ガレ-ジキット(キャストモデル)を作る際の私の模型用具(最小限で最大の効果を求めて。)を紹介するその②です。

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ガレキ作り出してから結構経ちますが、私なりのガレキの製作手順とそれに対する私なりの失敗を交えた考察,私が身をもって「その性能と費用対効果を実証済のもの」、「これがなくてははじまらないもの」を紹介していきます。

パーツチェック→必要なモノ「廃油トレー」

ホームセンターで500円くらいで売ってる「黒い廃油トレー」重宝するので3つくらいあるといいかな。

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プチプチシートをしいてパーツが傷まないようにし、塗装後のパーツ置き場にも使ってます。プラ製で軽いし、溶剤にも強い。黒いので白いキャストパーツや塗装したパーツを見失う心配もありません。深さもありパーツが誤って落ちることもない。使わなくなったら、なんとバイクの「廃油トレー」にも使えちゃう!バイク乗りの私にとっては素晴らしすぎるアイテム。

キャストモデルは作る前にパーツがそろっているかの確認しなきゃいけません。これが最初の作業ですね。プラモデルのようにランナーにくっついているわけではなく、袋に無造作に投げ込まれてるだけですので、一目見ただけではパーツの欠品がわかりません。ディーラーは家内制手工業で袋詰めしているので欠品もそこそこの確率でおきてます。だから、トレーの上で組立説明書のパーツ案内どおりに並べてみてパーツがあるかないかを確認しましょう。

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(こんな感じで。)

存在しなければ販売元に連絡して取り寄せることになります。説明書には「パーツ欠品は購入後2ヶ月以内に連絡を。」と書いてありますが、実際はなかなかその期間内に連絡することはできません。販売中止してから数年後に作り始めるなんてのもありますから。購入直後にパーツチェックするのが理想なんですが、いざ作る段にならないとやらないですねぇ・・だってめんどくさいもん。

VISPOの片桐さんなんかはかなり古いモデルでも送ってくれます。古いモデルでパーツがVISPOさんのところにも在庫がないということで、VISPOさんの所有している試作品からパーツをとって送ってくれたことがありました。逆にこちらが申し訳なくなる。ガレージキットの老舗の方々は、生き残ってるガレキモデラーを大事にしてくれるので、こういうところは本当にありがたいです。この場を借りてお礼申し上げておきます。

離型剤剥がし→必要なモノ「タフデント」

キャストモデル特有かつ必須なのは離型剤を剥がす作業です。

キャストにしつこくこびりついている離型剤、こいつをなんとかしないと塗装が定着せず,後日の塗装でマスキングテープを剥がす時に塗膜を一緒にもっていかれる「皮剥の刑」「処せられて」しまいます。製作途中でこれを食らうとSAN値が大幅に減少します。数回食らった日には発狂状態になり製作を投げ出し、精神が北北西に逃げ去ってしまう可能性があるので非常に危険です。奥まったところや隙間にある離型剤落としは従来とてもデリケートでヘビーなジョブでした。あるケミカルに出会うまでは・・・。

そうそのケミカルこそ、入れ歯用洗浄剤「タフデント」。つーか入れ歯洗浄剤ならなんでもいいでしょう。

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ホワイトガソリン(←臭くて最悪。)やバイクのパーツクリーナー、中性洗剤、スプレー式のお高い離型剤落としなど紆余曲折を経て辿り着いたのがこれ。「ネットで入れ歯洗浄剤に漬けとくのがいい」というのを見て、マジかそんな訳あるかそんな簡単なら苦労せんわ嘘八百もいいかげんにしろこすらなきゃおちるわけないだろバカに・・・などと延々ブツブツいいながら試してみた結果・・・・

これ最強じゃん!!

入れ歯洗浄剤の素晴らしいところはブラシなどでゴシゴシしなくても良いところ。ガレージキットを先ほどの廃油トレーに入れて湯を注ぎタフデントを20個ばかし入れて1日漬けとくだけで離型成分は消滅。・・・楽すぎる・・・。今までオレは何をやっていたのか・・・

楽できるところは楽をする、これはとっても大事なことです。どの業界でもプロは高性能ケミカルで楽をしている。ある作業で楽ができれば、他の作業での集中力が増すからです。完成までのトータルな苦労が減り、より良い完成に一歩近づくという一石二鳥。

さらに「爽やかなミントの香り」というオプションまでがついてくる。洗浄したフィギュアに顔を近づけてスーハースーハーしても、いい臭いしかしない。分割されたフィギュアの胸元や太ももの「臭いを嗅ぎたい」というフェチの変態方にもたまらない逸品。安全安心高性能手間いらず。価格も安い。素晴らしきかな入れ歯洗浄剤。調達方法もとても簡単。じいさんのくすねるだけ。

次回は仮組用具について書きたいと思います。