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大和さんの製作記も3回目となりました。今回で最後です。自分としては顔が完成すれば、フィギュア製作は峠を越した感があります。

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私は仮組→下地処理→肌塗装→顔描き→服・その他の塗装→小物・ベースという流れで製作しますので、顔がパーツの中で真っ先に仕上がります。これは、私が顔を描くのが大好きで、はやく顔を描きたくて仕方ないから。(ちなみにバイクが絡むフィギュアですと、当然バイクが真っ先に完成します。)逆に顔が終わると、何か一仕事終わった感じがして、製作ペースがガクンと落ちたりすることもあります。

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POLY-TOYSの大和さんはパーツ分割も秀逸で塗りにそんなに苦労することはないのですが、大和型の特徴として「あり得ないほど巨大な46サンチ砲」を担いでいるということで、この艤装をどう表現するかがキットの一つの醍醐味というか、キーであるとも思っています。(砲塔は全て旋回、可動するように改造してあります。)

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市販の完成品はより多くの方の好みにあうようイメージに忠実に呉海軍工廠色で塗装していくのでしょうが、個人製作はその点、最大公約数的なものではなく自己満足度が高いものをいろいろと追求していけるので楽しい反面、選択肢の多さに頭を抱えるハメになります。自由って響きは良いけど、正解が何もないってことです。んでもって自分の中の正解を見つけることはなかなかに難しい。

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せっかく塗装をフリーハンドでまかされたオリジナル大和さんなのですから、逆に市販のモデルと違う雰囲気で仕上げたいですが、艤装が余りにも巨大なため、この塗装色が全体のイメージを決定しまうので悩みどころです。パンチのない甘い塗装色にしてしまいますと、キャラクターの兼ね合いもあって戦いからかけ離れたものになりそう。かといってやったことのない特殊な塗装法にチャレンジしても大失敗しそうで怖い・・。巨大な戦艦を人間サイズにした時にどうなるのか??スケール感もよくわからない。

いろいろと脳内で検討した結果、巨大な戦艦を人間サイズにしたらどうなる??という思考の迷路的な考察は切り捨てて、もうガトリングガンとか、スナイパーライフルとか大型重火器的に塗ってしまえという結論に達しました。

以上の通りでありますので、艤装は呉海軍工廠色仕上げではなく、多少手間はかかりますが、重鉄地肌剥き出し仕上げにしてみることにしました。

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基本的には全体を黒で塗装してから、シルバー系を重ねて塗装する「黒立ち上げ塗装」ベースで仕上げています。明度の違う数種のシルバーでパーツごとに若干色を変えながら、ややグラデーションをかけた後は、スーパークリアーⅢで一旦コーティングして、エナメルの黒を薄めて全体をウォッシング。このウォッシング工程で一気に重厚感が出てきます。

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ウォッシング後はテカリを消すため、「つや消しのなめらかスムース」と「スーパークリアⅢ」を半々で溶いたもので再度コーティングします。

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あとはエッジ部分に根気よくシルバーをドライブラシして角を強調すれば、重鉄っぽい質感の艤装のできあがりです。チッピングしてさらにリアルに・・とも考えたのですが、使い込み感が出過ぎてもアニメ顔のフィギュアと相性良くないと思いウォッシングだけでやめときました。

下地から何回も重ねて色をのせていく重厚な塗装は市販品では手間がかかってなかなかできませんので、このように塗装すると結構手作り感が増しますね。
ベースは黒一色では芸がないので、折り紙で切った桜と戦艦マークのステッカーでデコっています。

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ということで、最後はぐるっと一回しして、(ネットを見ても余り横とか後ろからの写真がないようなので・・)大和さんの紹介を終わりたいと思います。

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(ブログ一番先頭の写真につながります。)