手に納得しています。スカジャンの色変更しちゃったんで、どうせならとブーツの甲部分に黒の差し色入れたりしてしまいました。塗りの段階ではもう色見本の写真は見ておらず、自分の記憶と主観で塗っております。

こういうことを製作途中のフィギュアを眺めつつ、酒飲みながら「あーでもない、こーでもない」と考えるのもまた楽しいんですよね。こういうのは完成済みの市販フィギュアでは絶対に味わえないっす。ガレージキットには「製作を失敗してSAN値減少にみまわれ精神崩壊に至る」リスクもありますが、それ以上の「喜びや妙味」もある。フィギュア製作は楽しさと恐怖が同居した、甘くて苦い、妄想世界なのであります。